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alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

京町屋で1day? cafeします

2009年09月07日 |  カフェ的な場で考えたこと
 6月に親友の結婚式にいった際
宴もたけなわなころ げんきくんが誰かと
熱く語ってて なにやらわけのわからぬままに
私もよばれ 「俺 田んぼすることになったから!」
「はあ?何いってんの!?」というところから
そのおばさんとの会話がはじまり
そのおばさんは新郎のおかあさんだったわけだけど
何故だかいろんな話が進みにすすんで
彼女と一緒に半日カフェをしてみることになりました。


 会場は おむすび庵新アジトというところで
京都同志社大学や裏千家茶道会館の近くです
そこは3つのNPOが新しくつかう町家で
いろんな人達がふらっときて出会える場所にしたいんだそうな

 カフェという場がそんなきっかけになったらいいですね
子連れでカフェ、、、 どうなることやら
れんちゃんは熱を出しました が やれるのかなあ
よかったら来てみてください



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「NPO法人場とつながりラボhome's vi」
「日本患者学会/福祉ビジネス研究会ブルーバード」
「Zukan Project」
3団体共同新アジトのオープニングパーティ!
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仕事以外でも、ご縁の多い3団体がこの度共同で事務所(アジトネーム未定)を持つことになりました。
ここは母屋が築約120年の町家で、町家倶楽部さんが再生させた素敵な場所です。
不思議な縁の重なりや運命に導かれ、こうしてオープンを迎えることができました。

訪れた人・見た人をワクワクさせたり、「ここで何かやってみたい!」と想像力をふくらませたり、
クリエイティブな感覚が生まれる、そんな面白い空間です。
まだ来た事のない人、いろーんな魅力ある人と出会いたい人、ぜひ一度遊びに来てください。

1部: 13:00~17:30 「自由見学の時間」
   -どうぞふらっと遊びに来てください!
   -併設して 「飯田美樹さんと向井さんによるカフェ」もやってます!
     -ハーブティ(フレッシュハーブ)200円/コーヒー200円/クッキー200円 の予定

2部: 17:30~19:30  「けんしゅうによる、アジトの使い方のアイデアを出すワークショップ」
   -このアジトでどんな使い方ができるのだろう? みんなでアイデアを出し合って、ワクワクする
    時間を共有しながら、新しいものを創っていきましょう。
  
3部: 19:30~22:00  「みんなで夕食会」
      -夜は1品持ちより(お酒も歓迎)
      -会費1000円
       (一品持ち寄ってくれた方は割引します! → 社会人300円割引、学生500円割引)
      -お酒を飲みたい方は+500円で飲み放題です。

※プログラムは多少変更する場合があります。

<新事務所へのアクセス>

◆ 堀川寺之内交差点より‥‥寺之内通りを東へ。
 寺之内幼稚園を過ぎて、妙顕寺さんの前の角を南(右)へ。左手の家を4軒
(3軒めが古本屋はんのきさん)通り過ぎたところに奥へ入る通路があります。
 突き当たりがアジトです。
 ※ 堀川寺之内へは京都駅烏丸口B1バス乗り場より9系統西賀茂車庫行きで約20分です。

◆ 同志社大学新町キャンパス北門より‥‥
 西(門を背にして左)へ。小川児童公園の前の角を北(右)へ。突き当りまでの道を3/4程
 行ったところ、「京生麩大野」さんの斜め向かいに事務所への東(右)に入る通路があります。
 突き当りがアジトです。
 ※ 同志社新町キャンパスへは、市バス今出川通り「上京区総合庁舎前」から徒歩3分。
   または、烏丸線「今出川」から徒歩4分です。

みなさんのお越しをお待ちしています。

農楽カフェとワールドカフェ

2009年09月03日 |  カフェ的な場で考えたこと
 今日は待ちに待ってた神戸での農楽カフェの日。
れんちゃんをお父さんに4時に預けて カフェの話を
するために えんやこら と1時間電車に乗って
行ってきた。帰ってきたのは10時半を過ぎていて
この日のために 断乳をして おかげでれんちゃんは
7時くらいから延々と寝ているらしい。


 どこかで話をするというのは いつだって
かなり緊張してて 今回も準備をする時間を
なんとかとるために ファミリーサポートセンターという
ところが紹介してくれた 近所で子供を見てくれる人に 
何回もれんちゃんを預けて どうしようかと考えていた。
お陰で集中する時間がとれて
なんとか準備もできたけど



 話をするのはいつも怖い。



 もう何度もやってきたのに 早稲田時代から数えたら
一体何度人前でカフェの話をしたことだろう
その度に緊張をして 資料をつくり 質問にそなえ
もうちょっと勉強しなきゃとやってきた
東大のときは 東大だけに恐ろしかった
いままでは 発表するのも コラムを書くのも
準備はほとんど実家でやっていたけれど
今回は 初の 京都でチャレンジをしてみたわけで
母に来て貰うこともなく 無理矢理旦那さんに
4時に帰って貰うことにして なんとかかんとかこぎつけた。


 それで?どうだったのかなあ
この人達は私の話に興味を持ってくれてるのだろうか
多少うなづいてはくれてるけれど
私の日本語大丈夫かな 読み方間違っていないかな
声はつい緊張していて変になる、、、 
ああもうどうしたらいいんだろう!!


 いつもそうしてドキドキするけど
今回もそれなりに色々気づいてくれたり
「そうなのか!!なるほど!」と思えてもらったようで
初挑戦のワールドカフェもそれなりに
話は盛り上がっているようで
それを取り入れたのがよかったのかどうなのか と
思っていたけど 最後に「僕も今度ワールドカフェやります!」
と言ってくれた人がいて なんだかとても嬉しくなった。


 自分の想いが誰かに伝わる
自分がこうかなと思ったことが 
相手にきちんと伝わって 「そうだ!」と納得してもらえるなんて
こんな嬉しいことはない。


 今日は私の本を読んでくれた人が
またしても「サロンの女主人の苦悩がわかる!」と
言ってくれ あー書いてよかったなあと思った。
彼は私の文章を読み これからはカフェを使おうと思って
実際にカフェで話し合いをしはじめた ら
なんだか物事がきれいに進むようになったと教えてくれた。
こうやって 見知らぬ人に 文章を通して
影響を与えることができるだなんて
本当に嬉しいことだ。


 はじめて私の本を人に読まれていたとき
その現場を目撃したとき それは父が
実家で読んでいたわけだけど それほど緊張したことはない。
恐ろしくて仕方なかった なんて言われるのか怖かったけど
「なかなか面白いよ」と言ってもらえた
恥かしくて目をそらしてしまっていたけど
最近は 読んでくれた人の言う言葉に向き合える。
本を書いて それを読んでくれる人がいる
こうじゃないかと思ったことを
「そうか!そうだったのか!」と思ってくれる人がいる
それって本当にすごいこと だ
そこから彼らの価値観が変わり
カフェに対する姿勢も少し変わるなら
認識が変わっていけば カフェはもっと変化する


 日本のカフェはどうなるだろう
日本の会議はどうなるだろう
もっと面白くなるだろう
カフェから時代は創られる?
「『創られた』は歴史的事実だと思うけれども
創られる の「る」は私の思想なんです」
東大のカフェ研究会で 質問に答えて私は言った。
いつか 日本のカフェからも 時代が創られる日が
くるのだろうか そんな日が もうすぐ来そうな
そんな気がする


 困ったときは?カフェに行くんだ!
そうして誰かと話すこと だ
話すこと で つくられていくものがある
話すだけ で 変わっていく出来事がある
神戸だけでなく洛西のカフェからも
何かが変わる そうなればいい

路地的な出会い

2009年08月21日 |  カフェ的な場で考えたこと
 ここ最近よく聞く話に 子育て中の母親にとって
いかにショッピングセンターが気張らしになるかと
いうのがあって 私の住んでるニュータウンには
ラクセーヌという、あまりセンスのよくない
ショッピングセンターがあり
この地域にいる人達は みーんなそこに子供といくのが
気晴らしになるんだそうな。そうなんだ、、、


 ショッピングセンターという場所は 老若男女が
本当につどって ラクセーヌのつみき広場の
まわりには 買い物に疲れた人が 老若男女
テレビの画面のまわりにゆっくりと腰をおろして
のんびりと時を過ごしてる。この風景は 通り過ぎてみる
だけだったけど 自分もはじめて子供を積み木広場に
つれていき 参加者の目線で眺めてみると
なんだかやっぱり面白い。


 カフェという場もそうだけど ショッピングセンターは
どうやら休日の「目的地」になってるようで
「今日はあそこに行ってやるんだ!」そう思うだけでわくわくし
休日には渋滞が起こる。浜松にあった 当時日本で二番目に
大きかった志都呂のジャスコもそんなところで
浜名湖に住んでみるまでは 郊外の大型ショッピングセンターを
小馬鹿にしていた私だけれど 結局とってもはまってしまって
志都呂のジャスコが息抜きだった。


 田舎って 文化発信基地になるのは 結局の処
大型ショッピングセンターなんじゃないだろうか、、、
今のところ 私はついそう思ってしまって
だってそこには みんながわくわくして集まっていて
乳児からおばあちゃんまで みんながそこにやってきて
誰がきても歓迎されて バリアフリーになってたりして
それでいてキラキラした雰囲気が待っているから
例えお金をつかわなくっても なんだか嬉しい!
そんな気分になれてしまう。


 だけど今日 知ったのは ショッピングセンターに行けるのは
かなり元気がある人で カフェに行けるのも
それくらいの元気があってこそ で
実際は 家の中に閉じこもってどこにも行けない
そんな人達がたくさんいるということだった。


 私が夕方買い物に出ようとすると 階下のおばあちゃんが
掃除をしていて 話しかけたら 今までより長くお話をして
驚いたことにそこのご夫婦は2人とも80歳を過ぎていて
どちらもかなり身体が悪くてほとんど外出できないということだった。


 外出できない? どちらも、、、?
2人ともいつも家の中にじっとしているのだそうな。

 私には見当もつかない生活だった。
買い物はどうしているんだろう?生協なのかな?
でも生協だけで一週間もつのだろうか?
毎日一日中家の中にいつづけていたら
どんな気持ちになるのだろう?
私だったら とてもじゃないけど耐えられない!!


 そう思ってたら この踊り場で会ったこと が
きっとおばあちゃんにとって今日一日の
大事な出会いになるんじゃないかと そんな気がして
この出会いを大切にしよう そんな気になってきた。

 昔は路地があったから こうして家から出られなくっても
ちょっと掃除や洗濯をしたり 外を眺めたりするときに
きっと誰かと出会ったのだろう だけど今はそれがなくって
団地なだけましなのだろうか 踊り場がうちにはあるし
エレベーターで出会いもするし 「こんにちは」と
棟内の人は挨拶をする それが普通になっているから
少しはましといえるのだろうか


 今まで「カフェ!」と思ってきたし カフェと路地は
かなり近いと思っていたけど それは私がそれなりに
元気があったから言えたこと で 実際今は
カフェにも行けない カフェに行くのは勇気を要する。
でも路地はもっともっと気楽な出会いの場なんだな


 ニュータウンには 乳児から中学生から80代の
お年寄りまで 文字通り老若男女が沢山住んでる
だからといって 皆が声をかけあうわけでもなければ
つながってもいないのだけれど せっかくだから
研究をどこかに活かして もっと人と人とが
ほっと出会える 路地的な そんな団地になったらいい


はじまり

2009年08月20日 |  カフェ的な場で考えたこと
 京都になんて帰りたくないー 
横浜に帰省するたびに京都に戻るのがこわくなり
どうしようと考えるだけで気が休まらなくなるけれど
今回は8月ということで多少は夏休みもあるわけで
普段よりは楽なのかなあと おそるおそる帰京した。


 私はいつも帰ってくると 三日くらいは
家の環境整備にやたらと力をいれてしまって
いろんなところを磨いてみたり 片付けてみたり
それでくたくたになってしまって 4日くらいから息を抜く。


 今回帰って嬉しかったのは 帰ってすぐの日くらいに
近所のスーパーに出かけていったら知り合いの人がいたことで
あーそうか 私も私で なんとか洛西でやってきたんだ
少しでも友達をつくろうとして がんばっていたもんなーと思い出す
新しい環境は とってもしんどかったけど なんとか引っ越しの
跡形もきえて 普通に生活するようになり 我が家にソファーも
やってきて それなりの家のかたちになってきた

 そんな中で カフェをしたり 家に誰かをよんでみたりとか
児童館に通いまくったり いろんなことをしていたわけで
決して無駄ではなかったようだ そんなことを思いだし
少し心がほっとした。


 もう京都市内にえんやこら!と炎天下に出かけていくのは
かなりしんどいと痛感したから あきらめて洛西の中でいきてみようか
そう思ったら また少し気が楽になる。


 今回は状況をよくしないと何も変わらん!と思ったから
カフェをチェックしにいってみたり おっぱいを
ひきはなそうとしてみたり れんちゃんを預けるところを
見つけてみたり それで少しは改善されて これまでよりは
暮らしやすくなったかな?


 昨日はれんちゃんをちょっと預けて 洛西というカフェの
ない街でカフェを三軒もめぐってみたら 最後の最後に
温かなカフェにめぐりあい もしかしてここは
私の居場所になるかもしれない そんな出会いで嬉しくなった
ゴゴや三条スタバしか 行きたいカフェがないと思ってて
だけどそれらはもう遠くって だけどここにはカフェがなかった
だけどそのカフェは今年の6月に老人福祉センターの隣にできたばかりで
ここなられんちゃんをつれて おじいちゃんおばあちゃんと
仲良く話ができるかも?歩いて五分の場所にあるから
しかもお店の人は以前に顔をみたことがある人で
なんだか何かがはじまりそうな そんな気がした。


 私にとって 子育てだとか どうしてなんだか
移ってしまった このニュータウンの環境は
嫌だ嫌だと思っていたけど これも違う段階に
進んでいってる そこで何かをするべきなのかも
そんなことをふっと思った 独身時代のつながりや
環境に縛られすぎて生きるのではなく 新しいステージで
新しいものに出会ってく そういう時期にきたのかな
そう思ったら少し前向きな気持ちになった

 なんだかんだ言ってても 我が家は我が家で
気持ちよく ここにはここの幸せもある。
これから楽しくなったらいいな

対話の場から社会は変わる?

2009年07月26日 |  カフェ的な場で考えたこと
 最近の私の命題は「どーやったら社会は変わっていくんだろう」
ということなのだけど 日々それに想いをはせながら
いろんな人と話をしてると やっぱり対話の場は重要だと
気づかされることになる。昨日はカフェで対話の会(?)を
開催し、今日は子育てしながら働いているママ友と
ようやく会って沢山語って やっぱり吐き出すことって
大事だなあと思わされる。


 彼女と話して色々考え、社会って変わるんだろうかと
駅のトイレで考えていたら ふっといいことを思いつく。
そういえば101匹目のサルって話があったなあ
100人を変えるには はじめに11人を変えること 
そしたら一気に広がっていき 100人が変わってくらしい
101人目に伝染したら 一気に1000人に伝わるのかな


 語ること や 伝えることに どれほど意味があるのだろう
私がここで書くことや 誰かと話をしていることは
一体意味があるのだろうかと思うこともあるけれど
昨日うちの地元のお祭りにいって驚いたのは
そんな地元のお祭りで コップがリユースされてたことだ。
これは10年前にはありえなくって 10年前といえば
私たち が 高校で Dish Return Projectを導入し
職員会議で猛反発にあったりしたけど そのあとも
次の年から続いていって 神奈川総合高校では
文化祭で お皿を洗う それが当たり前になってった。


 その頃エコリーグの先輩たちは 各地の大学で
そのプロジェクトを実行し エコリーグだけじゃなくって
A SEEDががんばったから 広まったのはあるだろうけど
あのときあそこに 私たちもいたことが 今のその
地元の祭りに 関係しなくもないような
少しくらい 関係あるかもしれないような そんな気がした。


 それに環境問題なんて 10年前にはめちゃくちゃ
疎まれいやがられてた なのに今ではみんなしてエコ!
エコが当たり前になってしまった この変化は
気持ち悪いくらいの変化の仕方 手のひらを返したみたいな
変わりよう 10年でそれだけ変わった


 それから私が愛用していた「てぬぐい」も
今では普通に使われていて どこにいっても売っている。
それだけじゃなく オリジナル手ぬぐいをつくる人も
増えてるし 高校の頃は恥かしかった 
でももうそんな時代じゃない。
つまり社会は 変わるんだ。


 どこから社会は変わるのだろう
仕組みはまだわからないけど
誰かが何かを起こしていくこと
それが大事だと思う
誰もが口をつぐんでいたら 何も変化は起こらないけど
誰かが言って それを誰かが共感したら
「え?あなたも!?」ってことになり
それをまた誰かが伝えて
それなら変えよう!こうしてみようと 
アクションが起き そんな動きが各地で起これば
何かはかわっていくのだろう。
今や100万人のキャンドルナイトも全国各地でやってるし
変わらないこと ないんだな


 昔はもっと みんな語った
携帯メールがなかったころは 
みんなに電話しまくっていた
沢山の人にもあって どんどん想いを伝えていった
それには力があったのだろう 
大学一年生の時 私の行動力はすさまじかった
それで何かは変わっていくのかも


 今日一日でわかったことは
私はフルタイムで働くことをしたいというわけじゃなく
もっと動いていたいんだ 活動したい
どこかに行きたい 沢山のところに行きたい
そんな欲求が満たされてない どうやらそういうことらしい。
子供が生まれて沢山のことに気がついたから
これからはもっと動いていく時なのかもしれない
対話の場 や 書くことで 少しでも
ほんの少しでも そう バタフライが羽ばたくように
すこしの風を起こせたのなら 何かが変わってゆくかもしれない
口を開いて対話をしよう
もっと もっと もっと もっと 人との対話を続けたい。

子育てカフェ

2009年06月10日 |  カフェ的な場で考えたこと
 「ごめん、、やっぱりしんどいから
もう一週間いてもいいかな?」
そういうと彼はこう言った。
「全然いいよ!東京でしかできないことをしておいで~」
「ありがとう! じゃあそうしてきます」

 そういうわけで 東京でしかできないこと、、、
やっぱりカフェに行くことだろう!
それも前から気になっていた子連れカフェに。


 というわけで 今日も兄のお嫁さんの
車に乗っけてもらって 念願の子育てカフェへ。
彼女が最近おすすめしている 「ららぽーと」という商業施設は
超子連れ用につくられていて お客さんの7割くらいが
ベビーカーをひいている!授乳室も各階にあり
なんと授乳室待ちの人がいる。エレベーターもやたら
でかいし めちゃくちゃ広くてセンスのいい店内は
どこもかしこもベビーカーで通れるように広々してる。
そんな「ららぽーと」に存在している子連れ用カフェに行ってきた。


 ここは1歳以上の子は1時間300円のチャージをとられ
店内の滑り台とかボールプールで子供を遊ばせ
親はそれをみたり構ったりしながらご飯が食べれるというカフェで
ちょっとメニューは微妙だけれど おねえさんの理解を得られ
2人で子連れでいくことにした。


 ここにはおもちゃも授乳室もオムツ替えシートもあって
一応キューピーの缶詰離乳食とかキッヅメニューも存在してる
そうして私たちも時を過ごして それなりに出た結論は


 子供は楽しそうだけど 親は疲れる、、、


 結局そんな結論だった。


 そうして私たちが発した言葉は カフェを出た後なのに(!)
「疲れたからどこかでお茶したいね」というものだった。
この感想!!ちょっと微妙、、、


 子連れカフェ は もともとは 母親をほっとさせたい
子育てで大変な母の行く場をつくるためのものだと思うんだけど
結局のところ 子供を連れてご飯にするのは
ここであろうと 他の普通の外食だろうと
なんだかとても気を張って 子供にご飯を食べさせることに
疲れてしまって 気づけば自分のパスタはすっかりのびている。

 そもそもパスタと子育ては かなり相性が悪くって
(気を張っている間にのびて冷めてしまうから アルデンテなんて無理!)
しかもここのメニューといったら ケーキはクリームたっぷりで
あのねえ 母乳で育ててる人は そんなのけっこうしんどいよ?
そういうわけでケーキもだめで お茶を飲もうと思っても
どういうわけだかドリンクバーで なんだかそれじゃ落ち着かない
(ホットドリンクは紅茶はコーヒー これも母乳に優しくはない)


 子供は滑り台やらおもちゃやら で楽しく遊んで
いろんな年齢の子達がわさわさしていたけれど
そのせいで店内はめちゃくちゃ落ち着きがなく
大人はなかなかほっとできない。これ平日だけど
休日なんか かなりひどいものだろう、、、


 子育てに興味があって しかもカフェ文化の研究をしてて
お母さんのストレス解消にも興味があるから
子連れでいけるカフェというのは あってほしいと思うけど
実際それをやってみる と いろんな支障があるようで
子供って 子供のいない人がなんとなくイメージしている以上に
エネルギッシュで 予測不可能で すごいとこまでよじのぼるし
本当に目が離せなくて だから大人は気が気じゃない
そうしてこれまで やってみようと思った人も
実際にやって規模を縮小したりするんだそうな
なんだかそれもちょっとわかる。


 『天然生活』なんかみてると 子供って天使みたいとか
思うけど 子供は本当はとてもうるさく どわわわーと
すさまじい音を出して遊んで 保育園の隣に住んでた
大学院生だった私は いつもうるさい!!!と思ってたけど
本当に集まるとめちゃくちゃうるさく
子供は楽しいのだろうけど 大人は本当に疲れてしまう。
児童館に行った後も 子供と一緒に寝てしまうもん
午後にも行ける 児童館みたいな場所はあったらいいなと思うけど
それにカフェが併設されていなくても カフェは場所が
違った方が やっぱりいいんじゃないのかな、、、


 そうして我等は疲れてしまって
なんとかしておねえさんの子供を寝かして
お茶を飲もう!とAfternoon Tea に行くことになる。
そうしてやっと ほっと一息。チャージを払い
2人分のご飯代を払った上に ほっと一息つきたくて
ここでお茶をするんだなんて なんてお金がかかること!
子育てカフェは難かしい。


 母が一人で子育てしてると すごくストレスがたまるから
たくさんの人とつながれて ホッとできて
一緒に子育てしていけるような そんな施設がほしいけど
どうしたらいいのか 妄想をふくらましてはみてるけど
子供は予想をはるかに上回ることをするから大変そうだ
だけど沢山の人が構ってくれれば みーんなとても笑顔になって
だれもが笑顔になれるような そんな場 は きっとある。
どうしてったらいいのかな カフェ文化研究家兼
子育てをしている母の 私の視点をもっと活かして
世のためになるような 場がつくれたらいいのだけれど

 もう少し で 見えてきそうな そんな気もする。

ワールドカフェ

2009年06月06日 |  カフェ的な場で考えたこと

 昨日は今回の帰省のメインイベント、
ダイアローグbarに行ってきた。
メインイベントなんだけれどもそんなに準備もできていなくて
主催者の方が「身一つで来てください」とおっしゃってたので
それをまにうけ まあなんとかなるかなーと行ってきた。

 そしたらそんな私の言葉をうけて主催者の方も
「じゃあ対話で!」という感じで 質問形式にしてくださって
彼からの質問のあとは会場の方からのカフェに対する質問を受け
思いつくままにお話してたらあっという間に時間が過ぎた。


 その後は以前から興味をもってたワールドカフェという
手法を用いて 沢山の人と カフェやカフェ的空間
カフェ的会話についての対話。これがとっても面白くって
どのテーブルも白熱していて あー楽しい!!と思っていたら
こちらもあっと言う間に時間がすぎた。

 ワールドカフェは、4人一組くらいでテーブルにつき
テーマをきめて20分くらい話をしながら、気づいたことを
おのおのが好き勝手にテーブル上の模造紙にに書いてって
時間がきたら一人だけテーブルに残って他は移動して
前のテーブルで話したことをみんなでシェアしていく方法。
どうしてなんだかわからないけど このカフェ的会話に
ペンを用いる方法は やたらと会話が盛り上がり
みんなで「うんうん そうだ!」となる瞬間がある。
みんなで「うーん」と悩むこともあり そこで
誰かが「そういえば、、、」と話しはじめて
ちょっとした解決にいたることがある。


 これってかなり面白い。


 私は知らなかったけど 今や東京の企業では
ワールドカフェはかなり流行っている手法らしくて
いろんな会議に取り入れられているらしい。 
さすが東京!企業ってすごい それを思い知らされた
夜だった。みんなで考え みんなで進んでいこうとしている
企業の知って 一人をはるかに上回る 
だから個人は負けちゃうんだわ 共有知って 力があるなあ
それを思い知らされる。


 カフェでの会話は面白い。 あるときふっと言葉が浮遊し
それを誰かがパッととらえて また違う言葉になおして
反芻していくことで そのイメージがクリアになる。
そこでみんなが「そうだ!」と思う その瞬間がカフェでの
会話には存在していて それがどうして生まれるのかな
それままだまだわからないけど カフェって本当に奥が深い。


 断片的に私が語った フランスのカフェや日本のカフェの
あれこれを たくさんの人が考えてくれ 自分の新たな
イメージに置き換えてくれたみたいで そうしていつか
日本のカフェ的空間が いろんなところに違ったかたちで
広まっていく。宿とカフェだと思う人 家カフェなんだと思う人
企業内のカフェ的な場だと思う人とか いろんなかたちに変わってく


 私がいつか「そうだ!カフェだ!」と思ったように
たくさんの人が「そうか!カフェか!」と
カフェに解決策を求めたら そうしてカフェに繰り出して
カフェから何かが変わっていったら 本当に面白い。

 当面は 私の仕事はアジテーションをすることだわって
思っていたから 人の心に火をつけるのが大好きな私にとって
こういう場って 面白い。
にしむらさん、そして拙い話を聞いてくださった
ダイアローグbarのみなさん、本当にありがとうございました。

まちの縁側からお結び庵へ

2009年05月14日 |  カフェ的な場で考えたこと

 今日は朝から子供のための集まりに行こうかなーと
思っていたけど 10時開始のその時刻に間に合いそうに
なくなって そうだやっぱりハルハウスに行く日にしよう!と
お弁当持って出かけていった。


 ハルハウスというところは前から話をきいて
気になっていた 京都の北にある「まちの縁側」というもので
誰かの家の一階を 誰でもこれるスペースにして
カフェのようにお茶が出たりして 障がいを持った人とか
お年寄りとか 不登校の子供とか 病気がちな人だとかが
そこに集って 通う間にお互いに癒されていく
そんな場所なんだそうな


 それについて書かれていた本を読んでから
行きたい行きたい!と思ってて ようやく今日は
遠路はるばる 赤ちゃん連れて行ってきた。
もうその道中といったら大変で そういえば京都のバスは
いつも混んでて しかも優先席が少ない上に
お年寄りだらけなわけで しかもなんだか
いわゆる市内のお年寄りは 洛西のおばーちゃんたちとは
雰囲気も違い 怖そうな顔をして誰も話しかけてこない。
そういえば京都って  こんなところだったよなー
三条に住んでた頃は そんなに出会いもなかったもんな
市内ってやっぱり子育てしにくそうだなー、、、


 それでもなんとかバスと電車を乗りついで
昨日教えて貰った場所の記憶だけをたよりにハルハウスへと
むかっていった。あ!これだ こんにちはーと何度かいっても 
返事はなくて 途方にくれていたところ 外から
おばちゃんがやってきて どうやらこの人が主人らしい。


 そうしてそのおばちゃんは なんだか色々話し始めて
私の話はほとんど聞く気はなさそうだけど
れんちゃんにはよくしてくれて エレクトーンを出してくれたり
絵本を出したり お茶をくれたり なんだかわんさか
色々でてきた。それでおばちゃんとれんちゃんは
どんどん仲がよくなって 「待っててな!今スープつくってあげるから!」と
どうやらごはんもでてくるらしい。はて お弁当 どうしよう


 どうしようかと思っていたら れんちゃんのご飯も
私のご飯も一緒に容易してくれていて 最近おかゆを
なかなか食べないれんちゃんに そのおばさんは
じゃがいもやらお豆やらを手づかみであげてゆく。
するとれんちゃん 喜んで イチゴを6個くらい食べ
ジャガイモも にんじんも お豆も ご飯も
みーんなみんな 手で食べた。時たま私がスプーンで
スープを口に持ってくと断固拒否。 とにかく自分で食べたいらしい。
こりゃこまったなー でももうおかゆじゃなくていいとのことなので
これからはおにぎりにでもしようかな。


 このおばさんは名古屋の方で「まちの縁側」をはじめた
凄腕の丹波さんというおばさんで 色んな話をしてくれた。
「三才までは自分で育てないとだめよ!」とか
「今の社会はリハビリ以前にハビリテーションがなってない」とか
ちゃんと自分で子供を育てて 子供の才能に気づいてあげることだとか
それからご飯を食べたあとには船岡山に一緒にのぼって
よもぎとりをすることに。そしてよもぎご飯の作り方も教えて貰う。

 そのころにはれんちゃんは すっかりおばさんに
なついて喜び 笑顔できゃっきゃっと言っていた。
そうしてあっという間に時が過ぎ 2時間半くらい経ってたらしく
そろそろおいとましますといって カンパをおいてそこを出る。
こうやって 子供が遊べて 誰かにも出会えるような
そんな場所ってなかなかなくて 近くにあったら本当にいいのに
私の研究しているcafeを日本語に翻訳したら「まちの縁側」だって思ってたけど
本当にそんな気がする。もっともっと世代をこえて
枠をこえて いろんな人が助け合う そんなきっかけの場としての
カフェであり縁側が もっと必要だと思う。


 気づけばたくさんもてなされてて 知り合いでもなんでもないのに
沢山の時を過ごして なんだか不思議な空間だ。


 それからまた千本通りを南へ下って どれほど遠いか
よくわからない お結び庵へとむかってく。
ここの人達も場作りについて研究、実践している人達で
お結び庵は西陣にある大きな町家。さて どこにあったかな、、、

 ひたすら歩いてあやふやすぎる記憶を頼りに
目印となる赤いポストを必死で探し もう駄目か!と
思っていたら私の鼻がきいたらしく 知ったような場所にたどりつく。


 そして久しぶりのみんなに会って しばし場について
語り合う。もっといい場がほしいなー
お結び庵の人達は最近は場づくり=イベントづくりを
お休みしているのだそうだ。日本では場=イベントになりがちだけど
それをつくるのは本当に大変!しかも創った側がどれだけ
えるものがあるかというと そこがとても難かしい。

 持続可能で もっといい場で たくさんの人が笑顔になれる
cafeであったり まちの縁側みたいな場 が 日本にもっと増えて欲しい

カフェ研究会終了

2009年03月27日 |  カフェ的な場で考えたこと

 つ ついに 待ちに待ってた東大の日がやってきて
準備をすませて電車に乗って ついに着いた東大前。
と 東大、、、  駅についてみたものの
合格発表を待つ受験生のような気分になって
どうしようと困惑してた。けれども時間は迫ってて
とにかく早くいかないと!と出口に出たら
徒歩10分と書いてあるのに 出口の隣はすでに東大。
東大って 広いんだ、、、!!

 いけどもいけども東大の壁で しだいに困惑するのも
あきてきて なんだか空気がパリみたい 
この木陰も気持ちがいいな そんなことを思っていたら
緊張感もとれてきて ようやくホールにたどりついたら
なーんだ この椅子 この机 私が見慣れた
分科会でもしてそうな そんな場所なわけであり
そんな緊張しなくてよさそう それでちょっとほっとした。


 初顔合わせの先生に会い どたばたした会場をぬけて
おにぎりを急いで食べて ワークショップがはじまって
中原先生のひきつけられるパワーポイントをみた後で
ついに私の話になった。さて どうなることやらな、、、

 けれどもこの雰囲気は 「講演!」とか「発表!」という
雰囲気よりは エコリーグ的なアドリブちっくな雰囲気で
こんな場所で原稿読むのもいけてないよなと 原稿はちょっと
やめにして 自分を信じてアドリブメインでいくことにした。


 それで話しがはじまると あとは進んで終わるだけ で
何をしてるかよくわからない。そうして何かがわかるのは
終わって拍手が来たときで あ 意外にも拍手があって
なんだか反応よさそうだ!!そう思えたのが嬉しかった。


 それからまたも 上田先生という方の「これこれ!!」という
お話があり みんなうまいぐあいにインタラクションしているようで
すごくきいてて面白い。いやー 面白い場になりそうだ!!
そしたらどんどん盛り上がり カフェタイムには
次から次へと人が来てくれ 沢山質問してくれる。

 思ったよりも本をもう読んでくれてた人もいるようで
私のことを知ってくれてたり 深い質問も沢山あって
とにかくそれが本当に嬉しい。げんきくんに送ってもらった
たくさんの名刺も交換されて 最後の本も売り切れになり
あーカフェって 求められてる それがとってもよくわかる。


 これが最初の機会になって 研究に戻ってみたけど
こうして知ってもらえたり こうして読んでもらえたりして
より深い質問や より深い問題提起をしてもらえ
そうだなー どうなんだろう どうしたらいいんだろう
どうなっていたんだろう 日本ではではどうすれば?と
考えてくのは面白く 適当な答えじゃなくて
ちゃんとみんな答えられるように もっと研究を続けたい。


 私にとって まるで縁がなかった分野の教育学とも
結びつき それを聞いてくれたひとたちは また違う分野の人で
でもみんなが カフェ カフェ カフェ といってくれ
私が前から言っていた「カフェ的空間」なんて言葉も
ここでは使われてたりして きっとカフェには深い
ポテンシャルがあるのだろう。


 とにかく今日は楽しくて
とにかく今日は嬉しくて 沢山の人が聞いてくれ
沢山の人の心に少しは何かを残せたようで
私の本を ちゃんと読んでくれてる人がいて
もうそれだけで 本当嬉しい やっぱり書いてよかったなー
やっぱりやっててよかったなー
でももっときちんとやろう もっと前に進んでいこう
しばらくはカフェ文化研究家で いくつもりでいるわけだから
ちゃんと第一人者になれたらいい。


 研究って楽しいのかな
研究って向いてるのかな 答えはノーな気がしてたけど
やっぱりなんだか面白い。


cafe的空間

2009年02月04日 |  カフェ的な場で考えたこと


 長いことブログを書けずにいたのは
いろんなことが消化不良でいたためと
一ヶ月近く寝込んだりしていたためだけど
最近はやっと身体が快方に向かいつつあり
次のステップに向かえそうな そんな気がする。


 先日行った北野天満宮の天神さんで
今年初のおみくじをひいてみる と 大吉がでて
「今は厳しい寒さだけれどもたちまち春がやってくる」のだと
書かれてた。そうなんだ 冬にしか できないこともあるわけで
毎年冬はひきこもるから 今年も手作りを頑張ろうと
ひきこもり を 堪能してた


 けれども少し 何かが変わっていくようで
今日は立春 少しずつ 私の中にも春が来る。


 今日は一つ芽生えがあって
引っ越しをした この家で そうだカフェをやったらいいと
どうせ動けないのなら ここでやったらいいじゃないかと
思い立って嬉しくなった。
カフェがあるから開かれる
家のままだと閉ざされていて
世界の平和はまず家庭から と言ってはみても
家庭の次に踏みだす道がみえなくって困ってたけど
家庭をカフェに変えてみたっていいわけで


 れんちゃんは人を癒す力があって
人を笑顔に変えてくれ
私は私で お茶やもてなしで 大事な人を癒したい
それなら二人で どうせ一緒にいるわけだから
その空間を開いてみたらどうだろう
人が来るのは大変だけど やっぱりとっても大切で
誰かと一緒にいれたらいい 
カフェというのは 人と話しをするというのは
人生の目的にすらなりうると
天神さんに行って気付いた。
それほど大事なことだから
交差点じゃなく目的地 終着地点になるような
そこに行くからがんばろうと思えるような
そんなカフェができたらいい。


 そういうわけでcafe lunatique を桂の我が家で
開催しようかと思います。毎週末とかできたらいいなあ

フランスに行くなら

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