語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】風水とスマホ

2017年10月12日 | 医療・保健・福祉・介護
 風水とはよい気が集まる場所を探して、気がより高まるように掃除などで整える「環境学」という見方があるそうだ。
 「風水の神さまを招くお部屋の本」(きさいち登志子・田中道明監修、かんき出版)には、幸運を呼び込む寝室の作り方について「風水では、寝室には寝具以外は何もないのを理想」だとしている。
 例えば、運動器具や、テレビ、パソコンなどを寝室に置くのはよくないそうだ。また、スマホをベッドに持ち込んでSNSなどでやりとりするのも、睡眠に向かう静かなエネルギーをかき乱してしまうという。
 本書には「人は寝ている間はまったくの無防備。だからこそ、目に見えないエネルギーの影響を受けやすい。清潔な寝室で身も心もリセットできるかどうかで、人生の成功が決まる」とある。
 「夜はスマホも電源を切って寝かせよう」ということは、現在、教育の現場でもいわれている。なかなか手放せない人も「運気が下がる」といわれたら少しは考えるかもしれない。

□南雲つぐみ(医学ライター)「風水とスマホ ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年6月14日)を引用
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