いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

西田幾多郎の大東亜戦争肯定論をポンチ絵化

2009年08月20日 19時13分03秒 | 日本事情
拙記事: 西田幾多郎 「世界新秩序の原理」の周辺 に続いて、

西田幾多郎、『世界新秩序の原理』の主張をポンチ絵化してまとめてみますた。



■それにしても、この『世界新秩序の原理』は本当は誰が書いたのだろう?

内容、論旨、用語から見ると、高山岩男 (wiki)の『世界史の哲学』のものである。

書いてもらったなら、著者詐称だし、西田自身が書いたとしたら、剽窃である。

<世界新秩序>はどこから?

<世界新秩序>という言葉は西田(/高山)の造語なのだろうか? 

ところで、"new world order"はウッドロー・ウイルソンに由来するらしい。 Wikipedia: New world order (このwikiの写真で、なんとローズベルトが立っている。立っているローズベルトを初めて見た。)

ウッドロー・ウイルソンの名前こそ出てこないが、第一大戦後の世界情勢、つまり米英による世界秩序は高山の『世界史の哲学』で批判されている。 しかし、実のところ、<世界新秩序>の出所は、"new world order"なんでないべか?

大東亜共同宣言の"出所"が、大西洋憲章であるように.....。

究極の偽毛唐である。



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