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昨日、「先生!明日は僕らの成人式だ」と、
三人の昨年度の卒業生(第33期)が学院を訪れた。
凛々しい笑顔だ。
目標は、三人ともアメリカの大学を卒業し、望む人生を謳歌することだ。
成人式の歴史は意外と新しい。
戦後、意気消沈した日本人に青春の希望をとの思いから始まったのが成人式だ。
せいぜい60余年の歴史だ。
遠い昔に行われていた、厳格かつ厳粛な15歳の元服の儀式とは、
その臨む姿勢が全く異なる。
美しい日本人と言われていたころの若者は、
厳しいしつけと試練の中から、
男子は、研ぎ澄まされた青春の形を日本刀の鋼(はがね)のように
剛・明・直の輝きを持って成人を迎えた。
女子は、気高く、貴賓を持って、優しく健やかにと
美しく成人式を迎えた。
悲しいかな、昨今の成人式の中からそんな若者を見つけるのは難しい。
学院卒業生諸君の笑顔には、そんな凛とした大和魂が見えた。
Boys be ambitious.
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