イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

浅田真央~宮沢りえ

2008-12-28 11:00:23 | その他のスポーツ
 浅田真央選手の演技を見ていて、宮沢りえさんを思い出しました。

 「僕らの七日間戦争」で宮沢りえさんを見た時、そのかわいさに目が釘付け状態となりました。

 それは、私だけのことではなく、宮沢りえ人気はとても大きなものだったと記憶しています。

 美しさやかわいらしさの基準というのは、個人個人、違いがあると思います。
 しかし、その個人差を越えて、より多くの人が認める美しさというものがあるような気がします。
 例えば、それが宮沢りえさんではなかったのでしょうか。

 浅田真央選手が演技をする時の顔を見ていると、宮沢りえさんが思い浮かぶのです。
 すごく似ているというのではなく、どこか雰囲気が似ているような感じです。
 それはたぶん、多くの人が美しさを感じる顔・表情なのではないでしょうか。

 もちろん、浅田真央選手のスケート技術が卓越したものであり、それが好成績になっているのはよくわかります。
 技術に加えて、支持されうるプラスαの要素を持ち合わせているように思うのです。

 世界を見れば、キム・ヨナ選手がライバルとして存在し、国内でも安藤・村主・中野、あるいはさらに若い選手も浅田真央選手と競り合いあるいは追いかけています。

 これからも、好成績を維持する条件が整っていると思います。

 楽しみです。

「地方紙を買う女」(松本清張)

2008-12-28 09:15:00 | 
 26日のブログに書いた「地方紙の女」
 原作を読むことができました。

 新潮文庫 傑作短編集(五)「張込み」(松本清張)
 に、収録されていました。

 面白かったです。

 ドラマをイメージして読み始めたのに、どんどん小説の世界に引き込まれました。
 時代は、国鉄が準急を走らせている頃で、場所は富士山が見える甲州。
 ドラマのストーリーが、原作にかなり忠実であることはわかりました。
 脚本を書くということが、大変な作業だろうなとも思いました。

 私が知りたかった、犯人(主人公)が逃げおおせるのかどうかという点については、多少の含みがある終わり方でした。

 そのまま素直に読めば、主人公自らが、断罪したと受け取られます。

 しかし、実はそうでなく、見せかけただけで、というストーリーも想像できる終わり方でした。

 無駄のない文章で、それでいて場面場面を思い浮かべることができる、とてもいい作品でした。