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GPフランス国際2021女子SP

2021年11月19日 22時52分12秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第5戦フランス国際女子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
クセニア・シニツィナ(ロシア) SP:69.89(3)
 チャイコフスキー「子守歌」♪ 極薄くブルーが入った白。きれいに流れてターンにつながる2アクセルから、両手上げの3フリップ。スピンのI字姿勢、ドーナツスピン、ビールマンは足首の辺りをホールドすると、花の蕾のような形に見える。全体に優雅な動きで素敵 終盤に両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウを決める。

横井ゆは菜 SP:52.32(11)
 「マラゲーニャ」♪ 赤の肩から袖に黒、髪に赤い花。スピードに乗って滑り出し、力強い2アクセル。3フリップでステップアウト。コンビネーションスピン、もう少し回転速度が欲しい 3ルッツで転倒、コンビネーション無しになってしまった。
 フラメンコらしい妖艶な動きのステップは、レベルは2でもとても魅力的

レア・セルナ(フランス) SP:62.75(9)
 「キル・ビル」♪ 黒つなぎ。コーチはブライアン・ジュベール。大きな3ルッツ+3トウを決めると、3フリップもきっちり。2アクセルも入る。ステップは手拍子の中、曲の休止のところでツイズルやジャンプが入ってカッコいい。キャッチフットのキャメル姿勢からそのままシットになったり、いろいろ見せてくれる

パク・ヨンジョン(韓国) SP:67.00(4)
 ショパン「バラード4番」♪ ブルー系。とてもスムーズな3ルッツ+3トウから入り、ウォーレイからの2アクセルが滑らか。キャメルのきれいなドーナツ姿勢、3フリップも決まる。サイドウェイズ、ヘアカッター、ビールマンのレイバック姿勢が曲の速いところにぴたりと合う。ラストのI字スピンも見事。
 ピアノ曲とマッチするしなやかな体の動き。すらっとした体型でお団子にした髪、ポパイの恋人のオリーブみたい

マライア・ベル(アメリカ) SP:60.81(10)
 「River Flows In You」♪ 紺。久しぶりに彼女の滑りを見る。ターンからの2アクセル、きれい。3フリップ+3トウで転倒 足を後ろに高く上げて滑走してからの3ルッツが決まった。
 ステップなど、表現力の豊かさは健在。キス&クライにはアダム・リッポン。  

スター・アンドリュース(アメリカ) 棄権
 「At Last」本人歌唱♪ ベージュと青。なかなか歌は巧い ちょっと詰まったが3トウ+3トウ着氷。ゆったりスパイラルから2アクセルも決まる。ループが2回転になったところで、演技を続けられなくなってしまった、、、どこか痛めたんだろうか

<G2>
イ・ヘイン(韓国) SP:63.18(8)
 シューベルト「アヴェ・マリア」♪ 白。冒頭の3ルッツは高さがあったがやや傾いたのか、単独にとどめる。ステップの一部のような2アクセル フライングキャメルスピンはスムーズに回転に入れず 3フリップ+3トウ、頑張った。ステップのレベル4は偉い。

樋口新葉 SP:63.87(6)
 「Your Song」エルトン・ジョン♪ 薄緑薄青。冒頭のアクセルがパンク ミスを引きずることなく、3ルッツ+3トウ、3フリップは質の高いものを跳んだ。スピンも丁寧に、いい振付で盛り上げるステップも気持ちを込めて。
 アクセル勿体ない~~~

エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:63.34(7)
 「マンボ・イタリアーノ」♪ 紫と緑。両手上げ3ルッツ+3トウ、相変わらず3トウを跳ぶ前にぐいっとエッジに乗り直す 2アクセル、両手上げ3フリップと下りたら元気よく踊るだけ レイバックスピンはもうひとつ。

カレン・チェン(アメリカ) SP:64.67(5)
 「ラ・カリファ」♪ ブルー系。冒頭の3ルッツはやや着氷が不安定で、コンビは片手上げ2トウにした。2アクセル入り、くるくるターンからの3ループはややこらえる。
 足を一文字に高く上げてのスパイラル、今日も歓声が上がっていた。しっとりと、ただ見ていたプログラム。

アレーナ・コストルナヤ(ロシア) SP:76.44(2)
 「ニューヨーク、ニューヨーク」♪ 黒。アクセルは2回転にした。3ルッツ、後半に両手上げ3フリップ+両手上げ3トウ。それぞれのエレメンツの質の高さで、きっちり積み上げた。ステップの洒脱な振付も、大人っぽい雰囲気の彼女に合う。

アンナ・シェルバコワ(ロシア) SP:77.94(1)
 「Dangerous Affairs」「Total View」♪ 黒系。ターンからするするっと2アクセルを跳ぶ。両手上げ3フリップ決まり、3ルッツには3ループではなく3トウを付けたようだ。
 こちらも各要素に隙がない。といって、特に惹きつけられるプログラムでもないような(好みの問題です

 結果、シェルバコワが首位、コストルナヤ2位、シニツィナ3位とロシア勢が上位に。パク・ヨンジョンが4位につけ、5位カレン・チェン、6位樋口新葉。僅差の7位にリャボワ、8位イ・ヘイン、9位セルナ、10位ベル、11位に横井ゆは菜。
 新葉ちゃんゆは菜ちゃん、フリーでどれだけ上げていけるか


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