今朝、BSプレミアムで放送していた「新日本風土記」
「不知火海」
最近、柑橘の不知火を食べているので、親しみが持てます。
と思ってみていたら、やはり水俣病のことも出ました。
どれほど苦労されたことか。
日本窒素肥料株式会社がアセトアルデヒドの生産をしていて、有機水銀が含まれた廃水を海に流したと。
その頃の基準がどうなっていたのか、そういう説明はなかったけれど、海に流せば浄化されるなんてことは絶対にない。
要するに、薄められるという発想では、とんでもない被害になるという事例。
新潟水俣病やイタイイタイ病は川でした。
今は、福島第一原発事故の汚染水を薄めて海に流すという方向で話が進んでいるけれど、環境に影響のない濃度、というのは結局薄めれば大丈夫という発想なのではないかと思ってしまいます。
有機水銀と放射性物質では、また違った性質ではあるけれど。
番組全体として、重たい雰囲気ではなかったけれど、石牟礼道子さんのことも、著書の「苦海浄土」のことも、紹介されました。
過去があって現在がある。そして未来につながっていく。
新日本風土記は、そういうことをいろいろ考えさせてくれる番組です。
「不知火海」
最近、柑橘の不知火を食べているので、親しみが持てます。
と思ってみていたら、やはり水俣病のことも出ました。
どれほど苦労されたことか。
日本窒素肥料株式会社がアセトアルデヒドの生産をしていて、有機水銀が含まれた廃水を海に流したと。
その頃の基準がどうなっていたのか、そういう説明はなかったけれど、海に流せば浄化されるなんてことは絶対にない。
要するに、薄められるという発想では、とんでもない被害になるという事例。
新潟水俣病やイタイイタイ病は川でした。
今は、福島第一原発事故の汚染水を薄めて海に流すという方向で話が進んでいるけれど、環境に影響のない濃度、というのは結局薄めれば大丈夫という発想なのではないかと思ってしまいます。
有機水銀と放射性物質では、また違った性質ではあるけれど。
番組全体として、重たい雰囲気ではなかったけれど、石牟礼道子さんのことも、著書の「苦海浄土」のことも、紹介されました。
過去があって現在がある。そして未来につながっていく。
新日本風土記は、そういうことをいろいろ考えさせてくれる番組です。