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alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

「未来をつくる」一日目

2010年02月20日 |  カフェ的な場で考えたこと
 「ワークショップで未来って創れるんですか?」
この企画をしている人に 私がしてみた質問は
このイベントに 参加してみた今日になっても
まだまだ答えはわからない。

 「そもそも未来ってどうやって創るんですか?」
と私はまた 彼に質問を投げかけた。
そしたらそれがそのまま大きな問いとして残ったようで
「未来をつくるワークショップ」の今年のテーマは
「未来をつくるって何?」ということになったらしい。


 さて ワークショップで未来はいったいつくれるの か?
今日はまだ一日目 で 明日は明日で京都のけんしゅう君が
OSTをがんばるらしく 妊娠中に京都で受けたOSTのイベントは
とっても素敵なものだったから 明日は明日で
きっと違う雰囲気になるのだろうなと思うけど


 個人的には どうもワークショップに私は懐疑的。



 今日は朝から 日本にコーチングというのを持ち込んだ
榎本さんという方のライフヒストリーを聞き
それはとっても面白くって とてもためになるお話だった。
彼の話で個人的に印象に残ったとこは
「気がついたら個人事業主になっていた」という話だったり
(その単語が私にとってあまりにもタイムリーで嬉しくなった)
「内なる声に耳をかたむける」というお話だったり
じゃあどんなのが内なる声なのかとか 
彼が自分の事業を辞めて 北欧のエコビレッジで暮らしてみたけど
何も起こる事なく 次第に神様を恨み始めたということだったり
日本にかえってトランジション運動という
新たにエコビレッジをつくるのではなく
既存の街や都市を持続可能にしていくという運動は
とても興味深かった。


 この人と少しでいいからお話したい!と思ったものの
榎本さんは忙しく お話が終わると次の予定へと行ってしまった
榎本さんが もっとカフェの魅力を知ったとしたら
どんなことを思うだろうか それに私は興味があった。


 それからワールドカフェをして いろんな話を
したのだけれど あまり印象に残ってないなあ
もう何度もワールカフェを体験したけれど
やっぱり尻切れとんぼな感じがしてて
あまりにも時間が短く そこで切るかよ!という
タイミング で 「対話」はブッツリ切られてしまう
それって本当にどうなのかなあとワールドカフェをする度思う。


 その後で 今度はAIというのをつかったワークショップで
二人一組でペアになり 計一時間 お互いに
インタビューをするのがあった。私たちは
素敵な会場の二階のデッキで 東大の風景や
樹々を眺めて 時折コーヒーを飲みながら
初対面の相手同士なのに なんだか沢山語ってしまった。
このインタビューはおもしろくって 聞かれる前には
想定もしていなかったようなこと が 口をついてでてくるようで
私も相手になった人 も お互いを深く知れたし
自分のことも思っていたより理解が進んで
なんだかとてもいい時間を過ごせた。


 それはよかったんだけど
ワークショップは「はいじゃあこれやってくださーい」
というのが何度も続いて えー そんな
さっきこの人に話した事を いきなり皆の前で
共有すんの!?何それー なんでそんなに
プライバシーを多勢の前で予告もなしに
さらけださなきゃいけないんだろう?と思ってしまう。


 その後のワークで それなりに は
面白いつながりだとか 自己肯定や
自分の本来の可能性に気づくことなど
それから自己実現に向かっていって
まわりの人も幸せにする そんなサイクルがみえてきて
そうやって みんなで一緒に頭をつかって考えて
何かが見えてきた瞬間は おもしろいなあと
思うのだけど なんだかなーあ
なんだか なんだな
ワークショップは どうしたって
やらされてる感が否めない。


 ワークショップを使った方が
うまくいくこともあるけど
初対面の 見知らぬ人と いきなりワークをすることで
本当の共有認識なんて生まれるのかな?
現実に対する共有認識はあるかもしれない
仕事に毎朝いきたくないとか
でも未来に対して そこで出会ったばかりの人と
いきなり一緒にできるのだろうか?
エコリーグのGatheringで感じてきた問題意識が
ここでも時々私をおそって
なーんだ あそこでやってきたことと
たいして変わっていないのか。

それなら今更の認識だけど
あそこであの値段であの質で
分科会やらワークショップやら自主企画やらを
宿泊型でやっていた それってかなりすごいことなんだ
ようやくそれに ちょっと気づいた。

 
 どうしてなのだか 私の参加態度が悪いのか
(ちゃんと参加してるつもりはあるのだけれど)
私の入ったグループは ワークショップやシェアリングをしても
そこまで盛り上がったこともなく そこから何かが立ちあらわれる!
そんな経験もしたことがない。それよりも
想いの強い誰かがそこにいることで
それに共鳴した人たちがぐーんと引き寄せられて
何かが起こる その方がよっぽど未来をつくっていくのだろうし
(逆にそんな経験は何度もしたことがある)
だからこそ 「企画」でもなく「ワーク」でもなく
本当の想いに基づき自分で計画することが
本当に必要なんだと思う
(たぶん明日のOSTはそんな場づくり)


 未来をつくるって何なのだろうと思うけど
エコリーグの自主企画からは沢山の未来が生まれていった。
私のレボキャンもそうだったし たくさんの
イベントが生まれていった。 そんな思いのある人が
仲間を集めていけるような そんな場 が必要なのだれど
大切なのは想いであって 手法なわけではないんだな、、


 カフェから時代が創られるのは
カフェには強制力も義務もないからで
本当に一緒にやりたい そう思った人だけが
参加すればいいわけで それだけの強い力が働いている
でもランダムに選ばれた人が一緒にワークをしてっても
(同じ会社で同じ目標とかじゃないなら)
なんだか微妙な気がするなー


 夢は誰と描くんだろう? 
見知らぬ人と 夢想するより
あの人となら面白そう!と思える人と
Hou can we do it?と考える方が
私にとってはワクワク度はよっぽど高くて
ちょっと無理かも でもあの人となら
あの人がOKと言ってくれるなら
こんなことすらできちゃうような
そうやって夢を描いていくのは
とってもワクワクすることだ。

 榎本さんは「僕も今から未来を
つくりに行ってきます」と言って会場を後にした。
私も東京にいるのもいいけど 洛西で
ちゃんと未来をつくるため に
カフェの人たちと何かを練るのも
大事な時間なんだよな、、、
(さすがに東京に来過ぎです!)


 誰と?どんな?どこで?未来をつくるのだろう
一年後?私はどこにいるのだろう
フランスに居られたらわくわくしそう!と
言っていたけど そんな風になるだろうか
明日は何が起こるのだろう
もっとワクワクできるといいな。
明日も朝から行ってきます。

確定申告?

2010年02月16日 |  カフェ的な場で考えたこと
 今日はれんちゃんを週に一回三時間だけ
預かってもらう日で 何しようかな
オルデンバーグもいいけどなんだかしんどいし、、、
と思ってああだこうだと悩んでいたけど
確定申告の相談会場へ行くことにした。


 私がかつて 妊娠中に行ったイベントで
出会った書家の女性がこう言っていた。
「青色申告はね した方がいいですよ!
そうしたら個人で事業をしているっていうことになるから
保育園にも預けやすいの」
彼女は実家が京都の人だったから
その日はたしか おばあちゃんに子供を
預けて参加していて 普段は「書家」という名目で
子供を保育園に預けて自分にとって大切な
書道に専念しているらしい。
へーすごいなあと思ってて
彼女が私に念を押して教えてくれた
青色申告 青色申告、、、
ついにその季節がやってきた?


 最近はまわりの人に
確定申告って何なのか はたして自分は
それをする必要があるのかどうか
聞いたりしてみているのだけれど
どうも調べた感じとしては 私のささやかな
収入程度じゃ する必要はないようで
だから相談会も必要ないかと思ってたけど


 今日はれんちゃんにめっちゃ悪さをされてしまって
半ばぶちきれ もーこんな子供のための
人生なんて本当に嫌だ!と思ってしまった。
そうして申告会場へと向かった私は
きっと子供を預けたくって 必死の気持ちで
保育園を調べていった お母さんたちと
似ていただろう。 それくらいの想いがなければ
何となく日々は過ぎゆき あれよあれよという間に
時は流れてしまう それでもそうまでがんばってでも
保育園の申し込みをきちんとするのは
かなりのモチベーションがないとできないことだろう。

 今日の私は 相当モチベーションがあったから
もう自分に不利であっても私も何かをやっているという
証明書類が欲しいんだ!とそんな気持ちで行ってきた。


 そして待つ事約1時間?何もかもわからぬままで
相談会場に来てしまった私といえば「自力作成コーナー」
なんかにびびりながらも ところどころ教えてもらって
最終的には記入の仕方がなんとかわかるようになる。
それで判明したことは 私の収支はかなりひどくて
赤字が50万もあるということだった!
皆さん 本 買ってください!
何故なら本を出版するのに75万くらい費やしているからです(泣)


 こんな赤字で馬鹿みたいだな こんなのなのに
書類を出す人なんているんでしょうか?なんだか
とても恥かしい気分になって 相談に乗ってくれた方と
少しばかり会話をしていた。
「本を出してるんですかー すごいですねえ
どんな本なんですか?」
「あ あの、、、 カフェに関する研究なんです」
「はあ? カフェ?」
「あの、、、そのへんの 町中にある、、
コーヒーを飲むところです」
「ああ カフェですかー」(こういう反応久しぶり)


 こんなに赤字経営(?)の私をみかねて
かわいそうだから声をかけてくれてるのかと思ってたけど
社交辞令にしてはなんだか話が深くなり
はて?本 買いますって でも ネットでは
ちょっと手に入りにくいんです だけど在庫は
ちゃんとあるから 本屋さんで注文すれば
手に入ります なんでこの人こんなことまで聞くんだろう、、?


 と 思っていたら 彼は本当に興味あるんです
私一日5回はコーヒー飲むんです と言っていた。
「こんな仕事してますから 絶対お金払いますから
本送ってくださいね!」と名刺を渡され
私は手元にあった通帳の振込先を彼にメモして
「じゃあ明日送ります!」とそこを後にすることになる。


 はあ?カフェ、、、?


 といってたおじさんが

 本当に本を注文してた?確定申告相談会場で?


 変な話だ! 本当なのかな?いまだになんだかわからない。
不思議な出会いがあるもんだ。

 
 これで私も 申告書を提出したなら
自分で語るだけじゃなくって「個人事業主」としての
「カフェ文化研究家」として認知してもらえるのだろうか
そうだとしたら 私の立場もちょっと変わる
そんな気がする。これはこれで もしかして
気がついたら起業していたようなものかもしれない!?
だったら私もアントレプレナー?そう考えると
なんだか少しワクワクできる。


 専業主婦!はやっぱり嫌だ。
幼稚園ママになるのも 私にはとても恐ろしくって
世の中にはママという人種が確実に存在すると思うけど
私は「ママ!」にはなりきれない。
れんちゃんはたいていは(一日の8割は)かわいいけれど
だからといってれんちゃんだけに自分の全ては捧げられない
だって全然違うんだもん
彼は毎日ジープやトラックにばっかり興味があって
私はカフェに興味があって 今は仲良くやってるけれど
全く違う人格で 彼には彼の趣味があり
彼には彼の人生がある もちろんママといるのも
大切だけど ママはなー ママにだって自分があるよ


 これからいったいどうなるのだろう
京都市内で一番15歳未満の人口比率が高いといわれる
西京区 で 保育園に預けるのは指南の技だけれども
もう少し もう少しくらい 私も自分の時間が欲しい。

3rd placeについての学び

2010年02月06日 |  カフェ的な場で考えたこと

 1月にマイケルジャクソンにはまってみたのを
いいことに せっかくだから英語の勉強を再開しよう!と
やる気になって マイケルの研究(?)から
カフェ研究の方向にまたシフトしてった。


 マイケルの映画をみてから 今まで嫌いと思い込んでた
アメリカ文化も興味をもって いつかアメリカに
行きたいなあとまで思うようになってしまった。
それからスタバの社長の本も読み シアトルには
やっぱり行きたい できればカルフォルニアにも行ってみたいと
フランスにさえ行けてないのに 夢想がだんだん広がってゆく。


 カフェ研究は 私にとってはどんな方向性からでも
入っていけて 自分の個人的な興味をどんどん
深くしてっても どこかでそれなりにつながってくから
とっても続けていきやすい。


 さて マイケルにはまったものの 英語をどうやって
勉強しよう?と思っていたら あ そうだ
サードプレイスだ。オルデンバーグの本を読まなきゃ
そう思い立って早速インターネットで注文をした。


 先日の3rd place collectionには間に合わなかったけど
私にだって読めるのだろうか かなりどきどきしたけれど
3rd placeに参加していたN先生と その前後にお話したときに
「みんなねえ 3rd placeって行ってるけど ちゃんと
オルデンバーグ読んだのかよ?って言いたいですよ」と
言っていた。読んでなかったうちの一人の私にとっては
先生の話は新鮮で オルデンバーグは住環境の変化を
問題にしているらしく 郊外型で車社会の暮らしを
アメリカ人がしていくにつれて 住環境がよくなったから
家の中にこもるようになってしまった話なんだと言っていた。


 ああそうなのかー 先生の話を詳しくきくと
はあ それじゃまるで私のことじゃないですか!と思ってしまう
郊外に住んで主婦をして 孤独をかかえて、、、 
なんだか他人事ではなさそうなので オルデンバーグを読みたくなった。


 さて 京都に帰ってみると これからは研究をがんばろう と
とくに明確な目標もないのに れんちゃんを預かってもらう日程だけは
決まってた。さてどうしよう、、、 断るわけにもいかないし、、、


 なんだか疲れて寝たかったけど 仕方がないからやることにして
せっかくだからと"The Great Good Place"をカバンにいれて
久しぶりの山の麓のカフェへと行ってみた。


 そうしたらやっぱりカフェでの勉強は家でするのと全く違って
なんだか久しぶりに帰ってきたような そんな気がしてほっとして
カフェのお姉さんも気をつかってくれ 思う存分集中できた。
まさに私にとって 子供を預けて 家庭でも 職場でもない(?)
the 3rd placeというか informal public place で
この本を読み始めたのはとてもよかった。


 この本には しっくりする点がたくさんあって
彼が「どうしてサードプレイスは重要なのに こんなにも
焦点をあてられなかったのか」と問題提起をするところ や
郊外型の分譲地で 何もかもを一家で所有する暮らしの
裏側で 実は主婦達の激しい孤独や疎外感、孤立感があるということ、
そしてそれから気をまぎらわすために いかにテニスクラブがはやったか。
結婚と仕事に価値をおきすぎたゆえに アメリカが世界でトップの
離婚率を誇る国になってしまったことや
分譲地での主婦達の never ending storyな家事への執着
壁紙をはりかえて また張り替えて、、、
カフェに行ったら 外に出てったら
そんなこと どうでもいいやと思えるの に
家に居ると そのことばかりに気をとられ
永遠に終わらない 繰り返しの世界に吸い込まれてく
それはとってもよくわかる。

 ここ洛西だけじゃなくって アメリカでだって
主婦って孤独なんだなあ 今のところ読んだ限りでは
オルデンバーグはそれは人工的につくられて
何でも手に入ると思わされていた 郊外型の一軒家の生活に
あると書いていた。徒歩でいけるところにカフェや劇場が
ある都会での生活と 車で何時間も走らないと 何もないところの生活
都会にはストレスがある だけど もう一方の生活に は
果てしない孤独があるんだそうな、、、


 この本はまだよみはじめたばっかりだけど
ニュータウンに住み 激しい孤独を味わって
その後家を買うとか買わないだとかでどうしようかと迷ってる
そんな今の私にとてもぴったりで 読んだ後には
何かの啓示がいただけそうな そんな気がしてうれしくなった。
まさに今の私が読むべき本だ。


 私もこの街に住んでから 本当にしんどかったけど
カフェに出会ってすごく変わった。それだけで
人生がとても前向きに変化してった。
それほどカフェは力を持ってる。

 そうだ 彼が書いていたこと
「どうして現代のストレスがほとんど近代的生活が
原因だということが証明されているというのに
解決策は個人的なセラピーばっかりなんだ?」
そうそう 私の理解が正しければ 私は
おんなじことを考えていた。それならばそういった
ストレス要因に社会的に対処しないといけないのでは?
それは薬をのんで解決したようにみせかけて
個人セッションだけで解決できる問題じゃなくて
もっと社会的なものなんだ!


 アメリカではあまりにサードプレイスが
軽視されていたんだそうな。日本では?
私はカフェという場の役割が軽視され続けてきたと
書いたのだけど この先変わっていくのだろうか
変わっていくなら 面白い
アメリカは変わったのかな 変わったのなら
それも視察してみたい。


 フランスもまた行きたいけど
なんだかちょっと アメリカモードになってきた。
がんばって オルデンバーグを読んでみよう。

100人のワールドカフェ@ダイアローグバーに行ってきました

2010年01月26日 |  カフェ的な場で考えたこと
 昨日も引き続き体調不良気味だったけど
やっぱり面白い人がくるんだろうなあ
行けるなら行きたいなあと悩んだ結果
参加させてもらうことにして

 今回はお手伝いをすることで
スタッフ割引にさせてもらった。
主婦には定収入などないのでちょっとでも
考慮してもらえたことがとってもありがたい。


 会場に到着すると とても素敵な雰囲気で
今回の会場はARK HILLS CAFEというところだったのだけど
とても広い空間で 木のテーブルや椅子の
やわらかい雰囲気がただよっていて
パリでいうならPause cafeのような
本当に素敵な空間だった。


 そこでさっそく出会った人たちとお話しつつも
お手伝いして  あっと言う間に参加者たちが
続々とやってきて ワーとなってたらもう始まった。

 今回はアメリカのThe Berkana Instituteというところの
共同代表をしているボブさんがゲストスピーカーで
彼がどのようにして今にいったったかの話などをして
それからワールドカフェになる。

 ワールドカフェでは「社会に十分な変化をもたらすために
今必要な変革とはどのようなものでしょうか」という
テーマで話し なかなか難かしかったけど
私がいたテーブルでは 社会を変えるには自分から
変わっていくことだ とか ふと思ったこと
自分の中から湧き出る思いを言葉にすること であるとか
対話といっても 意見が食い違うときに
衝突がおこったら?という話で私は母とのけんかの
話をしてた。けんかをしても アウフヘーベンで
より違う次元にいけるのならば それを
承知で 腹をわって話すことだって大事なのではとか
そんな話がはじめのテーブル。

 それからまたボブさんのお話のあとに次の
テーブル。ここでは時間がなかったのだけど
「手放す」ことが重要なのではというお話だった。
猿が小びんに手をいれたとき いれることは
できたけど そこで物をつかんでいると
それ故にびんから手が抜けないらしい
手放せば 抜け出せるのに つかまえてるから
抜け出せない 気づいてないけど そんな状況に
陥っている そういうことってあるんじゃないか
そんな話になっていた。


 3番目に訪れたテーブルは それまでの
話をみんなでシェアして 教育の話がでてきて
もっと大きなものの見方ができるように
子供を育ててあげないと とか こうやって
話ができる場があるということ自体が
すごく新鮮ですばらしいとか そんな感じの
ことを話してたらあっという間におわりになった

 まとまりはなかったけれど わかったことは
こういう場があって率直に物事をはなすこと
ただ話すというその事自体に たくさんの人が
変革への力を感じてるということだ。

 話すってそんなすごいのか

 と思う一方で いつも人と語る私としては
話すだけでは だめだよなあとは思ってる
話して アクション 行為にうつる
そこから世界は変わってくけど
話というのは精子のようで
カフェの中にはものすごい数が浮遊している
だけどそれが卵子と出会って受精卵になることが
本当はとても大切で それはそれと同じくらいに
とてもはかない確率なんだ

 たくさんの思いがあって たくさんの人と
熱くかたって 第三の場もいいけれど
それを第一の場や第二の場で どういかすのか
どうアクションして変えていくのか
その地道な努力がものをいう。
そのために も 宣言するとか約束をして
「やるんだ やらなきゃ!」という気に自分をさせる
そこもとても大事だろう

 話すだけ では 変わっていない?
話すのも一つの行為だけれど
話す前よりは何かは変わっているのだろう
だけどもう少し 一歩前に
誰かとともに踏み出す事だ
忙しい時間の合間を上手に縫って
少しの一歩を踏み出すことで
本当に社会は変わっていくのだろう

 私の一歩は何だろう
洛西のサードプレイス いきつけのカフェで
おばあちゃんたちととりくみたいと
思っているプロジェクトを進める事か
京都で11月に開催したペチャクチャナイトと
ワールドカフェをこれからまたやっていくことか
誰かとともに 一歩を踏み出す
そうして世界が変わってく

 東大で発表をしてから
いつの間にやら たくさんの知人ができて
会話できる人が増えていった
本当にみなさん ありがとう!

インタヴューがwebに載りました

2010年01月16日 |  カフェ的な場で考えたこと
 先日京都でインタヴュー活動をしている方が
私のカフェの話を聞いてくれ、それをネットに
載せてくれました。30分くらいある動画で
長いですが、私の話よりもれんちゃんが見物です。

自宅で夜の10時に収録して疲れが出ている上に
れんちゃんがちょろちょろして
もー何しゃべってんだか!という感じですが
お暇があったら暇つぶしにみてみてください~

http://blog.canpan.info/colpu_zukan/archive/3

どおしたらいいんだろ?

2010年01月11日 |  カフェ的な場で考えたこと
 今日は考え事をしなきゃと思って
れんちゃんを旦那に預けてみたものの
困った、、、  何がなんだかわからない。


 頭の中ではマイケルのHeal the Worldが
回ってて そうだよなー もっといい世界に
するために 環境問題を解決するために
最後のチャンス?と言ったって
もう10年前とは状況が違うし
みんな問題なんて知ってるし
エコバックだって普及してるし
主婦達は節約に努めてるし
これ以上何をどうすりゃいいんだろう?
そう考えると途方に暮れる

 「最後だ!」「チャンスだ!」そういわれても
そう思ってる人がやってることと
普通の人がやってることは 多分
そこまで変わらなくって
不況で消費も落ち込んでるし
これ以上 何をどうすりゃいいんだろう?


 そんなことを考えながら
再来週にあるイベントのことを考える。
沢山の人が来る前で 私はカフェについて
ちょっとしゃべるけど そのちょっとというのが
本当にちょっとで三分なのだ!

 三分で いったいカフェの何を
説明しろっていうのだろう?
何を話せばいいのだろう
私はよく問われるけれど
「それで カフェの魅力ってなんなんですか?」
「どうしてカフェからそんなにいろんなことが
起こっていったんですか?」


 いつも私は答えられない。
いつも言葉を濁してしまう
そして相手はこう思うだろう
「この人本当に研究してるのかしら、、、」

 でもね カフェってプロセスなんだよ!と
私はいわせてもらいたい。結論じゃなくて
結果としてそうなったかもしれないけれど
たくさんのプロセスがからまりあってて
そうなって まるで人生というもののように
たくさんのものがからまりあってる
一筋縄なわけじゃない と 思うんだけど、、、
「三分で説明しなさい」というものは
なんだかとっても難かしくって
それ時代が 近代的な思考のような
「わかりやすく結果をだせ!」と言ってるような
でもプロセスが大切なんだっていいません?
最近よくそういっているのに
プロセスは説明しにくいものなのだ、、、


 どおしたらいいのかな
ブログ書いてる場合じゃなくても
私にはよくわからない
誰かは社会を変えられるのか
マイケルが環境の歌を歌った事で
何かは変わっていったのか
これから問題は解決するのか
そのためには何をしていったらいいのだろうか
私の頭もわからない
カフェにはとても魅力があるけど
それはつながってるような
微妙につながってないような
たくさんの魅力の粒で満ちていて
どれが一番大切かなんて
私にはよくわからない。

 何があればいいのだろうか?
何が変わればいいのだろうか?
人々は何を求めているのか
どんな風になっていくのか


 たくさんのことがぐるぐるまわる
私も社会をよくしたい
そのためにカフェを使いたい
だけどカフェから何かは変わるのだろうか
きっと変わっていくのだろう
そのために必要な要素は何なのだろうか
大事なのは やっぱり人と
その人の 率直な想いかもしれない


 想いが誰かに通じたら 共感をして
動いていったら 何かは変わってゆくのだろうか
だとしたら 勇気をもって 勇気がなくても
ぽろりと気持ちを吐き出すことだ
私も仲間が欲しいなあ、、、

1月にthe third place collection開催します!

2009年12月12日 |  カフェ的な場で考えたこと
 カフェに興味のあるみなさま、
または中原先生に興味のあるみなさま、、、?

 1月23日に東大中原研究室の人たちが中心となって
学びの場にかんするpartyを開催します。
かなりおもしろい人たちが集まりそうです
そこでの出会いをまた次のステップにちゃんと活かしていけたらいいですね
同志社の上田先生も関わっていてきっと面白い、これまでになさそうな
場になると思いますので興味があったら早速申し込みしてみてください
(おそらくすぐ定員になるのではと思われます)


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サードプレイスコレクション2010

家庭でもない、職場でもない、「第3の場」の可能性に
ついて考え、これからの時代に必要な「新しい学び」を
探究するパーティー

2010年1月23日(土曜日)午後6時-9時
@六本木superdeluxe

Directed by ワークショップ部
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家庭でもない、職場でもない、「第3の場」の可能性に
ついて考えるパーティー
「サードプレイスコレクション2010」のご案内です。

2010/1/23に六本木のクラブsuperdeluxeにて、
サードプレイスに関する多くの実践家の方をお呼びして、
「学びのサードプレイス」の可能性について考える
パーティーを開催いたします。



いま、時代は急速に変化しています。多くの企業では、
これまでと同じやり方・考え方をしていては生き残れない
状況に直面しています。

こうした状況により、企業で働く大人たちは、
「働くことの意味」を自ら問い直すことや、いままでに
ない新しい価値を創り出すことが求められています。
このような状況の変化に伴う「問い直し」や「新しい価
値の創出」は、企業の中だけで求められているものでは
ありません。まちづくり、教育、科学、環境など、様々
な分野で求められています。



私たちは、これらを乗り越える一つの方法として
「サードプレイス」という概念に注目しました。
元々、「サードプレイス」とは、アメリカの社会学者
であるオルデンバーグが提唱した概念です。

オルデンバーグは、家庭でもない、職場(企業・学校)で
もない、「第3の場」が、人々の憩いの場になると指摘
しました。このコンセプトを元に成功したのが、
スターバックスです。

今回のパーティーでは、このサードプレイスを
「憩いの場」ではなく、「対話・創造・学びの場」
すなわち「学びのサードプレイス」として捉えます。

家庭や職場から離れ、多様な他者とゆるやかにつながり、
対話・交流する中で、改めて自分の仕事の意味を問い直
したり、新しいアイデアや気づきを得るための場。
それが、「学びのサードプレイス」です。



現在、「Learning bar」「シブヤ大学」「三田の家」な
ど、すでにこうした実践の「場」が増えてきています。
これらの多くは、「カフェ」や「バー」、さらには「大学」
といったメタファーを用いて、
「学びのサードプレイス」を実現しています。

また、研究の分野においても、
この学びのサードプレイスの効用に注目が集まってきて
います。例えば、企業で働く大人が社外に出て、多様な
他者と出会うことが、キャリアの確立に有効であるとい
う研究知見もでてきているのです。

既存の考えを根本から問い直すようなイノベーションの
きっかけも、もしかすると「学びのサードプレイス」に
存在するかもしれません。



当日は、「学びのサードプレイス」に関わる豪華ゲスト
が次々とショートプレゼンテーションを行います。

現在すでに確定しているゲストは下記のみなさまになります。
・中原淳(東京大学)
・長岡健(産業能率大学)
・上田信行(同志社女子大学)
・熊倉敬聡(慶應義塾大学)
・飯田美樹(カフェ文化研究家)
・美馬のゆり(公立はこだて未来大学)
・苅宿俊文(青山学院大学)
・森玲奈(東京大学)
※その他にも、現在、様々な領域のゲストに交渉中です。

また、参加者のみなさまに楽しく対話をしていただくために、
おいしい料理、おいしいお酒、
そして六本木のクラブsuperdeluxeという素敵な空間を
ご用意しております。

いつもと違う場で、いつもと違う人たちと対話し、
いつもと違う考えに触れてみる。
そうした中で、
次への新しい「つながり」を作りませんか?

○企画&ディレクション

ワークショップ部
舘野泰一(東京大学大学院博士課程 中原研究室)
安斎勇樹(東京大学大学院修士課程 山内研究室)
牧村真帆(株式会社リサ・パートナーズ)

◆WEB:http://utworkshop.jimdo.com/
◆Twitter:http://twitter.com/workshop_bu

○ステアリングコミッティ

長岡健(産業能率大学)
上田信行(同志社女子大学)
熊倉敬聡(慶應義塾大学)
飯田美樹(カフェ文化研究家)
大西景子(SODA design research)
北本英光(株式会社電通)

○主催

NPO法人 EDUCE TECHNOLOGIES
エデュース・テクノロジーズ
http://www.educetech.org/

EDUCE TECHNOLOGIESは、「学び」に関する調査、研究開
発、コンサルティング、実務家と研究者が集まる学術イ
ベント(Learning barやWork Place Learning)を行う非
営利特定活動法人(NPO)です。

副代表理事 中原 淳

○日時

2010年1月23日(土)18:00-21:00 (開場:17:30) 場所
六本木superdeluxe http://www.super-deluxe.com/

○内容(予定)

□ウェルカム・ドリンク
(5時30分-6時)

□イントロダクション
(6時00分-6時10分)
・舘野泰一、安斎勇樹(ワークショップ部)

□ショートプレゼンテーション
・15名のゲストによる3分プレゼンテーション

▼現在確定しているゲスト
・中原淳(東京大学)
・長岡健(産業能率大学)
・上田信行(同志社女子大学)
・熊倉敬聡(慶應義塾大学)
・飯田美樹(カフェ文化研究家)
・美馬のゆり(公立はこだて未来大学)
・苅宿俊文(青山学院大学)
・森玲奈(東京大学)

※その他にも、現在、様々な領域のゲストに交渉中です。

□フリータイム
・参加者のみなさんが楽しく対話できる仕掛けを
ご用意いたします。

□ラップアップ(8時50分-9時00分)
・舘野泰一、安斎勇樹(ワークショップ部)

○参加費(予定)

・6000円(1名様・一般)/ 4000円(1名様・学生)
(ゲスト招聘費用、会場費、飲み物、食べ物、運営費等に支出い
たします)

○食事
ソフトドリンク、ビールなどの飲み物、および
軽食をご準備いたします。


○参加条件

下記の諸条件をよくお読みの上、参加申し込みください。
申し込みと同時に、諸条件についてはご承諾いただいて
いるとみなします。

1.本ワークショップの様子は写真・ビデオ撮影します。
写真・動画は、NPO Educe Technologies、本イベントの
企画関係者が関与するWebサイト等の広報手段、講演資料、
書籍等に許諾なく用いられる場合があります。
マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供することがあります。

2. 欠席の際には、お手数でもその旨、
sakamoto [at mark] tree.ep.u-tokyo.ac.jpまで
ご連絡下さい。
人数多数のため、多数の方の参加をお断りしている
状況です。繰り上げで他の方に席をお譲りいたします。

3.本イベントで剰余金が発生した場合は、NPO法人
Educe Technologies、本イベントの企画関係者が関与する、
組織人材育成・組織学習に関係するシンポジウム、研究会、
ワークショップ等の非営利イベント等の企画費用、準備費用、
運営費用等に充当します。

○どうやって参加するのか?

下記のフォームに必要事項をお書き入れの上、
sakamoto [at mark] tree.ep.u-tokyo.ac.jpまで
12月31日までにお申し込み下さい。

なお、定員を超えた場合は、抽選となるため、すべての方々のご希望には
お答えできない状況になっております。

主催者としては心苦しい限りですが、なにとぞお許し下さい。

〆ココカラ=======================================

参加申し込みフォーム
sakamoto [at mark] tree.ep.u-tokyo.ac.jpまで
12月31日までにお申し込み下さい

抽選の上、1月9日までに参加の可否をご連絡
させていただきます

---

上記の参加条件を承諾し、参加を申し込みます。

○氏名:(            )
○フリガナ:(          )
○ご所属:(            )
○メールアドレス:(       )
○参加動機
(                 )

○業種の選択:下記の11つの属性から、あなたに
最も近いものをひとつお選びください

1.研究者
2.学生
3.民間教育会社勤務
4.民間コンサル会社勤務
5.事業会社勤務(人事・教育部門)
6.事業会社勤務(事業部門)
7.個人事業主(教育・コンサル)
8.経営者
9.初等・中等教育の学校勤務
10.公務員・公益法人等勤務
11.その他

○もしあれば・・・一言コメント
(                )


京の熱い夜

2009年11月27日 |  カフェ的な場で考えたこと
 昨日は素晴らしい時を過ごして
めちゃ感動してワクワクしながら帰途につき
夜中の一時を超えていたけど これはブログを書かなくちゃ!と
思ってせっかく書いたのに パソコンの調子が悪くて
全部消えてなくなった、、、


 それでもやっぱりちょっとは書きたい 昨日の様子。


 そもそも昨日開催されたイベントは
私はどういうわけだか主催者側になっていたけど
主催者たちの大半をよく知らなくて
メールでやりとりされている内容にもついていけなく
これはやばい!と思っていたら 東京でミーテイングが
開催されると書かれてたから れんちゃんを母に預けて
新宿の夜景を見ながら初顔合わせにいってきた。


 それから彼らとお会いしたのは 本番前の
昨日の昼が二回目で 「どーしましょう!!?」
みんながみんな「どーしよう!!?」って感じだったけど
そのドタバタ感と そこで話し合われた内容の濃さが
面白くって 裏方の楽しさを味わった。


 かろうじて段取りもつかめてくると
もう本番で 人は沢山集まっていてわーわーやっているうちに
あっと言う間にはじまった。緊張はしたけれど
仕方ない 始まったら あとは終わっていくだけだ、、、
と自分に言い聞かせ なんとか話をしてみたけれど
他の人たちの話のうまいことったら!
恥かしい限りです。。。


 関西初?の試みらしい「ペチャクチャナイト」では
初の試みなのに9人のゲストが上手に熱く語ってて
熱い思いが誰からもかれからも伝わってくるうちに
会場にいた人たちは その熱気に打たれてしまう
そこでワールドカフェがはじまり わーっと
会話がはじまって もうとまらない感じでもりあがってた。


 残念なことに 私はワールドカフェのタイムキーパーでもあって
もりあがっているみんなを見ながら手をあげて
その会話を終了させなければいけなくて
それがすごく残念だったけど
それでもワールドカフェはやっぱり威力があるなと思わせる。
こんな会話が他でも簡単にできたらいいのにと思うけど
なかなかどうして 真面目な会話は簡単には成り立たないし
これだけのコンテンツをもった人たちが集まるためには
イベントの方がいいのかもしれないけれど 
話す時間が一時間では足りなすぎ もっともっと
もっと本気でじっくり語りたい あともうちょっとで
出そうなのに!という時に 時間切れになってしまう。

 ワールドカフェを街に降ろしたい
もっとカフェで対話が普通にできたらいいと思うけど
どうしたらいいんだろうね 
京都で対話の会をするのもいいと思うけど
やっぱり仲間がいるのだろう。


 東京に帰る度に 私は仲いい友達と
いつもカフェで3人くらいで集まって
対話の会をしているのだけど 京都ではなかなか
それができないでいた。でもそろそろ動き出せるころなのかなあ?
私ももうちょっと勉強をして カフェにワールドカフェ的対話を
降ろせるように 研究したらいいのかも。


 会場は熱気に満ちてて
それを体感しただけで ああ今日はけっこううまくいったんだ
そんな気になれて嬉しくなった。熱気があって 本気で
みんなが熱く語ってる そんな場って素晴らしい。
そんな場にはいつまでもいたい
裏方もすごく楽しかったけど そんな場には
参加者として 議論に熱中していたいような
何かをつくりだしていたいような
本当にいつまでもいたかった。


 日本は本当に変わり始めてる
日本をもっとよくしたいと思っている人は沢山いるんだ
そんな事実を私は知れて すごく勇気づけれられた
素晴らしい人たちがいる 楽しそうな人たちがいる
そんな中に 私も一緒にいさせてもらえた
本当にそれに感謝です。







11月26日(木)京都で対話のイベントをします

2009年11月18日 |  カフェ的な場で考えたこと
 一週間後の木曜日に 京都でカフェ的対話にまつわる
イベントを開催します。私は今回は何故かファシリテーターを
することになりました。できるんでしょうか、、、
ちなみにれんちゃんもいる予定です。
ワールドカフェを一度経験してみたい方
関西での面白い動きが気になる方、平日の夜で
申し訳ありませんが よかったら遊びにきてください。


■□--------------------------------------------------------□■
     『ペチャクチャナイト + ワールドカフェ ☆彡
        ~京都から発信する創造性と対話の場~ 』

     11月26日(木) 18:30~21:30(立命館内カフェ)
■□--------------------------------------------------------□■

【主催】FFD(Field for Dialogue:対話の場づくりすとコミュニティ)


ペチャクチャナイトってご存知ですか?
 日本在住の建築家Astrid Klein氏とMark Dytham氏が2003年にスタートし、
 世界中で開催されているプレゼンテーションイベントです。
 各プレゼンテーターは、20スライド×20秒(6分40秒)という限られた時間で
 テンポよくわかりやすいプレゼンテーションを展開。

テーマは、クリエイティブな草の根ソーシャルイノベーション(社会変革)です。
こんなおもしろいことしてる人たちがいるんだ.. というワクワク感♪
京都・関西の草の根イノベーター(や社会起業家)による、
クリエイティブ・プレゼンテーションをお楽しみください☆

そして.. ただ見るだけではMOTTAINAI!

「本当の社会変革は、人々が自分の関心あることについて話をするという
 シンプルな活動から始まります..」(by マーガレット・J・ウィートリー)

参加した様々なジャンルの人が想いやアイデアを分かち合い、
ネットワークを広げられる場となりますように.. ということで、
ワールドカフェ(※)によるみなさんでの対話の時間、そして、
対話ってなんだろうをテーマにトークライブをおこないたいと思います☆


(※)ワールドカフェとは
 4・5人一組のカフェのような小さなテーブルを会場中にたくさん作り、
 その中で移動を繰り返しながら語り合います。
 終わった後は、まるで会場全体の全員と話したような一体感とワクワク感…♪
 が生まれる(かもしれない笑)、楽しさと創造性にあふれる対話の方法です。


【主催のFFD(Field for Dialogue)につきまして】
 分断からつながりへ..ともいわれる時代ですが、日常に仕事にそして社会に、
 様々な場面で対話を通したつながりがより豊かに広がっていけばとの思いから
 全国各地域での対話の場作りをおこなっている各メンバーより構成される
 ゆるやかなコミュニティです。
 今回のイベントは、関西のFFDメンバーによるコラボレーションでご提供
 させていただきます。
 

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

●日時
 2009年11月26日(木) 18:30~21:30(開場18:00)

 ※18:00開場と同時にお食事をおとりいただけます
 ※18:30になりましたら予定通り開始させて頂きますので宜しくお願い致します

●会場
 京野菜ダイニング「Tawawa 二条店」
 京都市中京区西ノ京朱雀町1番地 立命館大学朱雀キャンパス7F
 http://www.kyo-tawawa.co.jp/restaurant/restaurant-nijyo/dessert.html
 TEL:075-813-8310 / FAX:075-813-8312

●会費
 【社会人】4千5百円/人 【学生】3千円/人
 (※京野菜バイキング料理、フリードリンクが付きます)

●定員
 60名
 (※おそれ入りますが、先着順にて定員到達しだい締め切らせて頂きます)

●プログラム概要
 ㈰オープニングトークライブ
  ~対話の場とは何か?対話の場から生まれるもの
  【ゲスト】西村勇也 【ファシリテーター】飯田美樹
 ㈪ペチャクチャナイト
  ~京都・関西の草の根イノベーター(や社会起業家)による、
   クリエイティブ・プレゼンテーション
  【プレゼンテーター】嘉村賢州、松浦真、今井絢、他計8名を予定
 ㈫ワールドカフェ
  ~参加者やプレゼンテーター他みなさんでの語り合い

●お申込
 下記「申込みフォーム」にご記入の上、電子メールにて、
 info_ffdkyoto@yahoo.co.jp
 宛にご連絡ください。

 おそれ入りますが、会場準備の都合によりできれば11/24(火)までに
 お申し込みをいただけますと幸いです。

 当日、皆様と出会えることを楽しみにしております☆
 ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

-----------------[申込みフォーム]-------------------
 『ペチャクチャナイト + ワールドカフェ ☆彡
   ~京都から発信する創造性と対話の場~』申し込み

 ・お名前 :
 ・ご所属 :
 ・ご役職 :
 ・メールアドレス:
 ・当日の連絡先 :
 ・ご紹介者 :
 ・その他備考:

 ※お食事の用意の関係上、欠席される場合は
  事前にご連絡いただけると大変助かります。
----------------------------------------------------

 なお、本イベントの様子を記録する写真および映像は、
 主催者が関係する活動、Webサイト等の広報手段、講演資料、書籍等
 に用いられる場合がありますことをご承諾の上、
 参加お申込みをいただきますよう宜しくお願いいたします。


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

【 プロフィール 】

■ペチャクチャナイト/プレゼンテーター

◎ 嘉村 賢州(かむら けんしゅう)
場とつながりラボ home's vi(http://homes-vi.com/)代表理事、
京都市未来まちづくり100人委員会(http://kyoto-machiza.jp/)事務局長。

1981年兵庫生まれ。京都大学農学部卒業。IT企業の営業を経験後、
大学時代より進めていたITによる地域活性システム「京都サーチ縁人」が
独立行政法人情報処推進機構「平成14年度未踏ソフウェア創造事業」に採択し、
仲間とともに法人設立にいたる。
その活動の中で、NPOをはじめとする社会起業家の人達と出会い、
社会起業家向けコンサルタントとして独立。

学生時代から6年間続けてきた町家コミュニティのノウハウを組み合わせ、
人が集まる様々な「場」の中で創造的な話し合いや交流が行われる、
独自の先進的場づくり手法によって、まちづくりや組織の活性を行う活動を展開。
「第三回社会起業家ビジネスプランコンテストedge」にて20団体の参加の中で
ファイナリストに選ばれる。現在、同志社大学で講義も行っている。

趣味は夢を語ること。
将来の夢は、京都にカフェとゲストハウスと共育(きょういく)機関が
一緒になった場をつくること。


◎ 松浦 真(まつうら まこと)
NPO法人こども盆栽(http://www.bombsight.net/)代表理事 

1981年千葉県生まれ大阪育ち。大阪市立大学文学部㈼部卒業。
在学中に就職活動支援団体「盆栽」に携わり、
卒業後はIT企業の営業職に就職。2007年5月にNPO法人こども盆栽設立。
「社会起業家ビジネスプランコンテストedge2008」にて
優秀賞、MIP賞に選ばれる。
主な事業は、子ども向けまちづくり体験イベント
「ミニ大阪」(第3回キッズデザイン賞受賞、延べ1700名)や、
小中高でのキャリア教育(延べ約7000名)など。

 ~メッセージ~

 私たちが創りたいのは
  "こども"が世の中を変えていける、そんな社会です
 NPO法人こども盆栽代表の松浦真です。

 わたしたち「こども盆栽」は、
   【こども×しごと】
 をキーワードに掲げ事業として取り組むことで
 「社会は1人1人の『しごと』でできている」
 という、ごく当たり前だけどとても大切なことを
 みなさんと一緒に、明るく考えていきたい。

 そして同時に、
 今現在、この世の中にある「しごと」にまつわる色んな問題を、
 みなさんと一緒に、真剣に解決していきたい。

 はたらくことは、社会に関わること。
 どんな「しごと」でも、自分の「しごと」がこの社会を創っている。
 だから、この社会を変えていけるのは大きな力を持つ「だれか」じゃなく、
 社会に関わっている「あなた」であり、未来を担う「こども」。

 あなたの仕事を子ども達に伝えることで、
 一緒に少しずつ世の中を変えてみませんか?


◎ 今井 絢(いまい あや)
同志社大学法学部政治学科三回生、
世界学生環境ネットワーク(ISEN)運営委員会メンバー

9歳から14歳までイギリスに暮らす。英国で国際社会と発展途上国への
関心を高め、2004年に五井平和財団ユース作文コンテストで優秀賞を受賞。

2008年に同志社大学で学生による初の世界学生環境サミットが開催され、
運営に携わる傍ら日本代表学生として参加。12ヶ国14大学の学生たちと
学生意見書を洞爺湖サミットに提出。今年6月にカナダのビクトリア大学で
行われた第二回サミットでも再び日本代表学生を務める。
現在、ISEN本部で世界学生環境サミットの企画と気候変動に取り組む
学生ネットワークの拡大と向上に従事。今年12月のCOP15に向けて準備を
進めている。

その他、1st World Creative Youth Forumにてファシリテーター、
第6回UNESCOユースフォーラムにて日本代表(共に2009)を務めるなど、
国内外を問わず世界中の若者と対話・議論を展開している。

大学では国際政治を専攻、途上国の政治制度に携わるべく、現在進路を思案中。
趣味はツーリング、寺巡り、旅。
子供を5人授かり少子高齢化に歯止めをかける計画(笑)。


以下、プロフィール文が間に合っておらずまことに申し訳ございませんが、

◎瓜生良江 大阪中崎町コモンカフェ(日替わり店主のカフェ)

◎尾角光美 live on代表「102年目の母の日~亡き母へのメッセージ~」著者


◎野崎恭平 同志社大学商学部4回生 維新志士~輝(きらめき)~ 代表

他、計8名を予定


■オープニングトークライブ/ゲスト

◎ 西村 勇也(にしむら ゆうや)
ダイアログBar(http://dialog-bar.net/)主宰/代表

大阪大学、大阪大学大学院にて教育心理学を学び、
主に人の内面的な成長のプロセスについての研究を行う。
同時に、学生団体でコーチングと心理学を元に学生のキャリア支援、
キャンププログラム等の活動に従事。

卒業後、人材開発・組織変革のベンチャー企業で
セミナー運営や研修プログラムの開発に携わり、
その後、財団職員としてメンタルヘルスをテーマに企業の組織診断と、
ワールド・カフェを始めとしたダイアログ(対話)による
組織開発プログラムの開発とワークショップの実施に従事する。

同時に、08年4月よりダイアログのプロセスを活用した
非営利コミュニティ『ダイアログBar』の活動を開始。
1年間で14回の「対話の場」を設け、約500人が参加。
対話の場のオーガナイズとファシリテーション、
ワークショッププログラムの開発など多数実施。
現在は、フリーランスのコンサルタント/ファシリテーターとして
「"対話の場"を創り、創造的な社会を実現する」をテーマに
活動を展開。


■オープニングトークライブ/ファシリテーター

◎ 飯田 美樹(いいだ みき)
カフェ文化研究家

1980年神奈川県生まれ、早稲田大学商学部卒業、
京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了、現在京都在住の一児の母。
高校時代から環境問題にめざめ、青年環境NGO「エコ・リーグ」を中心とする
様々な環境活動に関わる。それらの活動を通じて、社会を変えうる活動を
生み出す「場」に強い興味を持つようになる。

早稲田大学時代にフランスのパリ政治学院に留学し、
カフェに通い始めたことがカフェ研究のきっかけとなる。
自身の熱い場づくりの経験やカフェに通った実体験、
また大学院休学中にカフェを運営した経験等の実体験を、
百年前のパリのカフェ文化を理解するための視点として用いながら、
カフェという場のもつ力強さについて追求し続けている。

著書「Cafeから時代は創られる」

地域のカフェから何かが変わる

2009年11月06日 |  カフェ的な場で考えたこと
 今日は洛西で仲良くなったママの子供を
先日れんちゃんをみてもらってたお礼に私が
見ることにして どうなるのか どきどきだったけど
時間がきたらはじまって ドキドキドキドキ
しつづけながら ゆっくり経過をみまもっていた。


 うちでは二人は仲良く遊んで Mちゃんは泣くこともなく
れんちゃんがお兄ちゃんな顔して遊んでた。
でも家に居続けるのもきっと機嫌が悪くなるよな
今日はベランダにも出れないし やっぱり公園に
連れて行こう。いつもみんなで公園で
のんびりピクニックをしていたから 公園にいけば
気分がいいと そう思ってた訳だけど
えんやこら と れんちゃんをかつぎ 彼女をかつぎ
ベビーカーをかついで階段をおり なんとか行ってはみたものの
あれ 誰も楽しそうでもない、、、 だめだった?
どうしよう そうだ やっぱりケヤキにいこう、、、


 ケヤキというのは最近私がかなり気に入っている喫茶店で
この地区の人たちが運営している非営利の喫茶店。
洛西のお年寄りや子供たちの交流拠点になればいいとの
願いをこめてつくられた まさに子育てをしていて
おばあちゃんと交流したくて しかもカフェを研究している
(そんなことは誰にも言っていないけど)私にぴったりな喫茶店。
ママサークルからはつい足が遠のいてしまっても
カフェには足しげく通う私は 週に2回ほど通ってて
ここはれんちゃんも常連で Mちゃんも何度か一緒に来てはいるから
誰かかまってくれるだろう!そうたかをくくって行ってみた。


 ところがケヤキについてみる と あれ いつも
かまってくれるおばさんがいない。彼女はいないんですか?
ときいてみると「今日は中学にいってるんですよー
イベントの準備があってー」とのことだ うわー ピンチ!?
でももう注文しちゃったし おろおろしているところに
赤子二人は壁沿いの椅子の上を反対方向に動き出す。
どうしよう 手がたりない!ああ 机にさわっちゃだめ!危ない!
まわりにいるおばさんたちは 笑いかけ 気にかけながら
こっちをみていてくれるけど 「大丈夫?危なくない?」
そう何度も言われると 危ないような でも大丈夫そうなような、、、


 そうしてなんかの瞬間に アッ!と思ったらドーンという音
ええ!!!Mちゃんがおちた!ワーン!!!エンエーン!


 どうしよう!!私で泣き止むんだろうか?大丈夫なんだろうか
無我夢中で抱き上げて 無我夢中であやしはじめる
れんちゃんはもう眼中になく お店の人みんなが釘付け
あの人大丈夫なんだろうか、、、


 Mちゃんは上手に落ちてくれたらしく あまり派手には
打っていなくて ちょっと泣いたら落ち着いたけど
機嫌は悪くなっていたから ひたすら彼女をだっこしていたら
しばらくすると なんと私の胸で眠った。
なかなか環境がかわると寝ないMちゃんが
私の腕の中で寝るとは!なんだかとってもうれしくなった。
この騒動があってから お店の人ももうちょっとこちらを
かまってみてくれて いつものおばさんも中学校から駆けつけてくれ
れんちゃんの面倒をみてくれた。

 
 それからそのおばさんと もう一人の地域の女性支援をしている
おばさんと 同じテーブルを囲んでいろんな話で盛り上がる。
こうやって 私がようやくみつけたカフェは 困ったママと
ママを支援したいと思う人たちが出会う場所になってて
私はいつも こうしてほしい こうなったらもっといいのにと要望を出し
そうしていたら なんとおもちゃがお店におかれて
それから絵本もだいぶはいって そのうえ先日は「れんちゃんに」と
お客さんがミニカーをもってきてくれたらしい!
それをもらったその夜は どれだけ彼の機嫌がよかったことか!
(れんちゃんは車に目がないのです いつもブルンブルン言っている)


 そういう風に ここの人たちは話をきいてくれ
聞いてくれるだけじゃなく ああしましょうとか
こうしましょうとか じゃあこうなったらいいわよねとか
誰と協力したら何ができるとか そういうことを教えてくれる。
そうしてここは変わっていって 沢山のイベントもするようになり
最近は中心地にあるカフェに負けないくらい 沢山のお客さんで
にぎわっている。まだまだ子供は少ないけれど
今回のMちゃんの事件をきっかけに「やっぱり子供用の
スペースが必要なのよ!」という議論がもりあがってゆく。
Mちゃんとそのお母さんには申し訳ないけれど
私としては ここにきて 人の子まで連れ出して
でも話をきいてもらって 一緒に子育てをしてもらって
地域でこうして 手をとりあっていきている
一人だけでするんじゃなくって 誰かに預けたり
誰かがちょっと見ていたり そうして気楽に子育てできる
そんな状況が続いていったら とてもすばらしいと思う。


 「全国子育てひろば実践交流会」というイベントに
夏に参加した際に なんにもない洛西に 子育てひろばが
あったらいいのに!そう思って「どうやったら子育て
ひろばをつくれるんですか?」とみんなの前で質問をした。
そのあとで同じ会にいた人が 私と出会って ひろばの運営
なんかについて 色々話をしてくれたけど
「こんなカフェが地域にあって、、、 それに私
カフェの研究もしてるんです」と話てみたら
「それだわそれ!ひろばよりもカフェよ!広場には
何か限界がある感じがしてたの そこでがんばって!!」と
力強く後押しされた。そうか カフェか やっぱりケヤキか
そう思ってて 通っていった 何かがそうして動いてる

 あそこに集う人たちは 街で活動をしている人で
力づよい女性が多くて 変化させようとがんばっている
ママから時代は創られる?と かつて友人に言われたときに
「そんなことがあるもんか!」と卑下して思っていたけれど
もしかしてママから時代は創られるかも そんな最中にいるのかも
このカフェにいて 出会いを活かすとそう思う。


 はじめの五分は 他人の子まで連れ出したことを
ひどく後悔していたけれど あの事件のあったあとは
空気も変わって みんながすごく協力してくれ
帰りたくない そんな気持ちになっていた。
それくらい カフェでの出会いは何かを変える
カフェはただ お茶を飲みにいく場所ではない
私はケヤキに 今日お茶を飲みにいったわけじゃない、
出会いを求めていったんだ。 その出会いを活かしたときに
いろんなものが動き始める やっぱりカフェは力強い。


 地域にそういうカフェがあること
そこに集う人たちが こんなにも活動的な意思があること
それって本当に すばらしい。

最後の気づき

2009年10月19日 |  カフェ的な場で考えたこと
 今日でたぶん ミッシェルと会うのは最後になるんだろうな
それでも会えたらいいよなあ と思っていたら
むこうから電話がかかって 月曜の夜に開催されてる
カフェの話をしてみたら 興味があるということで
じゃあなんとかして行ってみようという気になった。


 ミッシェルはパリでサロンを開いていたり
あのフロールで哲学カフェを開催していたり
日本人向けの「お茶会」を開催している人で
なかなか面白い人で 私達は 三年前にフロールの二階で出会って
今回彼が京都に来るというので なんだか色々あった結果
うちに4泊していった。 その日々はとても楽しくて
フランス語も楽しかったし おじいちゃんになって
れんちゃんの面倒をみてくれて 彼らはとっても仲良くなって
最後にはおんぶもしてくれた。
洛西という 誰もしらないへんぴな土地の
すばらしい神社とお寺に子連れでいって
この世のものとは思えないような 極楽浄土を体験し
素晴らしい経験を一緒にしていた4日間


 その最後になるであろう 今日の夜
一緒に「はなれ」という京都で月曜だけやっている
カフェみたいな処に行った後 彼は色々話してくれた
サロンについて ネットワーキングの仕方について
どういう方法をもちいると 何がうまくいくのかについて
ああ これだ!この話だと私は思った
これこそ話をしたかったんだ!
こんなに一緒にいたというのに どうして最後の最後に
しかもこんな夜で 時間がないときに どうして今?と
思ったけれど 「それは蓮太郎がいたからだよ!」と言われてしまう


 この時の会話で 私は何かを見出して
ああ次に彼に会うのは私がパリに行くときだ と
なんだかわかった れんちゃんと多分一緒にパリに行こう
私が研究したかったことは 場に関することなわけで
コーヒー云々ではなくて カフェだけでなく サロンもあって
フェットもあるパリという街は すごい文化が流れてる
哲学カフェにいった時 ああこの国のカフェでの
アジテーションの仕方というのは 歴史があってこその
重みがあると まさに感じいったけど
本当にそれほど「言葉にうまくできないもの」に
重みがあって それは体験しないとわからない
世の中には 体験しないとわからないものが沢山あって
それは場の作り方 であり 子育てであり 子供を産んでみることもそう
体験しないと 本をいくら読んでもわからないけど
体験をした人が その人の視点で書いたなら
力強い本になるわけだ


 わかった!これを本にしよう!

 河原町の駅の上で なんだかちょっとピンときて
ミッシェルとすごした 何日間かが ただの観光なだけじゃなくって
私にとっても 重みをもって 私にとって また
ちょっと灰色な生活が待ってる私にとっての
次のステップを 少しみさせてくれたような
そんな気がした夜だった。


 本当の文化には 重みがあって
それはとても力強くて 何故かフランスには
カフェもサロンも存在してた 
そこをもっとひもとこう
やっぱり研究を続けてみよう
そう思えた 河原町の夜

10月31日に町家カフェ開催します 

2009年10月19日 |  カフェ的な場で考えたこと
 最近は静岡に鈍行で旅行をしたり
知り合いのフランス人が4泊もうちに泊まって
ちょこちょこガイドをしたりして
子連れだからといってできないと言わないように
そう思って色々動いているけれど
やっぱりなかなか疲れるもので それでもまた
日がたったらその後悔すら忘れて繰り返すわけだけど、、、

 今月末31日に京町家でカフェを開催します。

場所は地下鉄今出川近くのNPOの事務所のある町家で
時間は1時から5時までです。
メニューは今年とれた不耕起米の新米ごはんとおみそしるセットや
コーヒー ケーキ などです

 のんびりゆったり 来た人たちが
ゆるやかにつながれる場所になったらいいです

 もし都合があったら来てみてください



驚きの連続

2009年09月17日 |  カフェ的な場で考えたこと
 こんな出会いってあるんだろうか
こんなカフェってあるんだろうか
あったらいいなと思っていたけど
まさかこんなことが起こりうるとは!

 そんな気持ちになることが
ここ最近毎日のように起こってて
夏は鬱真っ最中だったというのに
私にも運が巡ってきたのか
なんだか最近面白い というよりも
すごいことになってきている そう思う。


 今日は最近ハイスピードで仲良くなってる
ご近所のママ友達と 念願の鴨川へと出かけていって
彼女にゴゴを紹介したくて 閉店時間も間際になっていたけど
なんとかかんとか バスに乗って 電車にのって
また河原町からバスにのり お互い子連れで大変だけど
一時間かけて ゴゴに来た。


 それでしばらくまったりしてたら
新しいお客さんが店の外でメニューを見てて
あの人達は入るのかなー いい店ですよ
入ったらどうですかーと心の中で思っていたら
あ 意を決して入ったらしい。 カランと扉が
開いたと思うと かわいらしいカップルが
こちら側を見て立っていて カウンターにいた
お姉さんに「すんません カウンターしか
空いてないんです」と言われてる。
帰っちゃうかな?そう思ったけどカウンターでも
いいとのことで 空いていた私たちの
近くの席に向かって彼らはゆっくりやってきた。
どんな人かなと眺めていたら

 あれ なんだか知っている、、、


 彼女もなんだか私を知ってて


 え? もしかして!?


 そんなことってあるんだろうか!
三条スタバのお姉さんじゃん!!


 私が本を書いていたとき
いやそれより前の 大学院の研究時代から
長年お世話になっていた 心優しい
とても温かな店員さんで 彼女がいたから
そこにいられた 彼女がいたから三条スタバは
別格だった そんなスタバをつくってた
あの人が なんでここに???



 とにかくとても驚いて
でも彼氏も一緒なようだから それにここは
カフェなわけだし あまり突っ込むのもいけないか
と そこまで話はしなかったけど
お姉さんは 他の席に移ったあとでも
私たちを気にかけていてくれて
れんちゃんやもう一人の赤ちゃんを
彼氏と一緒に眺めてくれてた 本当にいい人なんだなあ


 なんだか話もしたくって
 だけどそこには行きづらいけど
ちょっと機嫌が悪くなってきたれんちゃんを
ここはだしにして ちょっとそっちへ行ってみよう。
そうしたらお姉さんと私はすんなりと会話をしはじめ
彼女がどうしてゴゴに来たのか 私がスタバに対して
どんなにお世話になっていたかなど どんどん
話が弾んでいった。


 以前ここにも書いたけど 三条を去ることになった
その前の晩 明日の朝はスタバで過ごそう そうは
思っていたものの げんきくんと夕暮れ時のスタバに
ちょっと足を向けてみた ら 席が空いてて
ほんなら入ってみるかと扉をあけた。
そしたらそこにはいつものショートカットの
そのお姉さんが働いていて 私はとっても嬉しくて
最後だからと いつもよりちょっと話をしちゃって
「明日もいるんですか?」ときいてみた ら
明日はいないということで それを聞いたら
どうしてもお世話になってた彼女には
私がそこで書いてた本を手渡したくて そんなら
家は近いから と げんきくんにれんちゃんを預けて
家まで本をとりにかえって 「こんなのを書いてたんです」と
お姉さんに手渡した。


 どうせ読まれないだろうなー 
そうは思っていたけれど 読んでくれたのかどうかは
定かじゃないけど 彼女は私の本の中に「ゴゴ」が
出てきたと言ってくれ それだけでもうれしくなった。
そういうことで ちょっとだけれど ゴゴにも
若いお客さんがきたりするらしい。 それを知って
とても嬉しい。ゴゴがそんな場になったらいいのに
そう思っていたわけだから そうして今日ここで
こんな偶然の出会いがあって スタバのお姉さんも
ここを気に入ってくれてたようで 色んな出会いを
ここに来た人が満喫していて たくさんの人が
口を開いた。酒井法子のことについて
民主党のことについて 高齢者医療のことについて、、、


 ここにはいつも出会いがあった。
ここを私の知り合いが知ることで
いつか偶然の出会いがあればいいと思ってたけど
まさかこんな出会いをするとは お姉さんは
はじめてゴゴに立ち寄って 私は洛西に移ってからは
まだ2回しかこれてなくって それでもたまたま
ここで出会った これってとても運命的だ!
私はカフェを研究していて 「こんな場になったらいい」と
思い描いて本を書き 本を読んでくれた人が
どれだけいるのかわからないけど
それとは関係なさそうな場所で そんな場所 が
できつつあって そんな出来事に驚かされてる
こんな場って あるんだな ありうるんだな
三条スタバがもっと面白くなったなら
京都は本当に楽しくなるのに そんなことを
思っていたし そんなことを伝えられて
お姉さんは何かを思ってくれてたようで
それが本当に嬉しくなった


 カフェって とても大事な場所で
カフェで起こった些細な会話や出来事が
その日一日の一番の幸せや一年での大きな
思い出だったりもするわけで カフェを運営している側には
「そんなこと」に思えても お客さんには
はかりしれない幸せだったりすることがある。
そんなことを お世話になった彼女に伝えられたのは
本当に嬉しかった 彼女も私を思い出してくれてたらしく
お互いに再会を喜べた


 毎朝毎朝 鴨川沿いに 朝が来る。
出町柳にはゴゴがあり 三条にはスタバがあって
ゴゴでは朝日は浴びられないけど ゴゴには朝の出会いがあった
スタバには美しすぎる朝日を浴びた鴨川という景色があった
朝のスタバは別格だった。そこを居間のように使えるのなら
あの狭い家でもいいかも そう思えるほど 
他にはないあのロケーションで 素敵なスタッフの笑顔があって
れんちゃんも迎えてもらった あの時間は幸せだった。
もう三条は遠いけど 朝のスタバはもう夢だけど
思い出は消えないわけで あそこで全ては書かれていった
そんなことがあったんだなあ

 ゴゴとスタバがなかったのなら
私の研究も本というのもありえなかった
そこで大事な人達が 今日ここで偶然出会った
それって本当に嬉しいことだ
何かが変わり始めたような 何かが動き始めたような
見えないけれども 確実に 何かが変わってきているような
カフェから時代は創られる?
本当にそうなる日がくるかもしれない。
自分自身、半信半疑だったけど なんだか本当にそんな気がする
だって何かが起こり始めた
不思議なうねりが はじまっている。

カフェでの出会い

2009年09月15日 |  カフェ的な場で考えたこと
 今日は研究に関して考えることがあるからと
れんちゃんを知り合いの人に預けてお気に入りの
カフェへと足を運んでいった。


 そのカフェは 「洛西にカフェなんてない!!」と
嘆いてた私に朗報をもたらしてくれたところで
こんなとこ 本当にあるの?と半信半疑になりながら も
延々と歩きお店に電話し ようやっとたどり着いた店だった。


 洛西に こんなセンスのいいところがあるなんて!!
しかもめちゃくちゃケーキおいしい!なんだここ??と
思っていたら 帰り際にお姉さんが少し話をしてくれて
なんともうできて7年目になるんだそうな


 さてそのカフェに行ったのは 今日で3回目だったかな
たぶん考え事ははかどらないけど 家にいても鬱々するから
いっちゃおう!と子供を預けてすぐに向かった。


 すると今日は二組のお客さんが入ってて
カフェのお姉さんは楽しそうに話をしていた。
そんな話を耳にしてると なんだか芸術談義をしてたり
シャネルについての話をしてたり お姉さんは
芸術家なだけでなく かなり教養があるようで
それだけでなく そこに集ってたあとの2人も
話の中身がとても濃くって 私もそこに加わりたいと
ひそかに思ったりなんかしながら 考え事を続けてた。


 けれども話が面白くって 私の気はそっちにとられて
こりゃだめだ 仕方がないから家に帰ろう
お会計お願いします、 そうしてお金を払ったその時
お姉さんが私を紹介してくれた。
「この方はね カフェ文化の研究をしてるそうなんです
お子さんを預けてこうして時間をとってね、、、」


 まわりの人が興味をもってくれたのは カフェではなくて
子供を預けていることで そのファミリーサポートという
システムのことからはじまり 子育て談義が始まった。


 ここで話していたことは 本当に興味深くて
私って 預けるためにお金も払って ケーキ代も
支払って でも研究はすすんでなくて
げんきくんからみたら「何やってんだ!」って
感じだろうと思うけど 面白くって
どうしてもその場を立ち去れなかった。 それで
あとで気づいたことは これこそが研究だったということで
まさに私が書いていた「カフェは耳の痛い話もきかなければ
ならない」だとか 「カフェにいけば救われる」とか
そんなことが山ほどあった。


 ゴゴではそういうことが起こってたけど
そんなカフェは他にはなかった
洛西の小さな喫茶店はなかなか面白そうだったけど
ここは議論の質が高くて それはお姉さんが
かなり面白い人だから で しっかりとした意見を
もってて 近頃のママに対する批判もあって
だけど私は ちょっとママ達の気持ちもわかってしまうから
そんな気持ちを代弁したり 50代や60代の女の人が
率直な意見を交わしていたり これって本当に
カフェだから の 見知らぬ他人同士だからの
活発な意見交換で ここにれんちゃんがいても
そんな会話は成り立たないし 親戚同士でも
こんなに自由に話せない。


 誰がどういう人なのか そこまでわかっていないからこそ
率直な意見が飛び交って 時にそれは 聞いている人にとって
耳の痛い話でもあり でも「何でなんだろう?」と
言われてみたら 私も私なりの説明をしてみるしか
ないわけで けっこう「そうかー」と納得される。

 ママ達の状況が昔に比べて大変なのか
私にはわからないけれど 今のママ に
こんな場所 が 世代を超えた 人達の
教育についての率直な意見交換の場所があるだけで
ものすごく救われるのに。 もっと教えて欲しいのに
伝わっていないからこそ できないこともあるわけで
インターネットなんかじゃなくって こうして
口で 伝えて欲しい。 子育てに追われまくってる
ママ達には 長期的視野なんてなかなかないから
そういう視点をもってる人が ママに色々伝えて欲しい
嫁姑は大変だけど こうして出会った見知らぬ人の
客観的な意見であれば すうっと聞けてしまうから
ああそうか 義母が言ってたことというのも
こういう視点があったからなのか
そういうことがわかるから


 カフェがあれば 救われる
それはケーキを食べるからじゃなく
こういう出会いがあるからで
ああそうなのか!目から鱗の出会いが
時折あるからで こうして私は沢山のものを
与えてもらって 沢山の視点でものをみられた
それこそがカフェの醍醐味で
これがカフェのダイナミスムの源なんだ。


 そんなカフェがあったらいいのに
そう思ってたら そんなカフェであったらしい
「私はカフェ運はいい方だ」とquatre saisonの
コラムに書いてみたけれど 本当に運がいいらしい
「カフェなんてない!」と言われてた この西の果ての
洛西で こんなカフェがあるなんて
こういう場所があるのなら
もう少しここにいられそうな そんな出会いが
最近ちょこちょこあるようで なんだかとてもありがたい。

町家カフェ

2009年09月14日 |  カフェ的な場で考えたこと
 昨日は久しぶりにカフェをして
発表なんかに比べたら 全然緊張もしていなくって
やりはじめたらのってきて あーこんなだった
そうだった そんな感じで やっていたら
主催者たちの予想以上に お客さんが来てくれて
みんな楽しそうに話をしている そんな光景を
カウンターから眺めてる そんな時間が好きだった。


 カフェのマスターとカメラマンと代表は
どこか似ている そう思ってた
何が共通点なのかって 眺めている目の前の人達と
交わりたくても 交わりきれないそういう状況が
同じで カメラマンは 熱狂している人達を
冷静な目で写真をとって 白熱している
決勝戦を そのすぐ隣で 冷静な目で 撮っている。
代表も 参加者達と 交わりたくても 代表は
まわりをみないといけないわけで
交わりきることはできなくて
だけどそんなことをやってきていた
そんな私に カウンターという一線は なんだか
性に合ってるようだ。


 一生カウンターの中というのは かなり過酷な
人生だけど 時に発表もしたりしながら
カウンターの中にも入れる それくらいはすごくいい。
一ヶ月に一回くらい カフェについての発表と
カフェの運営ができたなら そりゃあかなり
幸せだなあ それだったら極楽だなあ 
そんなことを思ってしまった

 カフェはやっぱり楽しいらしく
「大変じゃないですか?」と心配されても
久々の立ち仕事を続けたことで 腰はちょっといたかったけど
全然何も苦にならなくて 天職かしらとまた思う
自分の家でカフェをやるより
カフェらしい違う空間で カフェを実際にやるほうが
よっぽどこっちの気も楽で お客さんも
沢山きてくれ 昨日はとても心地よさそうだった。
町家カフェは山ほどあるけど こんな風に
来た人同士がみんな出会って どこかで
実はつながっていて イベントでもなく4時間くらい
気楽にしゃべりつづけていられるような
そんな場は実はなかなかないから
昨日はとてもいい経験だった

 お結び庵が そんなカフェ的な場になればいい
「ここはこういう場所なんだ」ってみんなが思って
「誰かに会いに」行ってみようとおもえる場所に
そうして来た人みんなが誰かと話て
来る前よりも 少しハッピーになれる場所に
少しでもなったらいいな また来月も カフェをしよう!
(たぶん10月31日に不耕起米のごはんとお味噌汁のある
カフェをすることになると思います 洋服の持ち寄り交換会も?!)

フランスに行くなら

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