いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

なぜ、美代子に頼むのか?

2007年06月10日 21時09分08秒 | 日本事情
- - 美代子、あれは詩人だ。 石を投げなさい。- -

荒川洋治


■さて、昨夜の、 賤吏(せんり)に甘んずるを潔しとしなかった。いくばくもなく官を退いた後は、(略)、人と交を絶って、ひたすら詩作に耽った。虎に変態しつつある博学才穎の李徴センセは、その詩を旧友に披露するも、

 しかし、旧友は感嘆しながらも漠然と次のように感じていた。成程、作者の素質が第一流に属するものであることは疑いない。しかし、このままでは、第一流の作品となるのには、何処か非常に微妙な点に於て欠けるところがあるのではないか、と。

つまりは、博学才穎の李徴センセは、石を投げつけられなかったのだ。被投石の皆無。役人時代は無答責、詩人になっては無被投石の日々。それが李徴センセのずんせいだ。

石を投げつけられる者は幸いなり。

●一葉の詩もうたうことなく、石をぶつけられる人々。


生まれながらの詩人たち。(右側、機動隊)
それにしてもこの左側のやりたい放題のぼんくらどもが今では還暦となりて、
これからは、彼らのために年金をおいらたちが払うと思うと.....。 
ぬっぽん、マンセー!



■っていうか、今日の記事の動機は、なぜ、美代子に頼む? 美代子って誰?



美代子、石を投げなさい。ふとんばかり叩いていないで。

否!。わたすがすずん。「引越し! 引越し! さっさと引越し!」
わたすに石を投げて! 

ちなみに、美代子さんも団塊のようだ。