alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

最終日

2010年08月19日 | フランスあれこれ


 以前のパリ滞在から計1ヶ月くらい
いさせてもらって 天気の悪いパリも
しっかり体験し いろんなことを考えたけど
そんなパリ も 今日でおしまい。
ブログを書いてる場合じゃないけど
でもなんだか手 は 動いてしまう。


 この一ヶ月で行きたかったカフェには
ほとんど行かせてもらい パリのカフェ地図も
だいぶわかって まだまだパリは魅力に
満ちているけれど カフェに関しては
それなりにみたかなあ と いう感じ。
まあカフェっていうのは 見るものじゃなく
誰かと一緒にいくものだけど
その方がよっぽど楽しいわけなんだけど。




 またここに来ることはできるのだろうか
正気で一般的に考えてみたら
ほとんど不可能なんだけど
パリにきて1ヶ月半後にまた戻ってしまった
私みたいなバカな場合は
また戻ることもありうるのかも。


 この1週間はずっと天気も悪く
雨が降ってとても寒いし灰色で
神様に試されてるような気持ちになった。
「思い出すかい?パリの冬は灰色なんだよ
ここで鬱になっただろう?それでも
パリがいいのかい?」またパリ症候群に
なるのだろうか いやあの時よりは
だいぶ語学もあがったし
フランス人の友達だってだいぶ増えたし
なんだかんだいってもパリはやっぱり
美しい し 大丈夫?とも 思うけど。




 昨日は最後だからと大きな本屋にいって
パリ政治学院時代の苦しい思い出に満ちた
その店の中でフランス文学だとか哲学の
コーナーに行き うーんやっぱり読めないなあ
と思っていたら またお腹が苦しくなってきた。
この店にいく度に後悔するけど
だけど少しは読めてる訳で 新聞だって
まえよりはずっと理解できるようになったしなー


 とはいえフランスの壁は厚くてとても高く
そびえたち なかなか私には太刀打ちできない。
またいつか 来る日のために 日本で
日本語でまずは勉強しとこうか。
哲学もちょっとは勉強したい
うちにある本をちゃんと読もう。
そしてまた今度来た時に は 
読めない という 恐怖から 少し
開放されるといいのだけれど。


 フランスの壁は厚いけど
毎日「え?何?」と聞き返されて
もー!!くやしいと思うけど
レベルは上がっているのだろうか
扉は少し 開きはじめているのだろうか
2つの言葉で生きること が どういうことか
私にはまだわからないけれど 2つ目の言葉といったら
もどかしいばかりだけれど それでも私は
きっとまた 続けようとするのだろう。





 パリの日々 は 本当に
夢の中にいるようで 本当なのか
本当に私はセーヌにいるのか
本当にポンデザールに来たのだろうか
わからない と思っていたけど
きっと本当に来たのだろう。


 私が日本に戻っても ここは
変わらず 20年後もあんまり変わらず存在してて
カフェには人が集ってる。
またここで 生きられる日が来るのかな
その日のために 目標をもっと明確にして
日本でできることをしていこう。
カフェ文化やら 写真やら
発表の機会があったらぜひ声かけてくださいね。

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