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GPシリーズNHK杯2021男子SP

2021年11月12日 21時08分21秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021第4戦NHK杯男子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
三浦佳生 SP:76.62(8)
 ヴィヴァルディ「四季」より「冬」♪ 白からブルー。冒頭の4サルコウを完璧に決めた 4トウでオーバーターンしたが、なんとか2トウをつける。3アクセルも入ってイーグルへ。
 滑りそのものが以前に比べてかなり洗練されてきた。ステップでは会場も手拍子、じわじわと盛り上げた。シニア本格デビュー、上々

山本草太 SP:86.05(5)
 「イエスタデイ」♪ 黒シャツ。大きく一歩を踏み出しながら、4サルコウが決まる 3アクセルからイーグルへの流れ(qついちゃったけど)。体の使い方が大きく美しく、ゆったりした動きが目をひく。3フリップ+3トウを下りて小さく拳を握った。
 ボーカルとシンクロするように丁寧なステップ、スピンの途中でふっと回転速度を上げて、きゅん 泣ける
 終わってまた静かにガッツポーズ。

樋渡知樹(アメリカ) SP:72.36(9)
 「Standards」♪ グレーのシャツ。4サルコウ、ダイナミックに決まった 3アクセルもばっちり。勢いよくバレエジャンプ、アメリカならここで歓声が上がるところだけど、声を出しちゃいけないから
 トウループが3回転?になって単独になってしまった。ビールマンスピンとか空中キックとか、見せどころでもっと盛り上がりたい

カムデン・プルキネン(アメリカ) SP:55.53(11)
 「ムーラン・ルージュ」より「Come What May」♪ ユアン・マグレガー、ニコール・キッドマン歌唱。白シャツ。4回転予定のトウが2回転に。3アクセル転倒、痛そう 3ルッツのあとトウがきちんと突けなかったようで、1トウになったようだ。
 本来の滑りが全米までに戻るかな。

マカール・イグナトフ(ロシア) SP:90.54(4)
 「Iron Sky」♪ 黒に茶や青。ジャッジ席の真ん前に立ってスタート。冒頭にシュルッと4ループを決めた 4トウ+3トウ、3アクセルも安定して揺らぎがない。フライングキャメルで膝を曲げてキャッチフット、面白い。シットスピンもお地蔵さんのような姿勢
 終わってにこりともせずに拳を握る。見事自己ベスト更新!

<G2>
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ) SP:99.51(2)
 「Vincent (Starry Starry Night)」♪ グレー。軽々と4ルッツ+3トウを決める。4サルコウ、決まったように見えたが「回転がどうか…」と解説・本田武史さん。くるくるとターンから入った3アクセル、下りてくるくるとツイズル
 回転速度、姿勢ともにしっかりしたスピン。シーズンベスト更新。

ナム・ニュエン(カナダ) SP:64.28(10)
 「ホワイト・レジェンド」川井郁子♪ 紫に黒。冒頭のサルコウが2回転になり、なんとか3トウをつけてコンビネーションを成立させた。3アクセルは下りてきれいなムーブメントへ。3フリップはまとめた。
 ステップに入ったあたりで一瞬躓きそうになり 音に合わせてイナバウアー、本来なら盛り上がるところなんだけど。

チャ・ジュンフアン(韓国) SP:95.92(3)
 「Fate of the Clockmaker」「Cloak and Dagger」♪ 黒、背中がひらひら。ぐんぐんとスピードに乗って、4サルコウ決まった 3ルッツ+3ループ、鮮やか クリムキンイーグルにスライディングを見せてからフライングキャメルスピン。ちょっと助走長めだけど、3アクセルもきれいに入った。
 ステップではスパイラル並みに長く一歩に乗る動きも。コンビネーションスピンできれいなレイバック姿勢、これも良き

アレクサンデル・サマリン(ロシア) SP:84.32(7)
 「マトリックス」♪ 黒革ジャン風に緑のタイ。冒頭の4ルッツ、両手をついた。3ルッツに3トウをつける。3アクセルはややこらえた着氷。
 なんとなく、私は引き付けられないプログラムで 好みの問題かと

宇野昌磨 SP:102.58(1)
 「オーボエ・コンチェルト」♪ グレー、左肩と右わき腹にストーンたくさん。4フリップ、さして難しくもなさそうに決めた 4トウのあとは2トウで止める。やや軸が内側に傾いたように見えた3アクセル、意外ときれいに着氷。危なかったときの“腕くるり”が今回はなかった
 やはりこの人のステップはどことなく惹きつけるものがある。スピンも名手のコーチについているだけあって、目を離したくない感じ。何より、楽しそう

マッテオ・リッツォ(イタリア) SP:84.78(6)
 「Le parole lontane」「Zitti e Buoni」♪ 黒シャツ。冒頭の4トウ、以前に比べて高さが出ている。3ルッツで軽くフリーレッグが氷にタッチ、オーバーターンがあって2トウをつけるのがやっと しかし余裕のある3アクセル
 後半は乗りのいい曲できびきびとステップ、盛り上げてくれた

 結果、宇野昌磨がトップ 3.07点差の2位にジョウ、3位チャ・ジュンファン。4位イグナトフ、5位に山本草太、6位リッツォ。僅差の7位にサマリン、三浦佳生は8位、樋渡知樹9位、ナム・ニュエン10位、プルキネン11位。
 宇野昌磨がインタビューで「4トウを跳んだ時空中でどこにいるかわからなくて、まっすぐ降りることだけ考えて降りられたが、3トウができなかった」「4回転3回転を決めることを練習してきた。今季の先を考えると、2回転でまとめずに3回転でミスしておくべきだった」等々、冷静に振り返る。こんなに論理的に分析できるようになったとは
 スケートも、考え方も、大人になっている・・・(その一方で、6分間練習前のウォーミングアップの締めにその場跳びぴょんぴょん、ランビエールコーチも一緒になってぴょんぴょん、、、


 宇野昌磨がこのまま優勝すればファイナル決定。山本草太、三浦佳生がどんなフリーを見せてくれるか。明日は会場で

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NHK杯始まった

2021年11月12日 18時55分58秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2021、NHK杯が始まった。
 仕事の合間や帰りに見ようと思ったが、タブレット用のBluetoothイヤホンを忘れたり、スマホの充電が切れたり、あたふた
 それでも、河辺愛菜ちゃんの見事なトリプルアクセルが見られた 今、村元哉中/高橋大輔と小松原美里/ティム・コレトのリズムダンスをチェックしたところ。それぞれいい演技だった
 まもなく男子ショートプログラムが始まる。テレビの前に陣取らねば

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