今度の日曜日(1月29日)は旧正月(旧暦の新年)。香港で新年を迎える準備の中で、日本人も一応しとかなきゃいけないのは利是(お年玉)の準備。なにどし?に書いたように親戚の子どもにもあげるが、メインは日頃世話になっているマンションの管理人や警備員、ゴミ収集の人、新聞配達の人などで、ここでケチって何かの時に便宜を図ってもらえなかったりするといけないから^^; つれあいが両替してきた新札を、銀行などでもらってきた利是封(赤いポチ袋)に入れておく。だいたいは20ドル札だが、特にお世話になった人には50ドル。マンションの入り口に設置される利是箱に入れてもいいが、新年の朝、直接渡すことが多かった。次男に持たせて「こんへいふぁっちょい」と言わせたりすると、受け取る方も和んでくれるし、子どもの顔をちゃんと覚えてもらえたのはよかったんじゃないかと思う。
三が日にレストランなどに行ったら、ウェイター・ウェイトレスにも渡すものらしい。たまたま正月直前に長男が入院したことがあって、病院の看護婦さんにあげてる人を見かけた。年明けすぐは髪を切らないので三が日は美容室は休みだが、7日目くらいまでに行ったらあげるものだと聞いて、5日目ごろに行ったとき一応配った(シャンプーの人とカットの人とドライの人と、ちょうど帰国前の最後のカットだったし)。
日本人はそんなものでいいが、香港人は友達同士で、結婚している人が未婚の人にあげなくてはならない。つまり、40歳でも50歳でも未婚の人はもらえるのに、20代でも結婚してるカップルはあげなきゃならない。若夫婦じゃそう収入も多くないから、大変だ。。。そこで10ドル紙幣が活躍する。利是は必ず札でなくてはいけないらしく、10ドル硬貨が発行されて紙幣が廃止になった時、旧正月前に古銭商で10ドル紙幣を“買う”人がたくさんいたそうだ。10ドル札を12ドル(古い札)とか14~5ドル(新札)で買えば、20ドル札よりは安くできるというわけ。のちに10ドル札がまた発行されるようになったのは、こういう需要があったからだとか・・・
新しい10ドル紙幣は、香港のほかのお札と違って、銀行の発行ではない。ご存知の方も多いと思うが、香港では3つの民間銀行がお札を発行しているので、どの額面のお札も3種類ずつある。10ドルだけは政府の発行なので、1種類しかない。小ぶりでデザインがシンプルで、初めて見たときはオモチャかと思ったが本物だった^^;
多めに用意する利是は余るので、残りはたいてい子どものご褒美(百点を取ったとか検定に受かったとか)と、いざというときのへそくり(タクシーに乗るのに500ドル札しかない時などを含む)に回されるのでした。
三が日にレストランなどに行ったら、ウェイター・ウェイトレスにも渡すものらしい。たまたま正月直前に長男が入院したことがあって、病院の看護婦さんにあげてる人を見かけた。年明けすぐは髪を切らないので三が日は美容室は休みだが、7日目くらいまでに行ったらあげるものだと聞いて、5日目ごろに行ったとき一応配った(シャンプーの人とカットの人とドライの人と、ちょうど帰国前の最後のカットだったし)。
日本人はそんなものでいいが、香港人は友達同士で、結婚している人が未婚の人にあげなくてはならない。つまり、40歳でも50歳でも未婚の人はもらえるのに、20代でも結婚してるカップルはあげなきゃならない。若夫婦じゃそう収入も多くないから、大変だ。。。そこで10ドル紙幣が活躍する。利是は必ず札でなくてはいけないらしく、10ドル硬貨が発行されて紙幣が廃止になった時、旧正月前に古銭商で10ドル紙幣を“買う”人がたくさんいたそうだ。10ドル札を12ドル(古い札)とか14~5ドル(新札)で買えば、20ドル札よりは安くできるというわけ。のちに10ドル札がまた発行されるようになったのは、こういう需要があったからだとか・・・
新しい10ドル紙幣は、香港のほかのお札と違って、銀行の発行ではない。ご存知の方も多いと思うが、香港では3つの民間銀行がお札を発行しているので、どの額面のお札も3種類ずつある。10ドルだけは政府の発行なので、1種類しかない。小ぶりでデザインがシンプルで、初めて見たときはオモチャかと思ったが本物だった^^;
多めに用意する利是は余るので、残りはたいてい子どものご褒美(百点を取ったとか検定に受かったとか)と、いざというときのへそくり(タクシーに乗るのに500ドル札しかない時などを含む)に回されるのでした。