いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

仙台参り①:概略

2005年05月21日 07時30分14秒 | 仙台・竹雀・政宗
【北上】
朝八時半出発。東北道を北上。磐梯、安達太良あたりの山やまはまだその頂きに雪を残している。


【事故った】
12:30頃、仙台でインターから降りて一般道へ合流するとき、20トントラックに追突される。

1時間ロス

トランク開かなくなった。

【仙台市博物館】
企画展「動乱の幕末 -仙台藩新時代への15年-」

幕末の仙台伊達家の動向を示す史料の展示。

幕末維新で仙台伊達家は、薩長の新政府に対抗して奥羽越列藩同盟の盟主となり抵抗した。これは佐幕・勤皇の対立で、佐幕についたというものではない。徳川家が幕府をやめたので、大藩大名家として日本の主導権争いに参加せざるをえなった。奥羽越列藩同盟では上杉、新政府は薩摩島津、長州毛利など戦国時代に徳川家の競争者であって、かつ屈服し存続してきた大藩。彼らは大藩なので日本への責任がある。

よきにせよ、悪きにせよ、勝ったにせよ、負けたにせよ、仙台伊達家は幕末維新で大きな役割をした、内戦をしたのだから、わりにはその大きな役回りを仙台伊達家の誰がなにをしたのかは、薩長あるいは徳川家のそれらに比べると、世間一般には知られていない。一般書も少ない。

まず、人物名でいうと、伊達慶邦、大槻磐渓、玉虫左太夫など。

玉虫左太夫。仙台の「小栗上野介」みたい役回り。本が出てる。

玉虫左太夫『航米日録』を読む―日本最初の世界一周日記

ちなみにこの本、品切れですが、仙台市博物館のショップに複数ありました。仙台在住のひとはどうぞ。
仙台市博物館の政宗胸像

【八木山動物園】


【大手門跡  澱橋  48 木町通り 牛タン屋】

 
仙台の牛タンは、いま牛タンブームで日本各地で売っている薄切りのものとは違い、厚切り牛タンに切れ目を入れてかみごこちをよくしたもの。加熱は、煙ぼーぼーの直火でやくので「焼き」と「燻製」の効果が入っている。それで、牛タンがとても高くなっている。この「定食」で2000円近い。

【17:30 東北道南下】

22時過ぎ、帰宅。