お勤めを終え、おまけに実験が黒焦げになった堀江貴文さん通称ホリエモンは、かつて、「世の中にカネで買えないものなんて、あるわけない」と言ったとされる。
「世の中にカネで買えないもの」。 見つけたよ。
経済成長。
アベノミクスと小渕内閣の激しい政府支出政策がどうちがうのか?わからない。
(2019/1/21後述; ↑ バカだな、おいら。 金融緩和 [アベノミクス]と財政出動 [小渕財政]の違いだよ。)
いずれにせよ、小渕内閣の激しい政府支出で、日本の経済成長は順調な軌道にのらなかった。
財政赤字が急激に膨らんだ。
カネで買えないもの、それは、経済成長!
いくらおカネを注ぎ込んでも、日本経済はデフレから脱却しないのだ。
ところで、アベノミクスは、壮大な社会・経済(ソシオ・エコノミクス)実験なんだそうだ。
浜田宏一米エール大名誉教授(内閣官房参与)が言っているそうだ;
こんなに大規模な実験は世界でもそれほど行われてない (Google)
実験物理学者 「実験経済学」者
世間では、経済とはおカネが回ることである、すなわち、経済がよくなるとはおカネがぐるぐる社会をまわることだと考えている人々がいる。おそらく、まちがい。資本制とは利潤がでることに意味がある。現在、日本の大企業は内部留保という「お金」をたくさん抱えている。時には、批難の的となる。でも、企業の内部留保とは守銭奴的にため込んでいるのではなく、投資先がないのである。ここで投資先とは利潤が出る、つまりはΔGが確保できる経済案件ということだ。そして、資本家さまの最大の任務は、投資である。現在の日本企業の経営者の最大の問題は投資家でないことだ。これは、本人たちの問題ばかりではなく、日本において成長する経済案件がないので、投資できないのである。一方、民間の投資が少ないので、政府が財政出動し、「投資」している。政府がやることなので、ほとんどが無駄な投資である。食税研究者と彼らの研究課題への投資なぞ、最たるものである([1] 「研究」したって日本は富まない 、[2] 無駄な公共事業としての肥大化した大学院教育)。そして、財政赤字が膨らんでいくのである。
3本の矢の内のひとつである成長戦略。これは、小渕内閣以降、全然進捗していない。理由は、ぬっぽんずんがまぬけだからである。成長戦略とは経済的事象ではなく、文化的事象(端的には、いわゆる、イノベーション)だからだ。イノベーションが実施できないのは、当事者の文明的器量が小さいからだ(関連愚記事; 想像力なき日本)。いくらカネがあってもダメなのだ。
カネで買えないもの、それは、イノベーション !
関連愚記事;
▼今回の原発事故で露わになったのは、原子力村に象徴される"ぬっぽんのえすたぶりっしゅめんと"事情。
あんなぬるいことしていて、高給もらっているんだから、経済成長なんかするはずがない。
なぜ、日本で経済成長が見込めないのか?それは、当事者たちがバカだからである。人災。
▼ 私ごとで恐縮ですが、おいらは、すほんかさま(資本家様)から、G(資本)を投下され、技術開発を行い、市場で売れるものをつくり、利潤あげなければならない。つまり、G+ΔG=G’ を実施しなければいけない。 このΔGが、結果的には、ぬっぽんのGDPの増加分の(極微量ながら)一部となる。つまりは、おいらは経済成長の最前線におかれているのだ。いつも、すほんかさま(資本家様)から、どつかれて、技術開発とG+ΔG=ΔG’ の実施に励んでいる。
でも、全然だめ。ΔG’ <0である。アカでてる。ゆるしてください。
理由は、おいらがまぬけ(=アタマが悪い)だから、技術開発の目標が達成されないのだ。カネとスペース(愚記事;スペースならある)は与えられているのに...。
カネで買えないもの、それは、おいらのまぬけの除去!
▼ あべちゃんのぬっぽん:大いなる実験 (アベノミクス 2013-)