いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

理由(わけ)あって、タイ焼きのアンに...

2011年02月06日 18時43分00秒 | その他




銀のあん::青森県産ふじりんごがたっぷり入った「りんごカスタード」

大型モールに行ったら、タイ焼き屋で季節ものが売っていた。林檎のアンが入ったタイ焼き。林檎をつぶして、タイ焼きのアンにしたもの。わけあり林檎をつぶしたんだろうなぁと思う。わけあり林檎の成仏のために買って食べた。いつだって、おいらはわけあり林檎の成仏のためにがんばっている(愚記事;傾く林檎)。

■わけありでしかない就活ポスドク。面接でなんて説明するんだろう。雇用側だってバカじゃなんだから、食税研究職に就けなかったからの就活ってわかってんだろう。

でもさ、わけありリンゴだって、アップルパイだのアップルジュースだのアップル加工品の需要が激増すれば、わけありでもない普通のリンゴも、アップル加工品に、良い条件で、なるのだろう。そうすれば、アップル加工品=わけありという偏見は薄れるのかもしれない。 なにより一番のインパクトは、あの山中センセが京大教授をやめて、"実用化"のためにベンチャーをつくって、death valleyに御出馬することだろう。おいらはまってるぜ(でも、こうならないようにね)。

理系ポスドクよりすごいのが、三振法務博士(Google)。三振法務博士は自己説明に苦労するのではないか?

■これはいかにも2ちゃんねる的なものだ。実際ここまで直接には聞いてこないとは思う。人権問題上。でも、面接側は、聞かれなくても、自ら応募者が下記質問群への応答をすることを望んでいるのではないか?それを説得的に弁明したとき初めて採用されるのではないだろうか?
理系ポスドクは、法務博士⇒博士、法曹・弁護士先生⇒食税研究者と読みかえるべし;
「新卒時に就職しなかったのは何故ですか?」
「履歴の空白の理由は?」
「今まで就職活動はしなかったのですか?」
「法務博士というご立派な肩書きを持っているのに、法曹として働かないというのはどういうことですか?」
「30歳の今働きたいと思っているのに、20代の時は働きたくなかったんですよね?」
「空白期間に身につけたことは?」
「もしかして不況の今なら他の無職に混じって採用されるんじゃないかと思ってませんか?」
「自分なりに一生懸命生きてきた? 一生懸命に勉強して無職ですか?」
「23才以降は普通なら自立して生活しているわけですが、今までの生活費学費はどうやって得てきたんですか?」
「あなたは弁護士先生が向いてますよ、今簡単なんでしょ?」
「貧乏しているはずなのにどうしてそんなに太ってるんですか?」
「なぜ職歴を伴わない資格や学歴ばかりあるのですか?資格よりも職歴を先に得ようとは思わなかったのですか?」
「弊社は営利企業ですので、資格学歴を得ることに夢中になってきた人よりも一生懸命働いてきた人を評価します」
「元々資格は働くためのものでしょう?資格勉強のために無職だったって本末転倒だとは思わなかったのですか?」
「長年無職を続けてきたのに、今更法曹を諦めるって悔しくないんですか?」
「なるほど、つまり、法曹になれないという消去法で弊社を志願したと?」
「リーダーシップを発揮したご経験は?」
「法曹になることを挫折したあなたを雇うことで弊社にいかなるメリットがありますか?」
「今から時間を差し上げますから、法科大学院まで出て三振までしたあなたが弊社で活躍できる理由を
 合理的かつ納得できるように説明してもらえますか?」


■世の中厳しいですよ。挑戦のツケとかいわれちゃいますからね。