久々に、このカテゴリの記事を書く
蘇永康(ウィリアム・ソー)が、香港でソロコンサートを開催することになった。
《蘇永康ALL THAT JAZZ (& POP) LIVE 2019》
日時: 6月21日(金)22日(土) 夜8時15分~
会場: 香港體育館(紅館)(香港コロシアム)
チケット: $780, $580, $380
チケット一般発売は、URBTIXで3月12日(火)午前10時(日本時間11時)から。
この時間、ちょうど在宅しているのでチケットを購入する予定。同時に4枚購入できるので、買ってほしい方、いらっしゃったらお知らせください
「メッセージを送る」から、お名前・メールアドレス等連絡先・行きたい日・席種・枚数をお送りください。メッセージは非公開なのでご安心を。
お待ちしてます!
フィギュアスケート・世界ジュニア選手権2019、女子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
クリステン・スパーズ(イギリス) SP:51.08(19) FS:85.64(23) 合計:136.72(20)
「ラ・ラ・ランド」♪ ピンク。ジュニア最終シーズン。3サルコウ、3ループ+2トウ+2ループを決めたが、3ループはパンク。2アクセル+2ループが終盤決まった。
大柄でパワフルな感じ、これからイギリス女子を引っ張っていけるか。
アレクサンドラ・フェイギン(ブルガリア) SP:48.45(21) FS:87.24(21) 合計:135.69(22)
「グランド・ホテル・ブダペスト」♪ ワインカラー、クリーム色のスカート。冒頭の3ルッツを下り、3トウ+3トウが決まったが、後半転倒や着氷乱れが出て、まとめきれない印象になってしまった。
世界選手権にもエントリーしているので、30秒長いフリーが滑れる体力をつけたい。
アリーナ・スーピアン(イスラエル) SP:46.70(24) FS:85.27(24) 合計:131.97(24)
「Paing It Black」♪ 黒のつなぎ。難しい姿勢のフライングキャメルスピンからスタート。3ルッツは傾いたが2トウをつけた。ループがパンクしたが、中盤3ルッツを決め、少し落ち着いた。
すらっとしていて、Y字姿勢のスピンやビールマンスピンがきれいに見える。
イー・クリスティ・リョン(梁懿)(香港) SP:47.62(22) FS:88.23(20) 合計:135.85(21)
「Breath of Life」♪ 黒。冒頭の3ルッツはやや傾いたので単独に。ループでステップアウト、結局転倒してしまった 2アクセル+オイラー+3サルコウは頑張ったが、最後のフリップが1回転に。
世界選手権もエントリー、今季かなり試合数をこなしてきたので、ちょっと疲れがたまっている感じがする。曲が力強い感じなので、滑りが負けないようにしたいところ
オルガ・ミクティナ(オーストリア) SP:48.75(20) FS:96.59(15) 合計:145.34(18)
「Tango Step」♪ 蛍光ピンクと黒。3ルッツにつけるトウがシングルになったが、単独ルッツやフリップ、2アクセル+2トウ+2ループなど、ほぼ予定通り跳べた。
やはり跳べるのは大きい、、、
アナイス・コラドゥッチ(スイス) SP:47.23(23) FS:87.21(22) 合計:134.44(23)
「Nuvole」♪ 青。慎重に3フリップを下り、3ループは傾いたが1トウをつける。2本目のループが2回転になって転倒。3トウ+オイラー+3サルコウは頑張った。
スピンのとき、軸足の膝がきれいに伸びている。まだまだ要素をこなすのが精一杯かな
<G2>
横井ゆは菜 SP:51.61(18) FS:118.56(8) 合計:170.17(9)
「オペラ座の怪人」♪ 白赤黒。素晴らしく幅のある2アクセルを皮切りに、全てのジャンプが完璧 3ルッツ+片手上げ2トウの余裕、後半3サルコウ+3トウ+2トウ、最後の2アクセル+3トウ、どれも高さと迫力が半端ない。
しっかりと体を動かして丁寧にステップ、最後のレイバック姿勢でスピンを終えると涙がこみあげた。
アナスタシア・アルヒポワ(ウクライナ) SP:51.62(17) FS:94.77(16) 合計:146.39(17)
「イマジン」ジョン・レノン♪ 白とグレー。ルッツが1本パンクしたが、それ以外は悪くなく、2アクセル+オイラー+3サルコウなどを丁寧に決めた。ジャンプの前にイナバウアーを入れたり工夫していて、スピンがわりときれい。
アリソン・シューマッハー(カナダ) SP:51.86(16) FS:106.66(10) 合計:158.52(10)
「蝶々夫人」♪ 紺とブルー。さくっと3ルッツを下り、3サルコウ+2トウと続く。ジャンプの高さや幅はそれほどではないが、余分な力を入れずにすっと跳んで安定している。
ボーカルがオペラの唱法ではなく、囁くような歌い方だったのが面白い。
チェン・ホンイー(陳虹伊、Hongyi CHEN)(中国) SP:53.24(13) FS:88.25(19) 合計:141.49(19)
「Baghdad」♪ 赤。3トウ+両手上げ3トウ、得意らしい。2アクセル+オイラー+3サルコウも入った。両手上げで跳べるジャンプは跳んでいくが、わずかに両足着氷になるのか、若干GOEで減点されているような 回転不足も課題になりそう。
中東風のリズムを踊りこなすには至ってない。表現はまだこれから。
イ・ヘイン(韓国) SP:53.02(14) FS:118.95(7) 合計:171.97(8)
「ウェストサイド物語」♪ 紺。この曲にしては上品な衣装だけど 3ルッツ+3トウからさくさくジャンプを跳んでいく。癖がなくてスムーズで、ステップシークエンスから2アクセル+3トウへの流れは曲によく合っていた。終盤の3ループ+2トウ+2ループもきっちり。
順調に伸びていけるか、楽しみ
アリーナ・ウルシャゼ(ジョージア) SP:52.53(15) FS:105.43(11) 合計:157.96(11)
「You Don't Own Me」♪ ワインカラー。片手上げ3ルッツ+2トウ、単独3ルッツも片手上げ。ジャンプが決まって気分ものってる感じで、ポップスの女性ボーカルで踊るのが楽しそう。
練習拠点はロシアのほかラトビアやイタリアも。
<G3>
エカテリーナ・リャボワ(アゼルバイジャン) SP:54.28(12) FS:100.32(12) 合計:154.60(13)
「Admiral」「Aurora」♪ ワインカラーに黒白をあしらう。両手上げ3ルッツ+3トウ決まり、両手上げ3ループはちょっと詰まった。2アクセル+3トウは軽くステップアウト。最後の両手上げ3フリップで転倒したのが悔しいところ。
振付で曲を表現するというより、要素そのもので表現している感じかな。
ユ・ヨン(韓国) SP:55.62(11) FS:123.20(5) 合計:178.82(6)
「パイレーツ・オブ・カリビアン」♪ ブルーと紫のパンツスタイル。3ルッツ+3トウ、3フリップと雄大なジャンプ。ステップシークエンスでは剣を振るう振付、後半3ルッツ+2トウ+2ループも。最後は会場を煽りながらスピンに入ってノーミス。
終わって喜びの涙。
ユリア・ラング(ハンガリー) SP:55.86(10) FS:97.38(14) 合計:153.24(14)
「マラゲーニャ」♪ 赤。情熱的な曲で、まず流れの中での2アクセル。3フリップ+2トウと決まり、サルコウは2回転に。
大きなミスはなく、フリーのシーズンベストに笑顔。
アンナ・クズメンコ(フランス) SP:59.20(7) FS:88.66(18) 合計:147.86(15)
「Seven Nations Army」「Ain't No Other Man」♪ 赤にゴールドで模様。ルッツは両手上げで+3トウ、単独ともに決める。2アクセル+オイラー+3サルコウは少し詰まった。キャメルで難しい姿勢が取れる柔軟性も。そして可愛い
ただ、かなりの回転不足が、、、
ルクレツィア・ベッカーリ(イタリア) SP:57.70(8) FS:89.33(17) 合計:147.03(16)
「Phantom Thread」♪ ピンク。予定を変えて3フリップ+2トウから。3ループでオーバーターン、2本目のフリップは2回転に。それでも最後の2アクセル+オイラー+2サルコウは頑張る。ステップで一歩の伸びがあり、わりと雰囲気も出せていた。
今日もキス&クライにはアンナ・カッペリーニも。
川畑和愛 SP:57.65(9) FS:99.82(13) 合計:157.47(12)
ジョージ・ガーシュウィン「ピアノ協奏曲へ調」♪ 濃いピンク。笑顔を浮かべて滑り出し、3ルッツ+3トウを下りる。2アクセルに3トウをつけたが転倒 3サルコウは片手上げで、2本目のルッツは+3ループの予定をやめて単独に。順番を入れ替えたループがパンク、フリップと2アクセル+2トウ+2ループは頑張った。
大きく体を使いながらのステップは、手先までしっかり表情をつけている。
<G4>
白岩優奈 SP:62.08(6) FS:123.38(4) 合計:185.46(5)
ムソルグスキー「展覧会の絵」♪ 紫。笑顔でスタート位置につく。3ルッツ+3トウ、決まった! 長いイーグルからの2アクセル+3トウ ステップはゆったりと大きな滑りで見せる。
スピンの終わりなどでピタッと音を捉えた振付を見せ、曲調が変わるたびにスピードの変化などでムードを変えていく。最後に3ループをビシッと決めてカッコいいフィニッシュ
ランビエール氏が笑顔で迎えた。
ハンナ・ハレル(アメリカ) SP:62.68(5) FS:114.01(9) 合計:176.69(7)
タンゴ・メドレー♪ 黒に赤。両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウから。2アクセル+オイラー+両手上げ3サルコウは華やか。軽いオーバーターンやこらえた着氷などが得点的には響いたかな。
クセニア・シニツィナ(ロシア) SP:66.52(4) FS:122.32(6) 合計:188.84(4)
ラフマニノフ「悲しみの三重奏曲」♪ 黒。さらっと跳ぶ3サルコウ、緩急をつけた表情豊かなステップからの2アクセル。全体の流れがきれい。+3ループはやめて、3ルッツ+3トウ+2トウ、3ループ+3トウと確実に取りにきた。
エッジ使いがクリアで、派手ではないがなかなか素敵な選手。
ティン・ツェイ(アメリカ) SP:67.69(3) FS:126.72(3) 合計:194.41(3)
「ジゼル」♪ オフホワイトのローブデコルテ風。軽やかな2アクセルから、両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウ、軸が細い。3フリップ+オイラー+3サルコウも余裕。
スピンのイリュージョンがとてもきれいに回れていた。ノーミスでいけるかと思ったら、最後のフリップで転倒、惜しい
それでもバレエの世界をしっかり表現したいいプログラムでトップに立ち、表彰台確定
アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア) SP:72.49(2) FS:150.40(1) 合計:222.8(1)
「Kill The Target」「The Fifth Element」♪ グレーとオレンジのつなぎ。4ルッツこそ転倒したが、4トウ+3トウ、単独4トウと決まればもうこっちのもの。ぴょんぴょんと弾むようにジャンプを跳んでいく。3ルッツ+3ループも下りた。
ビールマン姿勢はあまり得意ではないようで短め。クリムキンイーグルなんかも見せ、最後のステップはレベル4。
予定通りトップに立ち、あとは金銀のどちらになるか?
アンナ・シェルバコワ(ロシア) SP:72.86(1) FS:147.08(2) 合計:219.94(2)
サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」♪ 赤と青。4回転ルッツ、下りた!ちょっとステップアウト。3フリップ+3ループも決まる。2アクセルは下りてからの振付がおしゃれ。
しっかりジャンプを跳びきり、曲とシンクロする表現も見せたが、4回転1本では足りなかったか
結果、優勝は4回転3本に挑んだトゥルソワ、2位にシェルバコワ、3位にツェイが入ってロシア勢の表彰台独占を阻んだ。4位シニツィナ、白岩優奈が5位 6位ユ・ヨン、7位ハレル、8位イ・ヘイン、横井ゆは菜が9位まで順位を上げた。10位にシューマッハーが入った。川畑和愛は12位。
来季枠は、ロシア3枠、アメリカも3枠をゲット。日本は5位9位で惜しくも2枠に。韓国も6位8位で3枠ゲットならず、2枠のままに。カナダが2枠を得た。
ロシア勢が強さを見せつけた大会になったが、日本はじめ他の国もそれなりに頑張っていた。来季はどんな戦いになるのか