alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

子供の世界

2009年08月22日 | 子どもから学ぶ
 れんちゃんが生まれることになる少し前から
子供の世界に興味があって それを知りたいという
気持ちもあって 子供がちょっとほしいかもという
そんな気持ちになっていた。


 なんでそんな世界に興味があったのかというと
私が読んでたボーヴォワールやアラゴンなんかが
小さい頃に すごくしっかりとした自分の世界を
持っていて 大人がそれをわかることなく
「子供扱い」をされていたことに かなり腹を立ててたからだ。


 そんなにも 子供って 自律した世界を持っているのかな
それが不思議だったけど れんちゃんを生み
子供と接する機会が増えて ほんとうに子供ってすごい!と
圧倒されることが多かった。


 特に関心してしまったのは 先日旦那の実家に行ったときで
彼の実家のお父さんはプールの監視員をしてるので
必然的にれんちゃんも何度かプールに行くことになり
私も同行していった。 私はといえば 小学生のころから
プールが大の苦手で なんども体調を悪くして横で座っていたし
中学や高校といえばプールが義務でない学校をあえて
選んだほどだった。 だけどいい加減泳げないとな
そう思って少しはプールにつかってみるけど
毎年毎年 やる気がでない。


 だけどそこにはめちゃくちゃ泳げるしっかりとした
子供達が沢山きていて 私がたまたま出会った子は
私のコーチをしてくれて 鬼コーチは「もっともっと!
足ついちゃだめ!!!」とすごい剣幕で私を怒って
仕方がないからひたすら練習することになる。
ところで彼女は何歳なんだろう?聞いてみると三年生。
ちなみに私と一緒にビート板で横で泳いでくれてた子は
なんと小学一年生。でもこんなに泳げるんだな!
しかも今日は一人でバスで来たんだそうな すごいなあ

 
 彼女たちは ほんとうにしっかりしていて
小さい子の世話もしてくれて 子供たちだけの世界をみてると
ほんとうに大人だなあ!と関心させられ 何もできない
自分がなんだか哀しくなってくる。

 今日もれんちゃんをつれて公園に行くと
男の子たちが寄ってきてくれ 「見てみてー!行くよ!」
といろんな技をみせてくれる。まーよくそんなところ
身体をよじって行けるよなあ!というようなことを
あれやこれや見せてくれ れんちゃんの世話までしてくれ
ところでいくつ?と聞いてみる と でたでた まただ
「7歳」だって!


 れんちゃんを生んでから なんどこのしっかりとして
ちょっと偉そうな「7歳」に出会ったことか!
7歳って 小学校では一年だけど 公園だとか
外の世界では もうかなり立派で色々できて
私より沢山のことを知っている。以前私がであって
昆虫や動物について色々と説明してくれた男の子は
なんと4歳だったけど 本当にしっかりしてて
私は「すごいねえ!!お姉ちゃん何にもしらない、、、」と
関心するばかり。大人は子供を「子供」というけど
ランドセルしょった小学生を「ちびっこ」としか
思ってないのだろうけれど 子供ってすごいよなあ
勇気あるし 体力あるし できないことに挑戦するし
学ぶこと 知っていくことが 楽しくて仕方ないような

 そんなきらきら しっかりとした 大人顔負けの
小さな大人は いつからその輝きをどこかにやってしまうのだろう
子供がそんな世界観のまま ちゃんと成長していけば
大人になったらはるかに力を持った人になる
そんな気がしてならないけど 何かがどこかで
終わってしまう なんだかそんな気がするなあ


 保育園にいれてしまったら れんちゃんはもまれて
成長するのだろうけど 私は保母さんなわけじゃないから
子供の世界をかいま見れない それはちょっと残念だ。
せっかくだから もっと沢山子供に出会って
勇気もなくって 体力もない そんな自分が恥かしいけど
いろんなことを教わりたい。

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