▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第356週
■ 今週のよその猫 @ スペイン系
横浜市青葉区あざみ野
愚ブログの los Gatos: 「スペイン子にゃん軍団」、及び、「スペイン子にゃん軍団、面子紹介」
■ 今週の武相境斜面
■ 今週の草木花実
まだまだがんばるアジサイ
■ 今週、返した本
最近、中森明夫、『青い秋』(Amazon)と燃え殻、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(Amazon)を横浜市立図書館から借りて読んだ。中森明夫、『青い秋』は西部邁のことが書いているというので、おいらの意図で借りた。ゴシップ目的だ。一方、燃え殻、『ボクたちはみんな大人になれなかった』は、<荊の簪を挿した御方さま>が借りていたのを、読んだ。つまり、両者を同時に読んだのは偶然である。
両者に共通するのが、東京、中高年男、回顧、「サブカル」、「業界」人、遊蕩、非大卒、そして、大人になれなかった、だ。おもしろいのは、両者とも「大人」という「型」が脳内にあって、その「型」からの自分のずれを描いている。すなわち、「大人」は"サラリーマン”であり、結婚していて子供がいる。燃え殻、『ボクたちはみんな大人になれなかった』には"サラリーマン”が頻出する。
両者に共通する「大人」に観念的囚われているところ、そして、それを描いているところが興味深い。でも、なぜそんな観念に囚われているのかは、どうなんだろう。書かれているのだろうか。おいらの読みが浅いのか、よくわからなかった。
一方、両者ともその成因、すなわち、自分がなぜこういう人生を歩むことになったかの原因にも言及している。親のことや生育環境。かつて、「親について書かれていない」と批判された流行私小説とは違う。
■ 今週の「丑松」; 宿命とアメリカ、あるいは、リベラリズム
島崎藤村の小説、『破壊』は、被差別出身の丑松が、テキサスを目指して、田舎を去るという話らしい(wiki)。旧習に囚われた人生をリセットするため、アメリカを目指すのだ。
さて、今週の「丑松」は、もちろん、眞子内親王殿下だ。旧習に囚われた人生をリセットするため、アメリカを目指すのだ。
リベラリズムとは、その実社会での作用は、伝統的社会の解体と個人の「自由」を推進するイデオロギーとしてのものである。「保守」的な人々、すなわち眞子内親王殿下に共感しない人々から見て、その「自由」とは、伝統的社会を破壊する「放埓」、「無作法」と見える。
さて、今回の眞子内親王殿下の決断を実現させた最大の制度的根拠は、マッカーサー憲法(マック憲法)の第二十四条第一項では「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、・・・」に他ならない。これを根拠に秋篠宮皇嗣殿下は結婚を認めた。マック憲法のために、天皇陛下も反対できない。なぜなら、上皇陛下が「憲法を守り」と宣言しているからだ。リベラリズムを担保するマック憲法。
マック憲法を発布し 守り 使う
ところで、眞子内親王殿下は個人の趣向にもとづき今度の結婚を強硬したと、「保守」派の人々が激おこプンプンである。でも、違った視点を、おいらは、思いついた。保守的生き方とは先祖伝来の生き方、理想を自分の代でも実現しようとする意志であるとするなら、アメリカ流のリベラリズムこそが遵守すべき「伝統」と眞子内親王殿下は子供の頃から刷り込まれてきたのでないだろうか? 「保守」的な生き方の惹句に「自分が居るべきところに居るといふ実感、 その宿命感だけが人生を支えている」というのがあるらしい。自分が居るべきところに居るといふ実感は、アメリカに居ることであると眞子内親王殿下は思っているのはないかと考えれば、説明がつく。
リベラル事始め;生き方はアメリカ人のように
■ 今週の「止め壁」
■ 今週の初めて降りた駅;たまプラーザ
初めて東急電鉄の田園都市線に乗ったのは10年少し前。初めてたまプラーザ駅に降りた。今までは用がなかったからだ。
■ 今週の「アカ」。 そのたまプラーザ駅で降りて、見た;
「アメーラ 」(google)って初めて知った。トマトの1品種らしい。「アメーラトマト」とは、静岡県の農業試験場で開発された高糖度のトマトブランドです。1994年に発表。
■ 今週の購書
たまプラーザ駅に降りた理由は、大古本市に行くため。
江藤淳の『漱石とその時代』は持っていなかった。あったので買う。3,000円。
■ 今週の購書;通販編
玉蟲左太夫の『航米録』の現代語訳を先週購入した。原文を含む本が、案外、安かったので(読めないのに)買う。500円しない(Amazon)。来た本は、読んだ形跡がなく、1974年の岩波書店の新刊案内がそのまま入っていた。ちなみに、「家永三郎」の名が入る本を買ったのは初めてだろう。
■ 今週の待機
ワクチン接種をした。接種後、15分待機する。腕に待機終了時刻を示すシールが貼られた。時刻が来ると、「管理人」が「おまい、帰ってよし」と指示してくれた。
■