カナダ王国 [wikipedia] の思い出; It was twenty years ago today
1997年8月31日、あるいは翌日頃、カナダ王国にて。
メイプル・リーフ旗が半旗になっている。
20年前、この世にデジカメなるものは、あった。
ただ、20年前のデジカメは、画素数が低く、その割には高額で、事実上、使い物にならなかった。
したがって、現在デジカメでこの現実を撮りまくりのおいらは、20年前は印画紙に写転するフィルムを装填したカメラを使っていた。今から思うと大違いなのが、シャッターを押す決意である。今日現在、ちょっとでも興味のあるものはデジカメにて何でも撮る。しかし、20年前は違った。フイルムカメラなのだ。興味を持った現象を吟味して、よく考えて、フイルムのコストを考えて、シャッターを押すか否かを考えざるを得なかったのだ。
そんな20年前、カナダ王国でカナダ国旗、およびユニオンジャック他の半旗を見て、写真を撮った。
これは撮るに値すると判断したのだ。
まさか、20年後、こうして世間様にご覧いただけるとは、想像もしなかったのだが。
古いアルバムより
1997年8月31日、あるいは翌日頃、カナダ王国に半旗が掲げられた理由は、ダイアナ妃が死んだからだ。
大英帝国の princess of Wales が革命国家フランスのパリで死んだのだ。
パリは王族の血に飢えているのだ!(???)
カナダは王国である。 国王はエリザベス2世に他ならない。
その国王・エリザベス2世の「家」に嫁いだが、離縁したダイアナ妃が死んだのだ。
その時、カナダでは、このことでもちきりだった。
CBC=BBCのカナダ版では、ロンドンのBBCのダイアナ妃の葬列を生中継し、かつカナダの現地時間に合わせて再放送していた。
カナダは王国なんだよ。
そして、この年、1997年、カナダは隣国・米国と「鮭戦争」を勃発させるのだ。