大ピンチ、一転ダブルプレー

　今日の甲子園第三試合。
　西日本短大付vs新潟明訓。

　なかなか点が入らず、どちらかといえば西日本短大付のペースと思えました。
　森投手の緩急と、配球の良さにどうも明訓打線はタイミングが合いません。

　明訓は初戦同様、池田→神田のリレー。

　6回裏、明訓はキャッチャーの間藤がタイムリーヒットで1点先制。
　セカンドランナーも本塁をねらうもタッチアウト。
　連打を待つより、思い切って本塁を狙った感じでした。

　1点差で逃げ切れればラッキーとは思うものの、ハラハラ。
　9回表に、ヒット２本でノーアウト一、三塁。
　同点はやむなし……。

　快音。やられた！と思ったら、ショートライナー。
　一塁ランナーが飛び出していて、ダブルプレー。
　あれだけいい当たりなら、スタートきりますよ。逆転のランナーですし。

　試合開始前の名場面集では、昨年の決勝、中京大中京と日本文理の試合。
　文理・若林のサードライナーでゲームセット。

　今日は、明訓がショートライナーでピンチを脱出。
　インタビューで明訓・佐藤監督が「野球の神様に味方をしてもらった」というような話をしていましたが、そんな気がします。

　素晴らしいゲームでした。

甲子園ベスト16の地域別校数

　甲子園は今日からベスト16の激突。

　地域別の校数を調べると、
　
　東北2
　関東4
　北信越1
　東海1
　近畿3
　九州5

　組み合わせの巡り合わせもあって、単純に実力差とは言えませんが、
　九州が5校残っているのはすごい。

　同様に関東も残ってますね。

　中国・四国地区が１校もいないというのは、珍しい感じがします。

　全体的には、地域差が縮まって、どこの学校にも上位進出のチャンスがある時代になったのだと思います。


　新潟明訓、九州勢の一角西日本短大付を撃破できるか。
　応援ブラスの「天地人」は、初戦の時よりバージョンアップしているそうです。
　頑張れ明訓！