いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

カナダ王国の思い出; It was twenty years ago today

2017年08月31日 20時41分18秒 | その他

カナダ王国 [wikipedia] の思い出; It was twenty years ago today

1997年8月31日、あるいは翌日頃、カナダ王国にて。

メイプル・リーフ旗が半旗になっている。

20年前、この世にデジカメなるものは、あった。

ただ、20年前のデジカメは、画素数が低く、その割には高額で、事実上、使い物にならなかった。

したがって、現在デジカメでこの現実を撮りまくりのおいらは、20年前は印画紙に写転するフィルムを装填したカメラを使っていた。今から思うと大違いなのが、シャッターを押す決意である。今日現在、ちょっとでも興味のあるものはデジカメにて何でも撮る。しかし、20年前は違った。フイルムカメラなのだ。興味を持った現象を吟味して、よく考えて、フイルムのコストを考えて、シャッターを押すか否かを考えざるを得なかったのだ。

そんな20年前、カナダ王国でカナダ国旗、およびユニオンジャック他の半旗を見て、写真を撮った。

これは撮るに値すると判断したのだ。

まさか、20年後、こうして世間様にご覧いただけるとは、想像もしなかったのだが。


古いアルバムより

1997年8月31日、あるいは翌日頃、カナダ王国に半旗が掲げられた理由は、ダイアナ妃が死んだからだ。

大英帝国の princess of Wales が革命国家フランスのパリで死んだのだ。

パリは王族の血に飢えているのだ!(???)

カナダは王国である。 国王はエリザベス2世に他ならない。

その国王・エリザベス2世の「家」に嫁いだが、離縁したダイアナ妃が死んだのだ。

その時、カナダでは、このことでもちきりだった。

CBC=BBCのカナダ版では、ロンドンのBBCのダイアナ妃の葬列を生中継し、かつカナダの現地時間に合わせて再放送していた。

カナダは王国なんだよ。

そして、この年、1997年、カナダは隣国・米国と「鮭戦争」を勃発させるのだ。