おいらが愚猫、くろさんがお昼ねを安穏としている画像にあらず。
おいらにえさをもらって安穏としていては野生の魂を忘れてしまうだろうとすんぱいし、
親心で、全然まったく不本意ながら、心を鬼にして、
おそろしいぃー、どら猫の鳴き声をおいらが発し、「特別ぐんず演習」を行ってあげた。
バスケットボールのディフェンスのように両手でくろさんの逃げる先を牽制しているので、すくんでしまっているのである。
いうまでもないが、この修行の間、くろさんには指一本触れていない。
そして、耳が折れている。
耳折れ兄弟も恐怖下での突然変異でできた新種だと、おいらはにらんでいる。