いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第49週

2015年10月03日 19時27分38秒 | 草花野菜

■ 今週の看猫

■ 今週の空

■ 今週の草花

■ 今週のポツダム宣言忘却

 
google: 遅れて会場入りした安倍首相、プーチン露大統領のもとへ小走り

今年の夏、70年談話のことが国会で取り上げられた時、われらが安倍ちゃんは、「ポツダム宣言なんて知らないよ!」といったと伝えられる。一方、安倍首相は対露外交に御執心。このことは「保守派・右翼・非米派」の人たち(例えば、馬渕睦夫など)にも期待されている。罵倒しているのは、これも我らが中川八洋センセである(プーチンに北方領土を貢ぐ安倍晋三の「反日」狂気)。現在の世界政治で、ロシア・プーチン、インド・モディ、トルコ・エルドアン、そして日本・安倍がある種の世界同時多発現象らしい。これらの国はかつて帝国であったという共通点がある。彼らは、今はともかく、少し前まで、米国政府から「ナショナリスト/民族主義者」として睨まれていた。実は今でも米国から「監視」されているに違いない。

インド・モディ: ヒンドゥー至上主義、反イスラーム主義的言動でも知られる[1]
我らが安倍ちゃん: 靖国神社参拝で米国政府失望
トルコ・エルドアン: イスタンブル市長として活動中の1997年に政治集会でイスラーム教を賛美する詩を朗読したことがイスラーム原理主義を煽動したとして告発される[2]
ロシア・プーチン: いわずもがな

しかし、これらの旧帝国は今がんばって国力を伸張している。それに対し米国も現実的に対応しなけれならず、オバマ政府も協調しなければならなくなった。その潜在的「枢軸国」との付き合いを、われらが安倍ちゃんは、戦略的にやっているつもりなのだろう。

隣国ロシアとの平和条約がないのは問題で解決しなければならない。この日露条約を阻んでいるのが北方領土問題。ふた昔前は北方領土問題で妥協することは右翼が許さないことであった。そして、今日、おいらが指摘したいのは、北方領土問題とは別に、ソ連のポツダム宣言違反、日帝降伏兵士のシベリア抑留問題=奴隷労働問題である。この捕虜奴隷労働問題についてロシアに責任をとらせなければならない。そして、その根拠は国際法とポツダム宣言だ。9項にある。

九、日本国軍隊ハ完全ニ武装ヲ解除セラレタル後各自ノ家庭ニ復帰シ平和的且生産的ノ生活ヲ営ムノ機会ヲ得シメラルヘシ

武装ヲ解除セラレタル後各自ノ家庭ニ復帰シ[3]とある。奴隷労働をするとは書いていない。

われらが安倍ちゃんが「ポツダム宣言を詳らかに読んでない」とは、捕虜奴隷労働問題が日露交渉での難点になること(国内本当の愛国者が騒ぐ)を見越しての発言なのだ。プーチンとの交渉が頓挫するのを恐れたのだ。絶対そうだ。間違いない(??????)。

▼[3]  各自ノ家庭ニ復帰シ:大元帥の復員

ひろひとさんの「ポツダム宣言」順守を見よ! (参考愚記事;大元帥/ファミリー・グランパ・転移