感動との出会いが運命を変える
感動は心の中の地震と似ている
感動は様々な才能を目覚めさせる
児童文学作家椋鳩十(本名は久保田彦穂)の教えである
氏は著名な児童文学作家であることは
万人の知るところであるが
教育者であり
詩人であり
博学の人であり
鹿児島県立図書館長も努めた
感動の人であった
僕が所属する
鹿児島西ロータリークラブの8代目の会長でもあるので
決して遠い人ではない
不肖僕も48代目の会長を努めさせて頂いたので
人生の大先輩でもある
とうてい足元にも及ばないが
広い教養を身につけた偉大な教育者であった
昨日は第6回椋鳩十祭に参加させて頂いた
司会は学院スタッフで
第33期卒業生の山元夕貴絵さんだ
感動を頂いたのは
椋先生が教鞭をとられていた
加治木高等女学校時代の教え子達
11人の思い出話だ
皆80も半ばを過ぎるご長老の皆さんだ
笑顔の素敵な
矍鑠(かくしゃく)とした
気品ある面々である
椋先生は
背の高い先生で
ニックネームはヘチマ??
黒板には大きな丸い文字で
皆がはっきり解るように書く先生だった
近所の皆さんに挨拶はしているかい?が口癖だった
いつも優しく寄り添い
頑張れ!と説教された記憶がない
試合に負けても
怒られることなく
二番もいいよ!とどこ吹く風
国語の文法と文章の基本
そして漢字は
徹底して教えて頂いた
先生は
いつも生徒のことを思っていた
父のような母のような先生だった・・・・
70数年も昔の思い出が
昨日のことのように溢れてくる
先生という職業の難しさと
本物の偉大さとは
かくなるものかと
身にしみて感じた1日だった
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ランキングに参加しています。クリックをお願いします!
南徹学院長のIBS外語学院は こちら
「参加者として、スタッフとして、IBS外語学院にはたくさんの皆様のご支援を頂きました。
山元様の柔らかく温かみのある見事な進行アナウンス、照明の須貝様、写真記録の幸野様に、音響全般の係まで、「IBS外語学院なしには成立し得ない集いであった」と言っても過言ではございません。
心より御礼申し上げます。
85歳の教え子の皆様が70年前の恩師の言葉・姿・動作を鮮明に記憶し敬慕していることに心打たれます。まだまだいっぱいありましたエピソードをお話しいただくには時間が足りず、申し訳なく思う事でした。
学院長先生には、間髪をいれずブログにアップしていただき感謝のほかございません。ありがとうございました。 松風会事務局 畠野