- 一切の執着を捨て去ったものども -
まだ生き残りの蝉が発声にがんばっている今朝、もう半袖もおわりかな?と感じるくらい涼しかった。
そして、おいらは、どんぐりが足許にわらわら落ちていることに気づく。
その個体数は、亡骸となって無残にさらされている蝉より多いではないか。
どんぐりたちは、下に放たれているのだ。
しかも、みんな「帽子」被っていない。おいらは帽子をかぶったどんぐりが好きだ。
こやつらの帽子はどうしたのだろう?
その疑問を解消するために、そもそものやつらの出自を見上げた。
帽子は樹木本体に残っているのだ。
これは「帽子」ではなく、放下(ほうげ)[google]の発射装置だとわかる。
すごいな、どんぐりたち。
さて、この「帽子」は殻斗(かくと)と命名されている、とググって知った。Google [殻斗]