Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

GPフランス国際2021エキシビション出演者リスト

2021年11月21日 16時29分54秒 | スポーツ

 優勝・2位・3位が日本から出た大会の締めくくり
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第5戦フランス国際、エキシビションは日本時間22:30から。出演者リストはこちら




 佐藤駿が7番目、樋口新葉25番目、鍵山優真27番目に登場。何を滑ってくれるのかな

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ワルシャワ杯2021、村元哉中/高橋大輔組FD

2021年11月21日 06時49分13秒 | スポーツ

 GPフランス国際2021の男子を見終わった後仮眠して、なんとか起き出した。どうしても気になって
 フィギュアスケート・チャレンジャーシリーズ・ワルシャワ杯2021、村元哉中/高橋大輔組のフリーダンスジャッジスコア)。リズムダンスを終わって2位につけ、在住の日本人の方はもちろん、地元の観客も期待して見ているのがわかる。



 技術的には、先週のNHK杯でできたことは概ね今日もできた感じ。技術点の速報では62点台だったが、最終結果は64.01となった。NHK杯と比べると、ワンフットステップが男女共にレベル2から3に、ダイアゴナルステップがレベル2から3に上がっている(ツイズルは男性が3になった)。
 演技構成点が50.28、NHK杯より2.16点上がっている。最近あまり見ない正統派バレエ系プログラムが、ジャッジと観客にものすごく好かれているのだと思う。
 フリーダンス114.29、合計190.16で結果2位 優勝はダイアナ・デービス/グレブ・スモルキン(ロシア)、3位はキャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズ(アメリカ)だった。
 チャレンジャーシリーズの大会なので、スコアはISUパーソナルベストとして公認される。ワールドスタンディングシーズンワールドランキングも2位270ポイントが加算される。

 この結果をもって、村元/高橋組が小松原組の上になったと言い切ることはできないだろう。次回も同じようにできるか、もっとよくできるか、場数を踏んでいかないとわからない部分がある。しかし、相当自信になるはず。全日本選手権は壮絶な戦いになりそう、、、
 ・・・とりあえず、もう一度寝ます

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GPフランス国際2021男子FS

2021年11月21日 03時19分04秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第5戦フランス国際男子フリージャッジスコア)。

<G1>
ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:63.98(12) FS:164.10(8) 合計:228.08(9)
 「Outro」♪ 透ける紫に緑。昨日の彼とは別人 4トウ単独がきれいに入り、次は無理せず3トウに。3アクセル少しこらえたが2トウをつける。くるくるターンからの3ループ、カウンターからの3アクセル、決まった さらに3サルコウ+オイラー+3サルコウまで
 大きなジャンプや支持なし側転を入れたコレオ、大きく激しく動くステップ。終わってガッツポーズ、俺はやったぜ

ガブリエレ・フランジパーニ(イタリア) SP:66.33(11) FS:117.94(12) 合計:184.27(12)
 「Red Right Hand」「Ballad Of A Thin Man」「I'm A Man」♪ グレーベスト、赤タイ。4サルコウ、オーバーターンでなんとか。3アクセル転倒したが、次は根性で+オイラー+2サルコウに。3ループは下りてイナバウアーにつなげる。
 後半3ルッツで転倒、次のルッツが2回転になったが無理やり3トウをつけて結局転倒 ステップは比較的元気だったかな

ロマン・ポンサール(フランス) SP:66.38(10) FS:145.89(10) 合計:212.27(11)
 エルヴィス・プレスリー・メドレー♪ 黒革ジャン風。地元の大声援の中、4トウ決まった 次の4トウは少しこらえたが、2トウをつける。3アクセルは回避して3ルッツに。後半3ルッツ+3トウ、頑張る。後半も構成を変えて2アクセル+2トウ+2ループでまとめた。
 なんか、ジャンプとジャンプの間はただカッコよく滑っているだけで、イケメンぶりとエルヴィスの美声を鑑賞するプログラムになっていたが、終盤のステップはアップテンポで元気よく動いてたかな

アンドレイ・モザリョフ(ロシア) SP:68.77(9) FS:179.77(2) 合計:248.54(7)
 「1492: Conquest of Paradise」ヴァンゲリス♪ こげ茶。4トウ+3トウ、4サルコウ、3ループと立て続けにシャープなジャンプを決める イーグルから3アクセル+2トウ、キャメルスピンのキャッチフットは高い位置で。後半もコレオからの流れで4トウ、イーグルから3アクセル、3ルッツ+オイラー+3サルコウと完璧
 ステップもレベル4獲得、スピンのポジションもきっちりしているし、今日はやることなすこと見事。フィニッシュポーズを取ってしばらく余韻に浸っていた 技術点99.05

アルトゥール・ダニエリアン(ロシア) SP:76.81(8) FS:144.69(11) 合計:221.50(10)
 リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」♪ 黒の胸と袖にゴールド。冒頭の4トウは転倒したが、次の4サルコウを両手上げで滑らかに決める 3アクセル、両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウと問題なし。さらに3アクセル+オイラー+3サルコウも入る。
 後半両手上げ3フリップでオーバーターン、単独に。ループがパンク、すぐ2アクセルをつけたが乱れて両手をつき、こらえきれず転倒
 スピンで見せるヘアカッター姿勢、長い手足での表現と、彼のいいところはいろいろ。

アダム・シャオ・イム・ファ(フランス) SP:84.47(7) FS:158.82(9) 合計:243.29(8)
 「Daft Punk」♪ 黒にゴールドのライン。目の覚めるような4トウが決まって大歓声 3アクセルはわずかにフリーレッグをついたか。サルコウが2回転に、しかし4トウをオーバーターンしても2トウをつけ、3ルッツで傾いてもなんとか下りてオイラー+3サルコウをつける。2本目の3ルッツも必死で抑えて2トウにつなげた。
 ステップに入る前に観客を煽り、速くて大きい動きで盛り上げ、コレオには大きなバタフライも。フリーの自己ベスト更新してコーチも喜ぶ

<G2>
キーガン・メッシング(カナダ) SP:85.03(6) FS:168.03(6) 合計:253.06(6)
 「Lullaby for an Angel」「Home」♪ 赤黒チェック。今日も柔らかい膝を使いこなして、4トウ、4トウ+2トウを着氷。3アクセル+オイラー+2サルコウ、大きなジャンプから入るフライングシットスピン。後半3アクセル入り、3ルッツ+3トウは少しオーバーターン。
 大自然の中にいるようなイーグルから、顔が氷につきそうなハイドロブレーディングのコレオ。スピンのシット姿勢は回転が速い
 今日もキス&クライでは赤ちゃんの写真(昨日のと違う) 満足げに立ってご挨拶。

ドミトリー・アリエフ(ロシア) SP:85.05(5) FS:168.51(5) 合計:253.56(5)
 「And The Walts Goes On」♪ 黒襟の赤ジャケット。冒頭のルッツは3回転にしたが、大きな4トウ+3トウが決まって一気に盛り上がる。3アクセル+オイラー+3サルコウ、膝をついてスライディングから3フリップ。カメラ前でしっかりポーズを取ってから、優雅に踊るコレオ。
 後半3アクセルはステップアウト、3ルッツ+2トウ。ワルツらしい上品な動きを最後まで見せてくれた 僅差でトップに立つ。

佐藤駿 SP:87.82(4) FS:177.17(3) 合計:264.99(2)
 「オペラ座の怪人」♪ 黒ジャケの背中に赤い模様。4ルッツ、高い 4フリップ、これも高い 4トウはちょっと乱れてなんとか1トウをつける。2本目の4トウはフリーレッグをついたか。1本目の3アクセルは単独に。
 スピンからつなぎの動きなどで、しっかり曲を表現する。3フリップ+オイラー+3サルコウ、最後に3アクセル+2トウ、頑張る
 一気に曲が盛り上がるところで、一歩がよく伸びるスピードに乗ったステップ、イーグルとスライディングのコレオ。
 トータルの自己ベスト更新でトップに立つ。

ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:89.39(3) FS:174.81(4) 合計:264.20(3)
 「シンドラーのリスト」♪ グレーにオレンジ。4サルコウ、少しフリーレッグをついたか。3アクセル+片手上げ2トウ、もうすっかり安定している。ポジションを一瞬で変えるスピンはそれ自体が表現。
 3フリップ+3トウ決まり、3ルッツ+オイラーの後が1サルコウに。イナバウアー、バレエジャンプ、大きなスパイラルのコレオの流れから3フリップ、美しい キャメルからレイバックに変わるスピン、切なさを体現するステップ。映画の世界がリンクにあった

デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:89.76(2) FS:164.72(7) 合計:254.48(4)
 プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」♪ オフホワイトに黒ベスト。4サルコウ、こらえたけど片足で立つ。3アクセル+2トウ、3アクセルと下りた 3回転ジャンプはどれも余裕があって、ディレイド回転に近い。
 足を下に抱え込む独特のシットスピン、ドラマチックに物語るコレオ、スピンを終えて反るポーズ、ちょっと倒れかけた

鍵山優真 SP:100.64(1) FS:185.77(1) 合計:286.41(1)
 「グラディエーター」♪ 黒に光る模様。それほど力を入れずにスムーズにスピードに乗っていく。4サルコウ、下りてイーグルにつなげる。3ルッツは下りてツイズル。4トウ+3トウ、鮮やか 後半4トウは片手をつき、イーグルから3フリップ+3ループは少しステップアウト。最後のアクセルがパンクしたのはちょっと
 しかし、このプログラムが体に沁み込んで自分のものになってきている。手先や上半身の表現が無理なく、曲の世界観が出せていた。
 キス&クライでは神妙な顔をしていたが、地元の観客から「オメデトウ、ユウマ」と祝福される。もう世界の人気者

 結果、鍵山優真が優勝、2位佐藤駿と日本勢の1、2 僅か0.79点差の3位ブラウンはスケートカナダ2位に続いての表彰台。4位ヴァシリエフス、5位アリエフ、6位メッシング、7位モザリョフ。8位シャオ・イム・ファ、9位エイモズとフランス勢。10位ダニエリアン、11位ポンサール、12位フランジパーニ。
 これで鍵山優真はファイナル進出を決めた。ブラウン24ポイントは可能性があり、佐藤駿22ポイントはロステレコム杯の結果次第か。
 次はペア・フリー

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GPフランス国際2021アイスダンスFD

2021年11月21日 01時01分55秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第5戦フランス国際アイスダンス・フリーダンスジャッジスコア)。

<G1>
ジェニファー・ヤンス・ファン・レンスブルク/ベンヤミン・ステファン(ドイツ) RD:57.14(10) FD:96.95(9) 合計:154.09(10)
 ジェームズ・ボンド・メドレー♪ 濃緑。あまりよく見てなかったんだけど ピアノとストリングスの曲にのって、複雑なポジションのリフトをこなした。

ルワシア・デモージョ/テオ・ル・メルシエ(フランス) RD:63.95(9) FD:92.66(10) 合計:156.61(9)
 「Lonlon Ravel's Bolero」♪ 黒にゴールドのストーン、黒。独特のボーカルが入るボレロで、じっくりとツイズルを見せる。女性の太腿だけをホールドするローテ―ショナルリフト。男性の首に片足を引っかけて上がるストレートラインリフトから、そのまま抱え込んでステーショナリーリフト、この組み合わせは珍しい。
 コレオステップからコレオツイズル、行進するような力強さ

アリソン・リード/サウリウス・アンブルレヴィシウス(リトアニア) RD:64.43(8) FD:105.40(6) 合計:169.83(8)
 「Vinegar and Salt」「White Lies」♪ 緑、黒。ストリングスの切ないメロディで、きれいなツイズル。ストレートラインリフトは男性が自分の下に女性を抱えるようにして片足に。二人が相手の足をホールドしたりするスピンのポジションが素敵 並んで同じ動きをするコレオステップ、じわじわと迫ってきた。
 アリソンがリトアニア国籍を取得できないらしく、オリンピックで見ることはないようだが、頑張ってほしい

ユリア・トゥルッキラ/マティアス・ヴェルスルイス(フィンランド) RD:64.62(7) FD:106.40(5) 合計:171.02(7)
 「Wild Side」「Bruises」♪ ブルー、グレー。いきなりステーショナリーリフトから、そのまま抱え上げてローテ―ショナルリフト これもけっこう珍しい組み合わせでは? 女性の両手を持ってひょいと肩の上を振り回してから前に出すストレートラインリフト。いったん逆さまに持ち上げてから前に抱えて足を絡めるコレオリフトもいい。
 全体に無理がなく、滑らかな表現でいい

アナベル・モロゾフ/アンドレ・バギン(ロシア) RD:68.45(6) FD:103.87(8) 合計:172.32(6)
 リムスキー=コルサコフ「シェヘラザード」♪ ゴールドのノースリーブにブルーのパンツ、ワインカラー。妖艶に微笑んでスタート、ステーショナリーリフトから。男性イーグルの膝に手をついて逆立ち姿勢のストレートラインリフトから、肩に乗せていくローテ―ショナルリフト。互いにフリーレッグを絡めるスピン、コレオリフトは男性のウエストあたりに両足で立つ。
 背中が開いている衣装なので、女性の筋肉がとても美しく見える アナベルはずいぶん大人っぽくなった。父・ニコライは嬉しいかな

<G2>
エフゲニア・ロパレヴァ/ジェフリー・ブリソー(フランス) RD:69.23(5) FD:106.71(4) 合計:175.94(4)
 「Adagio In Sol Minores Mi 26」「Allegretto」♪ グレー系。しっとりしたメロディで、ツイズルをきれいに合わせる。リフトの上げ方がさりげない。足を絡めるスピン、男性がランジからそのまま低い姿勢でステーショナリーリフト。リンク半周するワンフットステップでフェンスに寄ると、そこからコレオステップへ。最後のコレオリフトは男性のお腹に立ってから背中に回っておんぶ状態でフィニッシュ
 いろいろ目を引く動きがあるが、これ見よがしではない。これから伸びそう

クリスティーナ・カレイラ/アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ) RD:70.74(4) FD:105.17(7) 合計:175.91(5)
 「Wicked Game」♪ ブルー、紺。キャッチウェストから、互いの足を絡めるスピンで始まる。ツイズルの間には男性が膝でスライド。リフトでは一つ一つのポジションをきちんと見せていく。女性の片手と曲げた膝の後ろをホールドするステーショナリーリフト。
 曲調が変わって激しく踊るコレオステップ、最後のコレオリフトもダイナミックに見せた。減点1はリフトの時間超過、勿体ない
アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) RD:79.89(3) FD:120.40(3) 合計:200.29(3)
 「ロミオとジュリエット」♪ ピンクベージュ、ブラウンの上にワインカラー。互いに相手のフリーレッグのエッジを掴む姿勢のスピンから。背中で1回転させてから入るツイズル、肩に乗せてから前でホールドのローテ―ショナルリフト。カーブリフトは前から肩へ、さらに背中へ。コレオツイズルは得意のシット姿勢、男性がしゃがんで片足でのリフトも凄い。
 いろいろ難しいことを表現として見せてくれるのがいいところ

パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) RD:81.35(2) FD:121.81(2) 合計:203.16(2)
 「Long and Winding Road」♪ 紺。スピンから入り、ゆったりとステップを踏んでいく。ツイズルの速さと正確さ。男性の膝に片足で同じ向きに立つカーブリフトから、背中に回るカーブリフト、一瞬危なかったが大丈夫。
 女性の片足を引き寄せるようにして太腿だけをホールドするローテ―ショナルリフト。最後のコレオリフトは、女性の腰を後ろから両手で頭のあたりまで持ち上げた。

ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) RD:89.08(1) FD:132.17(1) 合計:221.25(1)
 フォーレ「エレジー」♪ ゴールド、薄茶。スタートのポジションに立つだけで、彫像のよう。ふと気づいたらワンフットステップをやっていた。男性の胸のあたりにしがみつく逆立ちのリフト ツイズルでわずかに男性がバランスを崩す。
 二人が動いていたら自然に要素も入っている、というようなシームレス。男性がハイドロのような姿勢になるカーブリフト、ダンスホールドから足をからめるだけのコレオリフト。
 いちいち挙げるのも野暮。ただ、動く美術品を鑑賞するだけ

 結果、優勝は大差でパパダキス/シゼロン、2位ギルス/ポワリエ、3位ステパノワ/ブキン。また差がついて、4位に地元フランスのロパレヴァ/ブリソー、わずか0.03差で5位にカレイラ/ポノマレンコ。6位モロゾフ/バギン、7位トゥルッキラ/ヴェルスルイス、8位リード/アンブルレヴィシウス、9位デモージョ/メルシエ、10位ヤンス・ファン・レンスブルク/ステファン。

 次は男子フリー 佐藤駿、鍵山優真、頑張れ~~

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GPフランス国際2021女子FS

2021年11月20日 23時17分09秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第5戦フランス国際女子フリージャッジスコア)。

<G1>
横井ゆは菜 SP:52.32(11) FS:124.61(7) 合計:176.93(9)
 クイーン・メドレー♪ 黄色系。冒頭の2アクセルが雄大に決まって波に乗る。3フリップ、3ループと決まるたびに歓声が大きくなっていく。後半2アクセル+3トウも決まり、3ルッツは少しオーバーターンしたが2トウをつけた。最後に3連続の3サルコウ+2トウ+2トウ、少しこらえたが大丈夫。
 リンク横断するイナバウアーのコレオから、力強くステップを踏んで会場を虜にした

マライア・ベル(アメリカ) SP:60.81(10) FS:129.98(4) 合計:190.79(6)
 「ハレルヤ」by K.D. Lang♪ ワインカラー。最初のジャンプを3フリップ+2アクセルにした。その後は全て予定通り、後半の3フリップ+2トウ+2ループ、3ルッツ+2トウなど跳びきった。
 ジャンプが決まれば、端正なスケーティングも生きる。コレオも大きなスプリットジャンプやスパイラルなど、表情豊かに見せてくれた。キス&クライで隣に座るアダム・リッポンも嬉しそう

レア・セルナ(フランス) SP:62.75(9) FS:107.58(11) 合計:170.33(11)
 「La Terre Vue Du Ciel」「Dawn Of Faith」♪ グレーのグラデーション。2アクセル転倒、後半も3サルコウで転倒があったが、3ルッツ+2トウ+2ループを下りて拍手。長い手足を優雅に使う。

イ・ヘイン(韓国) SP:63.18(8) FS:108.14(10) 合計:171.32(10)
 「Homage to Korea」♪ 水色と紫。3アクセルに挑んで転倒、ルッツがパンクしたが、2アクセル+両手上げ3トウなど頑張る。アリランのメロディー、しなやかに表現。

エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:63.34(7) FS:123.31(8) 合計:186.65(7)
 「ノートルダム・ド・パリ」♪ 黒で裾が黒。フランスのミュージカル曲で会場は引き込まれる。両手上げ3ルッツ+3トウ、両手上げ3ループ、両手上げ3フリップと好調。2アクセル+2トウ、さらに2アクセル+3トウ+2トウも。
 ジャンプの着氷はあまり流れないが、安定感は抜群。ジャンプ系の動きをダイナミックに見せるコレオ、盛り上がって終わった。

<G2>
樋口新葉 SP:63.87(6) FS:141.04(3) 合計:204.91(3)
 「ライオンキング」♪ ブラッドオレンジ。膝をついた姿勢からゆっくり立ち上がってスタート。3アクセル、高い!回った!下りた!!! 3ルッツ+3トウ、3サルコウと畳み掛けて、歓声がどんどん大きくなっていく。後半も3ルッツ+3トウ+2トウ、3ループ+2トウ、3フリップと一切抜けなし
 スピンもきっちり回っている。生命力にあふれたステップ、ベスティスクワットイーグルにスライディングのコレオ、スピンのレイバック姿勢で締めくくり、スタンディングオーベーション
 フリーの自己ベスト更新

カレン・チェン(アメリカ) SP:64.67(5) FS:129.33(5) 合計:194.00(5)
 「バタフライ・ラバーズ」♪ ラベンダー色。スピードに乗って軽々と2アクセル+3トウ、3ルッツと決める。3フリップは転倒したが、くるくるターンからの3ループはいつも通り。後半3ルッツ+オイラー+3サルコウ頑張り、3ループ+片手上げ2トウも入った。
 ダイナミックなスパイラルはいつ見てもきれい イナバウアーやジャンプのコレオから締めの2アクセル、レイバックスピンの流れはいい。
 思ったより点が出てない、、、フリップのエッジエラー、3サルコウの回転不足などか。

パク・ヨンジョン(韓国) SP:67.00(4) FS:119.11(9) 合計:186.11(8)
 「Hymne a l'amour」♪ コーラルピンク。3ルッツ+3トウはしっかり高さが出た。3ループ転倒したが、あわてず3サルコウ、2アクセルと決める。後半2アクセル+3トウ、3ルッツ。ボーカルが入って盛り上がる中でスパイラルなどのコレオ。3フリップで転倒が残念。
 すらっとした体型で、スケートらしい雰囲気がずっと出ている。

クセニア・シニツィナ(ロシア) SP:69.89(3) FS:128.87(6) 合計:198.76(4)
 「The Queen's Gambit」♪ 白で黒襟黒ベルト。交通事故?という感じの効果音から始まる。2アクセルをイーグルにつなげ、両手上げ3フリップ、3ループと決める。美しいレイバックイナバウアー、手で足を持ち上げながらポーズを決めるスパイラルのコレオ。
 後半両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウが入り、両手上げ3ルッツ+オイラー+3サルコウも着氷。コンビネーションスピンは右回りから足を換えて左回り。足首をホールドするビールマンスピンで終わる。
 得点には納得してないか、、、後半のジャンプにqマークが3つ、スピンにVで伸ばし切れず。

アリョーナ・コストルナヤ(ロシア) SP:76.44(2) FS:145.41(2) 合計:221.85(2)
 「It's a Money (Instrumental)」「Lovely」♪  青、目の下にキラキラをつけて。3アクセル、挑んだが転倒。次の3ルッツは単独になったが、3ループ、2アクセルと入って落ち着く。美しいドーナツスピン、後半3フリップ+両手上げ3トウ、3フリップ+オイラー+3サルコウも決まった。
 動きの一つ一つがゆったりと優雅なので、見ていて心地よい。

アンナ・シェルバコワ(ロシア) SP:77.94(1) FS:151.75 合計:229.69(1)
「Ruska」「巨匠とマルガリータ」/モーツァルト「ラクリモーサ(レクイエム)」♪ 赤紫。最初にジャンプを跳ぼうとして跳び上がれずに転倒 驚いたが、次に4フリップを決め、3フリップ+3トウを入れてきた。後半3ルッツ+3ループ、3フリップ+オイラー+3サルコウと質の高いジャンプが入れば、もう怖いものはない。
 なんだか、簡単に跳ぶのでよく見えない スピン、ステップも取りこぼす隙はなく、技術点は80点を超えた。

 結果、優勝はシェルバコワ、2位コストルナヤ、樋口新葉が3位にジャンプアップ 4位シニツィナ、5位カレン・チェン、6位ベル、7位リャボワ、8位パク・ヨンジョン。横井ゆは菜が9位に順位を上げ、イ・ヘイン10位、地元フランスのセルナが11位。
 樋口新葉が表彰台嬉しい

 どこの応援団かわからないが、ジャンプのたびにきゃあきゃあと歓声をあげる観客がいた。きれいに決まったジャンプならいいが、転倒しても歓声って、選手にとって嬉しいのか とにかく五月蠅かった

 次はアイスダンス・フリー

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全日本ジュニア選手権2021アイスダンスFD

2021年11月20日 17時33分13秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2021アイスダンス・フリーダンスジャッジスコア)。

小松春陽/熊野英輔 RD:33.95(5) FD:50.31 合計:84.26
 「雨に唄えば」♪ 水色、黒ベスト青タイ。コレオステップからスタート。男子イーグルの膝に女性が仰向けのストレートラインリフト。ツイズルは少し近づきすぎたかな スピンをもう少し速く回りたい それでも予選会の演技よりずっとよくなった気がする。

藤木翠/下川誠也 RD:36.41(4) FD:59.28 合計:95.69
 「美女と野獣」♪ 黄色、ブルーの燕尾服。これから舞踏会という雰囲気を出すコレオステップから。スピンの回転は安定している。男子の肩に片足を乗せるスプリット姿勢のローテ―ショナルリフト、イーグルの膝に仰向けになるカーブリフト。ツイズルで男子が少しふらついてしまった 華やかなコレオツイズルで締めくくる。

山下珂歩/永田裕人 RD:39.22(3) FD:67.18 合計:106.40
 「Lovefool」「Geraldinens Routine」♪ 白にゴールド、グレーベストにゴールドのタイ。昨季からの持ち越しプログラムで、完成度がぐんと高くなっている。一歩が以前よりかなり伸びるようになった感じ。
  膝上に仰向けのリフト、スプリット姿勢のローテ―ショナルリフトは回転速い。ツイズルで女子が少しミスがあったが、最後のコレオスピンは女子のキャッチフットで足を高く上げた姿勢もよかった。

佐々木彩乃/田村篤彦 RD:48.33(2) FD:74.66 合計:122.99
 「Beauty and The Beast」♪ パステルイエロー、ライトブルーのジャケット。リンクを大きくカバーするワンフットステップから、女子の靴を持って上げ、肩まで乗せるストレートラインリフト。ツイズルはよく合わせてそろってレベル4 スピンでは男子のキャメル姿勢がきれい。ローテ―ショナルリフトはぐるんぐるんと回した
 女子がすでに19歳だけあって、ラブソングの歌詞をうまく表情に活かせていたと思う。

來田奈央/森田真沙也 RD:52.44(1) FD:78.62 合計:131.06
 「Satisfaction」「Angie」「Roll Over Beethoven」♪ 赤、黒。この組だけロック調の曲。ツイズルの途中で男子がフリーフットを一瞬ついてしまった。スピンでアップライト姿勢の間に回転が止まりそうになり、足換えがスムーズではなかった。ストレートラインリフトは右肩から上がって左側に下りてくる。疾走感のあるコレオステップは高い評価 スプリット姿勢のローテ―ショナルリフト、それぞれが思いきり好きな動きをしているような(?!)コレオツイズルでフィニッシュ。
 キス&クライでは森田くんが反省しきり ミスがあったので、技術点は佐々木/田村が上回った。

 結果、全面的にリズムダンスと同じ順位で、優勝は來田/森田、2位佐々木/田村、3位山下/永田、4位藤木/下川、5位小松/熊野となった。
 世界ジュニア選手権代表には來田/森田が選ばれるだろう。年明けには、ミニマムテクニカルスコアを獲得するために国際大会に派遣されるはず。
 佐々木/田村と小松/熊野は女子の年齢から来季はシニアになる。引き続き頑張ってくれるといいな


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GPフランス国際2021男子SP

2021年11月20日 02時56分14秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第5戦フランス国際男子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
ロマン・ポンサール(フランス) SP:66.38(10)
 「Keeping Me Alive」♪ ブルーから白の半袖。冒頭の4トウ、頑張って耐える。3アクセル転倒、3ルッツ+3トウはステップアウトで手をついた。演技よりイケメンぶりに目がいってしまう

ガブリエレ・フランジパーニ(イタリア) SP:66.33(11)
 「Wild」♪ 黒ジャケ風。Wifiトラブってよく見なかったけど、4サルコウ下りてたようだ。

アルトゥール・ダニエリアン(ロシア) SP:76.81(8)
 「ドン・フアン」♪ 黒に赤ストーンで十字模様たくさん。両手上げ4サルコウ、しゅるるっと決まった 両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウも鮮やか。3アクセルは転倒、ちょっと起き上がるのにもたついた。
 スピンの姿勢も良いし、ステップもレベル4がもらえている。終わったときの笑顔が可愛い

アンドレイ・モザリョフ(ロシア) SP:68.77(9)
 「Heart Cry」♪ ブルー系。4トウはオーバーターンして単独に。4サルコウ、3アクセルと転倒が残念 特別なことはしていないが、一歩ずつ丁寧に踏むステップはそれだけで惹きつける。最後に大きく倒すイーグルで拍手をもらい、高速スピンを終えて心臓の音に合わせて胸を押さえてフィニッシュ。

アダム・シャオ・イム・ファ(フランス) SP:84.47(7)
 「スターウォーズ」♪ 黒革ジャケ風。4トウ+3トウ、見事に決まった 3アクセルはこらえきれず転倒。後半の4サルコウ、ステップアウトでなんとか。激しい動きのステップが勇ましい

佐藤駿 SP:87.82(4)
 ヴィヴァルディ「四季」より「夏」♪ 青に黒サッシュ。4ルッツ予定が3回転で開いてしまった。4トウ+3トウはきゅるるっとコンパクトに決まる。後半3アクセルもきれいに決まった。
 若さを感じさせるステップ、終わりにショートサイドまで行って、ツツツ、と後ずさる振付がなんとも可愛い。
 キス&クライでは何点損したか計算 それでも自己ベスト更新となった。

<G2>
ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:63.98(12)
 「The Question Of U」プリンス♪ 紫。たくさんの"Allez!"に送られて登場。冒頭のトウループが2回転に。次のサルコウで4回転に挑んだが転倒。励ましの拍手の中、ピンとした姿勢のキャメルスピン。ターンからの3アクセル決まった
 スピンの足の換え方もカッコいい。曲の叩く音を取りながら、一瞬片足でしゃがんだりスライディングを入れたり、彼ならではのステップ

デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:89.76(2)
 「Sarakiz: II. Romanza」「The Battle Drums」♪ 紺と青。大きな3フリップ+3トウ、じっくり構えて3アクセル、決まる。元々スピンは上手だが、スピンの名手が師匠についてますます充実。後半ルッツも入り、ドラムの音でステップ、活き活きとして楽しい。
 自己ベスト更新にがっちり握手

ドミトリー・アリエフ(ロシア) SP:85.05(5)
 「Pilgrims on a Long Journey」♪ ライトブルーの左胸にストーン。4トウ+3トウ、お見事 ルッツは予定通り3回転。アクセルが2回転になってしまった。なんとなく、いいなと思ったステップがレベル4。

キーガン・メッシング(カナダ) SP:85.03(6)
 「Never Tear Us Apart」♪ 黒にグレーと赤でライン。4トウで手をついてコンビネーションにできず。飾りの両足ジャンプを経て3アクセル、柔らかい。バレエジャンプからの3ルッツ+3トウ、少しオーバーターンした。イーグルを途中に入れたり、ダイナミックなステップ。
 キス&クライではスマホを出して子供の写真を見せる

ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:89.39(3)
 「Sinnerman」ニーナ・シモン♪ 黒。最初の動き出しから、曲の世界になる。ステップの一部のように3フリップ。3アクセルは片手をついた。つなぎの動きが常にいろいろあって、目が離せない。3ルッツ+3トウ、びしっと決まる。スプリットジャンプ、バレエジャンプ、スタイラス、、、わくわく 美しいキャメルスピン、女子並みに高く足を上げた姿勢にいつもながら惚れ惚れ

鍵山優真 SP:100.64(1)
 「When You're Smiling」マイケル・ブーブレ♪ 紺のシャツ。ポケットに手を突っ込んだポーズでスタート、曲が鳴った瞬間にはっと顔を変えて滑り出す。今日もぐいぐいとスピードに乗り、4サルコウ+3トウ、4トウとするする 3アクセルは軽くステップアウトしたが、ミスはそれだけ。
 ステップに入ると、自然と笑みがこぼれる。手拍子と共に「ヘ」の字をしたり、しゅっと止まったり、陽光が溢れる中を散歩しているような雰囲気に。スピンを終えて軽く足を打ち合わせるジャンプ、ポケットに手を突っ込むポーズでフィニッシュ。
 今日はキス&クライにコーチである父・鍵山正和さんがいなかったが、100点越えにまた大きな笑顔

 結果、「今度こそショートとフリー2本まとめたい」と言っていた鍵山優真、まずは半分達成で首位に立った。10点ほどの差で2位にヴァシリエフス、僅差の3位にブラウン。佐藤駿はトップと12点差の4位、アリエフ5位、僅差でメッシング6位。7位シャオ・イム・ファもほとんど差がない。8位ダニエリアン、9位モザリョフ、10位ポンサール、11位フランジパーニ。地元フランスのエイモズは12位となったが、フリーは巻き返せるか。
 鍵山と佐藤、そろって表彰台に乗れるかな フリーは明日。

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GPフランス国際2021アイスダンスRD

2021年11月20日 00時42分17秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第5戦フランス国際アイスダンス・リズムダンスジャッジスコア)。

<G1>
ジェニファー・ヤンス・ファン・レンスブルク/ベンヤミン・ステファン(ドイツ) RD:57.14(10)
 「Is This Love」「Ain't No Sunshine」♪ 黒に黄色。未見

アナベル・モロゾフ/アンドレ・バギン(ロシア) RD:68.45(6)
 「By Body Is A Cage」「 Boom Boom Pow」♪ 黒ホットパンツ、黒。前半はなんだか不思議な音楽でミッドナイトブルース。ツイズルはきれいに合った。
 コーチで父のモロゾフ氏、久々に見た。

ユリア・トゥルッキラ/マティアス・ヴェルスルイス(フィンランド) RD:64.62(7)
 「Breathe You In My Dreams」「River」♪ 黒。ツイズルで女性が少しバランスを崩す。ミッドナイトブルースはレベル3が取れた。パターンダンスタイプステップからの流れで入るステーショナリーリフト、女性を抱える高さをどんどん変えていくスピード。

ルワシア・デモージョ/テオ・ル・メルシエ(フランス) RD:63.95(9)
 「Way You Make Me Feel」「ビリー・ジーンremix」♪ 黒セパレートでパンツ。黒。男性の首に片足をかけて肩に登るリフト。ストリートらしい雰囲気があるプログラム。

エフゲニア・ロパレヴァ/ジェフリー・ブリソー(フランス) RD:69.23(5)
 「The Next Episode」「Killing Me Softly With His Song」「Jump Around」♪ 黒ホットパンツ、黒タンクトップ。よく体が動いている。男性の腕を鉄棒のように使って回転する動きなど、面白い。リフトはひょいっと一気に肩の高さまで持ち上げた。
 自己ベスト更新の得点には大喜び

<G2>
クリスティーナ・カレイラ/アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ) RD:70.74(4)
 「Batdance」プリンス♪ 黒つなぎ。しっかりツイズルを合わせ、ミッドナイトブルースはレベル3。ローテ―ショナルリフトは下ろしそうで下ろさない、ちょっとドキドキさせる動き。

アリソン・リード/サウリウス・アンブルレヴィシウス(リトアニア) RD:64.43(8)
 「Old Friend」「Hazey」「Blue Monday」♪ 肩口紫黒パンツ、黒。ツイズルとかは良かったのに、2人一緒に転倒する場面が パターンダンスタイプステップのところだった。逆立ちで肩に両足を寄りかからせるローテ―ショナルリフト、迫力。

ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) RD:89.08(1)
 「Made To Love」「U Move I Move」♪ ワインカラー。肘から先をパンパンと振り回す動きがこのプログラムのテーマらしい。殊更にストリートらしさを出さなくても、彼らがそう決意すればそうなるかのよう。ツイズルを見て思った。
 ミッドナイトブルースに入るところのホールドが普通と違う。こんなことしていいんだ ふわっと持ち上げてそのまましゃがみながら膝に乗せるカーブリフトと言ったらもう

アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) RD:79.89(3)
 「Everybody」「Monster」♪ 黒フリンジ付きホットパンツ、黒。ゆっくりと肩の上で回しながら上げるストレートラインリフト、ツイズルをきっちり。ブルースのパート、またアップテンポになってステップ、3部構成。得点にはあまり満足していないようだ。

パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) RD:81.35(2)
 「I Guess That’s Why They Call It the Blues」♪ オレンジの肩にレインボーからの飾りがあるつなぎ。ヒップホップ系を入れないプログラム、かなりユニーク? 一度回転させてから反対に回転させて乗せるリフト、姿勢を変えて前に出すスムーズさが気持ちいい。このカップルはこうでなくちゃ!と思わせる世界観。

 結果、パパダキス/シゼロンが大差をつけてトップに立ち、2位ギルス/ポワリエが2位、3位ステパノワ/ブキン。4位カレイラ/ポノマレンコ、5位ロパレヴァ/ブリソー。6位モロゾフ/バギン、7位ツゥルッキラ/ヴェルスルイス、8位リード/アンブルレヴィシウス、9位デモージョ/メルシエ、10位ヤンス・ファン・レンスブルク/ステファン。
 フリーで順位が変わるのか、それとも?

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GPフランス国際2021女子SP

2021年11月19日 22時52分12秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第5戦フランス国際女子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
クセニア・シニツィナ(ロシア) SP:69.89(3)
 チャイコフスキー「子守歌」♪ 極薄くブルーが入った白。きれいに流れてターンにつながる2アクセルから、両手上げの3フリップ。スピンのI字姿勢、ドーナツスピン、ビールマンは足首の辺りをホールドすると、花の蕾のような形に見える。全体に優雅な動きで素敵 終盤に両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウを決める。

横井ゆは菜 SP:52.32(11)
 「マラゲーニャ」♪ 赤の肩から袖に黒、髪に赤い花。スピードに乗って滑り出し、力強い2アクセル。3フリップでステップアウト。コンビネーションスピン、もう少し回転速度が欲しい 3ルッツで転倒、コンビネーション無しになってしまった。
 フラメンコらしい妖艶な動きのステップは、レベルは2でもとても魅力的

レア・セルナ(フランス) SP:62.75(9)
 「キル・ビル」♪ 黒つなぎ。コーチはブライアン・ジュベール。大きな3ルッツ+3トウを決めると、3フリップもきっちり。2アクセルも入る。ステップは手拍子の中、曲の休止のところでツイズルやジャンプが入ってカッコいい。キャッチフットのキャメル姿勢からそのままシットになったり、いろいろ見せてくれる

パク・ヨンジョン(韓国) SP:67.00(4)
 ショパン「バラード4番」♪ ブルー系。とてもスムーズな3ルッツ+3トウから入り、ウォーレイからの2アクセルが滑らか。キャメルのきれいなドーナツ姿勢、3フリップも決まる。サイドウェイズ、ヘアカッター、ビールマンのレイバック姿勢が曲の速いところにぴたりと合う。ラストのI字スピンも見事。
 ピアノ曲とマッチするしなやかな体の動き。すらっとした体型でお団子にした髪、ポパイの恋人のオリーブみたい

マライア・ベル(アメリカ) SP:60.81(10)
 「River Flows In You」♪ 紺。久しぶりに彼女の滑りを見る。ターンからの2アクセル、きれい。3フリップ+3トウで転倒 足を後ろに高く上げて滑走してからの3ルッツが決まった。
 ステップなど、表現力の豊かさは健在。キス&クライにはアダム・リッポン。  

スター・アンドリュース(アメリカ) 棄権
 「At Last」本人歌唱♪ ベージュと青。なかなか歌は巧い ちょっと詰まったが3トウ+3トウ着氷。ゆったりスパイラルから2アクセルも決まる。ループが2回転になったところで、演技を続けられなくなってしまった、、、どこか痛めたんだろうか

<G2>
イ・ヘイン(韓国) SP:63.18(8)
 シューベルト「アヴェ・マリア」♪ 白。冒頭の3ルッツは高さがあったがやや傾いたのか、単独にとどめる。ステップの一部のような2アクセル フライングキャメルスピンはスムーズに回転に入れず 3フリップ+3トウ、頑張った。ステップのレベル4は偉い。

樋口新葉 SP:63.87(6)
 「Your Song」エルトン・ジョン♪ 薄緑薄青。冒頭のアクセルがパンク ミスを引きずることなく、3ルッツ+3トウ、3フリップは質の高いものを跳んだ。スピンも丁寧に、いい振付で盛り上げるステップも気持ちを込めて。
 アクセル勿体ない~~~

エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:63.34(7)
 「マンボ・イタリアーノ」♪ 紫と緑。両手上げ3ルッツ+3トウ、相変わらず3トウを跳ぶ前にぐいっとエッジに乗り直す 2アクセル、両手上げ3フリップと下りたら元気よく踊るだけ レイバックスピンはもうひとつ。

カレン・チェン(アメリカ) SP:64.67(5)
 「ラ・カリファ」♪ ブルー系。冒頭の3ルッツはやや着氷が不安定で、コンビは片手上げ2トウにした。2アクセル入り、くるくるターンからの3ループはややこらえる。
 足を一文字に高く上げてのスパイラル、今日も歓声が上がっていた。しっとりと、ただ見ていたプログラム。

アレーナ・コストルナヤ(ロシア) SP:76.44(2)
 「ニューヨーク、ニューヨーク」♪ 黒。アクセルは2回転にした。3ルッツ、後半に両手上げ3フリップ+両手上げ3トウ。それぞれのエレメンツの質の高さで、きっちり積み上げた。ステップの洒脱な振付も、大人っぽい雰囲気の彼女に合う。

アンナ・シェルバコワ(ロシア) SP:77.94(1)
 「Dangerous Affairs」「Total View」♪ 黒系。ターンからするするっと2アクセルを跳ぶ。両手上げ3フリップ決まり、3ルッツには3ループではなく3トウを付けたようだ。
 こちらも各要素に隙がない。といって、特に惹きつけられるプログラムでもないような(好みの問題です

 結果、シェルバコワが首位、コストルナヤ2位、シニツィナ3位とロシア勢が上位に。パク・ヨンジョンが4位につけ、5位カレン・チェン、6位樋口新葉。僅差の7位にリャボワ、8位イ・ヘイン、9位セルナ、10位ベル、11位に横井ゆは菜。
 新葉ちゃんゆは菜ちゃん、フリーでどれだけ上げていけるか

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ワルシャワ杯2021、村元哉中/高橋大輔組RD

2021年11月19日 20時53分32秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・チャレンジャーシリーズ・ワルシャワ杯2021、とりあえず村元哉中/高橋大輔組のリズムダンス

 「ソーラン節」「KOTO」♪ 赤、黒。きびきびした動きで始まり、リンクを大きく使いながらミッドナイトブルースに入っていく。注目のキーポイントはオールY、レベル4 パターンダンスステップもそろってレベル3。ローテ―ショナルリフト、カメラの角度のせいか、少し傾いた気がしたが、問題なくレベル4。
 ツイズルはそれほど速くはないが、きれいにそろった。ミッドラインステップでは観客から手拍子
 スコアは75.87 すぐ前に滑ったキャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズに転倒の減点があったこともあり、この時点でトップに立っている。
 チャレンジャーシリーズなので、スコアがISU公認となる。さっそくパーソナルベストを更新した。
 最終順位がどのくらいになるかわからないが、フリーも楽しみ

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全日本ジュニア選手権2021アイスダンスRD

2021年11月19日 20時27分17秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2021アイスダンス・リズムダンスジャッジスコア)。

山下珂歩/永田裕人 RD:39.22
 ブルーノ・マーズ・メドレー♪ 赤シャツ黒スカート、黒シャツ。丁寧にブルースのパターンダンス、レベルは取れなかったが 曲が変わって速いリズムに合わせてツイズル、女子が少しずれたか。ミッドラインステップもなかなか楽しい 膝曲げイーグルに女子が仰向けに乗るリフト、ぐい~んとカーブが良い。

佐々木彩乃/田村篤彦 RD:48.33
 「Love Is Back」「Uptown Funk」♪ 黒、黄色シャツ。ブルース1はレベル1、2はレベルBだった模様。間に靴を持って持ち上げるリフトを挟んだ。曲が変わってツイズル、ぴったり合ってそろってレベル4 ステップも結構弾けたかな

藤木翠/下川誠也 RD:36.41
 「Slightly Hung Over」「You´re The One For Me」♪ 赤ドレス、黒スタンドカラ―。今季のテーマ「ストリートダンス」にしては端正な衣装と雰囲気。きっちりホールドしてブルース、あまりスピードはない。ツイズルでは2人の距離が離れてしまった こちらもリフトは膝曲げイーグルの上に女子が仰向け、比較的安定する姿勢なのかな。

小松春陽/熊野英輔 RD:33.95
 「Dream A Little Dream」「Shake It Off」♪ ブルーに黒、黒シャツ。ゆったりとブルース1、つなぎを入れてブルース2。流れのままツイズルに入ったが、男子が少しぐらついてしまった。ミッドラインステップ、もっと元気よく行きたいところ。

來田奈央/森田真沙也 RD:52.44
 「Four Five Seconds」「Diamonds」♪ ターコイズに黒のつなぎ、モスグリーンのシャツ。きっちりとホールドして、リンクを大きくカバーしてブルース。レべルは2(YYNN)と1(YTNN)だった。ツイズルで少し女子が乱れそうになったが「セーブした」とキス&クライのキャシー先生。前半のブルースと後半の切り替えにメリハリがあっていい。男子の肩に乗せてから前へ出すリフト、他の4組に比べて明らかに難度が高いことができている。
 キス&クライには西洋人男性の姿も。コーチのチャド・ウエストゲイトさんと思われる。日本語会話でどんな反省してるか、わかったかな 得点にはみんな納得。

 結果、來田/森田がトップ、2位に佐々木/田村、3位山下/永田、4位藤木/下川、5位小松/熊野。予選会の順位と同じになっている。
 フリーダンスは明日の16:35から。

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べらぼうな週末

2021年11月19日 19時43分22秒 | スポーツ

 どこでどう休み、どう家事や仕事をするか、、、
 今週末のフィギュアスケートは、全日本ジュニア選手権チャレンジャーシリーズ・ワルシャワ杯グランプリシリーズ・フランス国際の三つ巴
 全日本ジュニアはこの後すぐアイスダンス・リズムダンス。ワルシャワ杯はアイスダンス・リズムダンスに村元哉中/高橋大輔組が登場。男子はショートプログラムで1、2を決めた山本草太と島田高志郎のフリーがある。
 GPフランス国際には、表彰台でファイナル出場が決まる鍵山優真、優勝すれば可能性が残る佐藤駿が出場。女子には横井ゆは菜、樋口新葉とこちらも期待
 全部をライブで見るのは不可能なので、何を後回しにして、何をライブで見るか、その取捨選択もしなきゃ とりあえずお知らせとして、全日本ジュニアは23日(火)16:00~18:00にBSフジで放送がある。
 さて、準備しよう

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KOMBUCHA

2021年11月18日 07時35分16秒 | Weblog
 長男がもらってきたKOMBUCHA。
 「これって、昔の紅茶キノコだな」とつれあい。
 私が小コップ1杯飲んだ。
 ・・・
 つれあいが1杯飲んだ。
 ・・・
 その後、誰も飲まない。冷蔵庫に放置されている。
 ・・・我が家には微妙過ぎる味のようで😅
 砂糖や甘味料が添加されてなくて、とても健康的なんだけど。
 




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GPシリーズNHK杯2021アイスダンスRD

2021年11月16日 21時24分16秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第4戦NHK杯アイスダンス・リズムダンスジャッジスコア)。

<G1>
村元哉中/高橋大輔 RD:70.74(6)
 「ソーラン節」「Koto」♪ 赤、黒。氷上に座った女性と後ろに立つ男性が手を合わせるポーズでスタート。ミッドナイトブルースのレベルは2、夏場のアメリカローカル大会のようにはいかなかったが、そんなに悪くない。肩に乗せてから曲げた膝を後ろから抱える、“魚を釣り上げたような”リフト。首をぐるんと回したりする振付が、非常にヒップホップらしい

ソフィア・シェフチェンコ/イーゴリ・エレメンコ(ロシア) RD:65.17(9)
 「I Feel Like I'm Drowning (Royal Family Mix)」♪ 黒つなぎ。ツイズルは「女性がやや移動できなかった」と解説・宮本賢二さん。ストレートラインリフトで上げるときに「少しつまずいた」とか。なんとなく動きが硬いような 世界ジュニアで3位になったこともあるカップル。

小松原美里/ティム・コレト RD:68.13(7)
 「Le Freak 」「What You Won't Do For Love」「You Make Me Feel」♪ ショッキングピンク。足を45度以上開いてのツイズル、大きくてよくそろっている。ダイアゴナルステップも切れがいい。ミッドナイトブルースからパターンダンスステップ、いい感じのホールドでダンスらしい
 楽しくて完成度が高いプログラム 少しだが自己ベスト更新!

アレクサンドラ・ナザロワ/マクシム・ニキーチン(ウクライナ) RD:66.07(8)
 「Hit The Road Jack」♪ 黒、白シャツにサスペンダー。最初に少しつまずきがあったが キャッチフットのツイズルはきれい。なんといってもリフト、しゃがんだ姿勢でカーブを描きながら、女性がその膝の上で姿勢を変化させるのが凄い。

<G2>
マージョリー・ラジョワ/ザカリー・ラガ(カナダ) RD:74.45(5)
 「Funkytown」「Super Solid Soul Vehicul」♪ 黒つなぎにブルーのフリル、黒の上に紫系。きびきびと若さ爆発 ローテ―ショナルリフトはスピードがあり、フリーレッグの位置を解説・宮本さんに褒められる。2019年世界ジュニアチャンピオン。

サラ・ウルタド/キリル・ハリャービン(スペイン) RD:76.40(4)
 「Partition」「Mi Gente」ビヨンセ♪ 黒ホットパンツ、白シャツにショルダーホルスター。ツイズルはよく揃っていたが、意外にも2人ともレベル3だった。上半身がとてもしなやかに動く。クールという感じ。

ライラ・フィアー/ルイス・ギブソン(イギリス) RD:76.43(3)
 「 I Was Made For Lovin’ You (from "Hard Times")」「Forever (from "Hot in the Shade")」「Rock and Roll All Nite (from "Dressed to Kill")」キッス♪ 黒にストーンでライン。回転の速いツイズルに、片手側転などのアクセントが入るステップ。ぶんぶん振り回しながら持ち上げて、体から離すようにして横炊きにするローテ―ショナルリフト。何よりこのカップル、楽しい

ビクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ(ロシア) RD:86.33(1)
 「You Can Leave Your Hat On (from "Nine 1/2 weeks")」ジョー・コッカー/「Brick House」コモドアーズ♪ 黒、黄色系。練習では少しずれていたというツイズル、本番ではきっちり。ミッドナイトブルースの一歩がすごく伸びる。日頃はおしとやかなイメージが強いシニツィナ、おへそがちらりでファンキーに踊る。ミッドラインステップのGOEが4.26って ただ、ぼーっと見てしまった

マディソン・チョック/エバン・ベイツ(アメリカ) RD:86.02(2)
 「Myboi」「Therefore I am」「Bad Guy」♪ 緑、黒。ミッドナイトブルースでレベル3、パターンダンスタイプステップで2人ともレベル4、技術はさすが 解説・宮本さんは「いつもよりスピードに乗り切れていなかった」というが、それでも見事な滑り。オルタナ系の不思議な雰囲気が面白い。
 自己ベスト更新で喜ぶ
 
 結果、首位はシニツィナ/カツァラポフ、僅か0.21の差で2位にチョック/ベイツ、3位フィアー/ギブソン、4位は0.03差でウルタド/ハリャービン。5位ラジョワ/ラガ、6位村元/高橋、7位小松原/コレト、8位ナザロワ/ニキーチン、9位シェフチェンコ/エレメンコ。
 いい演技が続いて、アイスダンスの楽しさに酔いしれる

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GPシリーズNHK杯2021ペアSP

2021年11月16日 01時07分04秒 | スポーツ

 2日目を現地観戦、録画を全然見ていないので、順次見ながらレポしよう。
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第4戦NHK杯ペア・ショートプログラムジャッジスコア)。高橋成美さんの解説が面白いと話題になっている。

<G1>
オードリー・ルー/ミーシャ・ミトロファノフ(アメリカ) SP:64.95(5)
 「Toxic - Survivor Remix」♪ グレーにピンクを混ぜて。冒頭にデススパイラルを持ってくるのは「珍しい。けっこう乳酸がたまる」と成美ちゃん。両手上げ3ツイスト、スロー3ルッツと見事。3サルコウがぴたりと合い「二人の距離がリーズナブル、遠すぎず近すぎず」なるほど~。
 終わって笑顔のガッツポーズ 中国系とロシア系の二人がアメリカで出会ってチーム、良き

イブリン・ウォルシュ/トレント・ミショー(カナダ) SP:56.97(6)
 「Lost Without You」♪ ピンクがかった紫。3ツイストのキャッチが遅れて女性の体重が後ろに倒れかかったが、なんとかこらえる。イーグルからの3トウは女性がダブルに。スロー3ループが激褒めされて リフトのスプリットポジションがきれい。ステップで「粗削りなんだけど、なんかお洒落。内から伝わってくる」と成美ちゃんの感想。

三浦璃来/木原龍一 SP:73.98(3)
 「Hallelujah」♪ 水色、濃紺。静かに顔を上げて動き出し、高い3ツイストに「非の打ち所がない」。3トウは「着氷まで完璧に合っている」、スロー3ルッツは「ちょっと詰まったけど降りに行った」。スピンはシルエットが重なって見えるほどぴったりで、「冗談を言って親睦を深めるのがこういうところで出る。仲良しスピン」。ステップシークエンスは「影が動くよう」、デススパイラルは「龍一くんのピボットがいい」。
 リフトは“高級車の乗り心地”だそうな 男性の股下をくぐってダンスリフトする瞬間に「ひょいっ」と声が出たり、終わった瞬間の笑顔に「ドヤ顔」と言ったり、解説が楽しすぎる
 その一方で、演技はじわじわ来て泣きそうになる 滑るたびにパーソナルベスト更新、大喜び

<G2>
ミネルバ ファビエンヌ・ハーズ/ノーラン・ジーゲルト(ドイツ) SP:54.63(7)
 「You Are the Reason」♪ ワインカラー。ツイストは2回転になったのは「入る前に躓いてタイミングを逃した」からだとか。トウループは男性が2回転に。デススパイラルの姿勢が褒められる。背筋、度胸、美意識が必要だそうで。スロー3サルコウがきれいに入った。

アシュリー・ケイン-グリブル/ティモシー・ルデュク(アメリカ) SP:70.75(4)
 「The White Crow」♪ 白に水色の縦線。3ツイスト、高々と上がってから回転するのが見事 構成を上げて3ループ、頑張る。スロー3ルッツ、しっかり下りる。「男性の体の柔らかさが際立つ」と成美ちゃん、女性と同じ高さに足を上げてのスパイラル。デススパイラルで女性がフリーレッグの膝を曲げているのは難しく、レベルを上げる特徴なのだとか スピンでそろってI字、大拍手 フィニッシュ後の余韻まで演出。

アナスタシア・ミシナ/アレクサンドル・ガリアモフ(ロシア) SP:78.40(1)
 チェーザレ・プーリ「エスメラルダ」♪ 濃いピンク、グレー系に赤スカーフ。3ツイストの高さとキャッチ位置の高さ スロー3ルッツも空中高いところで回転を終えて余裕で下りてくる。3トウは「流れまで合っている」。デススパイラルのピボットの低さと女性のポジションの低さは「お手本のよう」。
 ステップではペアらしいミラーの動き 最後にリフト、男性の片手の上にちょこんとお尻を乗せるような姿勢から変化。「一蹴りが大きくてリンクを大きく使っている」と解説、ふむふむ

エフゲニア・タラソワ/ウラジーミル・モロゾフ(ロシア) SP:75.78(2)
 「Metamorphosis Two」「Experience」♪ 茶色にベージュ、ベージュに紫。女性がマネキンのように固まった姿勢から、男性が抱えて動かしていく。3トウで女性が転倒、しかし3ツイストは完璧、レベル4でGOE2.49 ペアはみんなお手本にするそうな。スロー3ループ、きれい
 スピンをうまく合わせる。「お互いをあまり見ていない、感覚で位置をつかんでいる」ほぉ~ 大人のプログラムで、演技構成点はミシナ/ガリアモフより上だった。

 結果、ミシナ/ガリアモフがトップに立ち、タラソワ/モロゾフが2位、3位に三浦/木原 4位ケイン-グリブル/ルデュク、5位ルー/ミトロファノフ、6位ウォルシュ/ミショー、7位ハーズ/ジーゲルト。
 フリーはまた後で。

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