よしなごと徒然草: まつしたヒロのブログ 

自転車XアウトドアX健康法Xなど綴る雑談メモ by 松下博宣

日経キャリア4月号記事

2009年03月17日 | No Book, No Life


雑談が記事になってしまった。日経キャリア4月号(p32)。この雑誌は20-30代のキャリア開発に特化した内容。MOTやMBA大学院の紹介もしている。さて、この雑誌を見てびっくり。カリスマ講師となっている。いやはや。

イノベーションは、科学技術的な見地からも十分差別化できるほどの知を凝縮できる人と組織によって創発される。だから、コトを起こそうという人はそのような人が集まる場所に首を突っ込むといい。

会社や研究所の組織の中でリスクを取って勝負すればイントレプレナー、独立して本気で勝負するのがアントレプレナーだ。いずれもリスクの「先読み」と「先取り」のセンスと技法が問われる。ただし、リスクは完全に予測もできなければ、予見もできない。だから最終的にはリスクを取ることに本能的に魂の奥底でワクワク感覚を感じるか否かが分かれ道。

面白そうなビジネスのネタ話を聞いてケツの穴の周りがムズムズしてくる感覚。この感覚が分るか、分からないか、だ。この感覚を出発点にして、先読みと先取りの技法を駆使してスタートアップが始まる。

起業家としては、もちろんアントレプレナーのキャリアを勧めたい。不況局面はだれしもがしり込みしているので、逆にチャンスが多い。大企業の採用も先細るので優秀な人材も採用しやすい。そういうリスクテーカーを応援したい。

営利を目的にバリバリ稼ごうというのがビジネス・アントレプレナー。こういう伝統的な起業家とは別カテゴリーとなるが、利益の獲得を最優先とせずに、社会的な問題を解決することを第一義の目的とするのが、社会的企業家=ソーシャル・アントレプレナーだ。新しい時代の起業家だ。

志の高い社会起業家を応援したい。


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