いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

『東アジアの思想風景』 古田博司

2005年05月08日 19時39分39秒 | 



先日買い損ねた本を落手できた。

楽天の中古本市場には欲しい本、探している本を登録すると潜在出品者に情報が行くらしい。このシステムなぞは周知のことなんだろうけど、おいらは初めて使った。

希望の価格も入力せねば。『東アジアの思想風景』 古田博司は1000円で中古市場に出ていたので、1500円を出せる価格とする。

なんと、翌日にはメールで売ってもいいですよという御仁があらわれた。しかも郵送料こみで1500円。うれしい。

来た。ネットでしか見れなかった、廃墟となった電車の写真が表紙。

最初ネットでみたときから意味ありげで印象深かった。なにを言いたいんだ?東アジアの思想風景は廃墟ということか?廃墟となっても「アパッチ族」にさえ相手にされず、屍をさらしつづけていることか?そもそも、半島や大陸には「アパッチ族」みたいな禽獣はいません、といいたいのか?