学校の原点（平川動物園研修）

第３９期生の恒例の平川動物園研修を行った
英語を学ぶために入学したのになぜ？
そんな疑問から始まる研修だ

エコロジーと聴くと
即座に環境問題と答えが帰ってくる

エコとはギリシャ語の語源である「家」から来ている
ロジーとは「知識」を意味する
エコロジーとは「家」を学ぶための「知識」である
もともと「家」とは森であった
自然であった

自然を学ぶことがエコロジーであり
自然を学びさえすれば
生きるための知恵は全て修得できた
だから森が学校であった
日本人は遺伝子的にそのことを知っていた
だから幼い頃は
野山で遊ぶことが
子供の学習の主流であった

知らず知らずの内に
自然からたくさんの知恵を学ぶことができた
忘れ去られた学校の本来の姿
その原点に帰ってもらうことが
今回の研修の狙いである
学院生達の目はキラキラ輝いていた

裸の赤ん坊になったように

森の学校を楽しんでいた

青空と澄んだ空気の祝福が
心の濁りを洗い流してくれた

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第３９期生入学式

２８名の勇姿が入学してきた
新しい時代の新しい学問を求めて
入学してきた

学院はPeer Learningの学問所だ
遠い遠い昔のソクラテスやプラトンが学んだような学問所だ
近代日本史の世界で
西郷さんや大久保さんが学んだ郷中教育の舞台のような学問所だ
俗に言う
成績が優秀だとか
偏差値が高いだとか
有名高校や有名大学を卒業したとか
そんな次元で人の能力を測る学問所ではない

人間の本質を哲学する学問所だ
主観的に日本語で
客観的に英語で

全体を見る力を育成していく学問所だ
顧問として
学院設立当初から応援してくださった
尾辻秀久参議院議員の来賓としての挨拶や

元アメリカ大統領通訳補佐官のコーネリアス氏

森博幸鹿児島市市長

保岡興治衆議院議員

イギリス留学のカフカやたくさんの卒業生たちからの

お祝いの祝電

そして

卒業生代表のDeweyこと
竹田龍平君の英語での歓迎の挨拶

入学生代表として
土橋照之君の型破りのスピーチ

iBS新入生さらなる飛躍の
予感溢れる入学式であった

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生きる基準

報道から流れる哀れな生活風景
貧しさと苦しみの描写
何かが可怪しい
東京で生きるための一ヶ月の最低生活費は？
ギリギリで生き抜いていくには？
２０万はかかる？
鹿児島で生きれば？
１０万？
屋久島で生きれば？
５万？
人はなぜ？
苦しみながら
大都会に執着するのだろう？
仕事がないから？？
仕事はつくればいい
一極集中化をなくして
小さな島国である日本が
沖縄から北海道まで
政治経済を
均一化して
広く豊かに生きれるように
都市計画すればいい
各省庁は
日本全国に分散すればいい
できないことは絶対にない
ただやらないだけだ
これだけIT革命が浸透し
情報は一瞬の内に日本全国を駆け巡り
沖縄から北海道まで日帰りできる時代だ
生きる基準を東京に合わせて平均化すると
日本全国民の殆どが貧しいことになる
東京で月に２０万円もらう人よりも
鹿児島で１０万円もらう人の方が裕福だ
変な話だ
同じ日本なのに
住む場所によって生活の基準が異なる
怠け者は問題外だが
一生懸命に頑張る人は
必ず報われる国であって欲しい
明日は学院第３９期生の入学式だ
入学生にそんな希望の夢を抱きながら
僕も前進だ

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平成の空海、池口恵觀法主・・・

朝鮮総連本部落札で
時の人となった池口恵觀氏は
平成の空海のような宗教者だ

僕が所属するクラブの会員だが
会員の中では際立って異彩を放っている
通常は穏やかな笑顔の人物だが
ここぞと言う時は超人に変身する
心の医者であり哲学者だ

法主はメンバーのみんなに次のように話した
「針の穴ほどでも北朝鮮とは絆を残す必要がある」
「靖国神社のすぐ近くにある朝鮮総連の本部に仏教徒としても靖国の御霊を」
「北朝鮮の外交の要であり大使館的役割を果たしてきた建物が
マンションにでもなったら大変だ」
「宗教者であるからこそできる人類の平和貢献の道を考えてみた」
淡々と理路整然と終始一貫した哲理を弁じた
まさに平成の空海の風格であった
お話の後の懇親会で
法主の横に腰掛けながら

ある一つの提案をした
他の誰にもできない
でも法主ならできるかもしれない北朝鮮との外交だ

どんなお提案かは今は書けないが
法主なら必ず成し遂げてくれると信じたい

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記念品贈呈

３８期卒業生諸君から
卒業記念品の贈呈があった

真新しい世界地図だ
授業ではいつも世界をテーマに話すのだが
白板の近くに世界地図がない
そんな講師たちのご苦労を
ちゃんと見ていてくれたんだ
やっぱり生徒は素晴らしい
僕はみんなが大好きだ
僕の財産は卒業生達だ
幸せな人生と
有意義な人生と
実りある人生を・・・
人生に疲れたら
いつでも帰ってくればいい
人生を思いっきり楽しんでほしい
失敗を恐れず楽しんでほしい
僕はいつも祈っている
求めて止まぬ青春を・・・

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