いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

おいらの梅の実

2007年06月04日 20時56分33秒 | 草花野菜


■愚民党も第二愚民党も最悪である。これで選挙に行く人の気が知れない。

特に、安倍首相の菅直人元厚相非難は、政治的自殺に匹敵する。 もちろん、菅直人は最悪である。だからこそ、菅が シンガンス の釈放要求に署名したことは、まさに、 マヌケ である。マヌケ と喝破した安倍ちゃんはすばらしい。 つまり、菅なんて政治家は シンガンス や北朝鮮工作組織の無定見な支持者にほかならないことを明らかにした。そういう菅なぞが、拉致被害者の救済なぞできるはずもないから、我々がやると安倍ちゃんが決意し、実行しようとすることは望ましい。つまりは、ばかにしているのである。余裕がある。

ところが、今回の社会保険庁の監督不行き届きの件。善処する責任は、現政権にある。現政権は引継ぎのとき政府を点検、リセットするのが建前である。 それが、不祥事・失政が勃発するとそれを他人のせいにする。今は責任の位置にいない元大臣になすりつけようとしている。必死である。全く余裕がない。坊ちゃんなのに、ビンボーくさいぞ。

http://www.jimin.jp/jimin/jimin/2007_seisaku/nenkin/pdf/2007_nenkin.pdf

そもそも安倍ちゃんが保守本流の政権なら、 マヌケ な菅が大臣であった所管官庁こそ、チェックすべきではないか? シャホチョウの倉庫に シンガンス が5000人くらいいるかもしれないぞ! まあ、もっとも、当時は自社さ政権であり、安倍ちゃんは当時自民党議員として衆議院の首相選挙で、村山富市、と書いたはずである。軸がぶれない保守本流の安倍ちゃんに感動した!

先の大戦でも、近衛文麿やその側近の細川護貞など、庶民からみて政権の中枢にいって結果亡国を至らしめた本人たちはけろっとしていて、口々に東條ら軍部が悪いと本気で言っているのには、おどろくばかりである。 自分たちは悪くない、悪いのはやつらである。こんな子供だましの物語で生きている旧お公家さんたちが、戦後、よすがとしたのが、これまた米英撃滅国民大会を主催した朝日新聞(NHK朝日新聞バトル。でも貴公子さまがすき。 )であることは、このブログがしつこいくらいいつも指摘することである。 「おいらが死んでも、細胞ひとつひとつがばらばらになっても、そのひとつひとつが口を有し、『お公家さんと朝日は亡国集団です!』」と叫んでやる。

さて、そんな、「自分たちは悪くない、悪いのはやつらである」と必死な安倍ぼっちゃんが必ずしもピンチでもない理由は、第二愚民党が小沢一郎・渡部恒三を頭とする田中派残党にほかならないからである。第二愚民党どころか、愚民党本家である。小沢、そんなに不動産溜め込んでどうするつもりだ!?たぶん、不動産なんか溜め込んだって政治的にはどうにもならないことはわかっているのだろうが、三つ子の魂百まで忘れずで無定見に溜め込んでいるのだろう。

ふがいないのは、民主党の、年金問題や憲法問題をまじめにやっている若手議員である。彼らは田中派残党を粛清しないかぎりせっかくの自分たちの成果も日の目を見ないことを忘れないでほしい。まずは小沢に辞めて貰え。