午後から暑い中、四谷三丁目の翔泳社さんへ出版について打ち合わせに出かける。よもやま話をしているときに、りそなキャピタルの永島さんから翔泳社の速水社長を紹介してもらったのが発端だ。総勢4人のミーティングそのものは、オープンソース、CRM,MOTなど、とても刺激に満ちて楽しかった。
なんと本を一抱えもいただいてしまい、書物フリークとしては、うれしいやら、恐縮やら。あのクリステンセンの「イノベーションのジレンマ」もいただいた。翔泳社は、ビジネス分野においても実力派であると再認識した次第。さて、やはり英文の原著より早くよめるのは自分の限界を正直に感じるとともに、日本語を母語に持つ身としてはうれしいものだ。
この本のテーゼは一言で言うと、「偉大な企業はすべてを正しく行うがゆえに失敗する」自戒を込めて言い直せば「平凡は企業はすべてを正しく行わないがゆえに成功しない」とでもなるか。破壊的イノベーションをあつかったクリステンセンには、ぜひオープンソース分野の破壊的イノベーションを研究素材にして欲しいものだ。
さて、僕は今でも四谷三丁目のサンミュージックと聞くと、岡田有希子を思い出す。1986年に起きた現役アイドルの衝撃の飛び降り自殺。その遺骸を収めた写真は、写真週刊誌やスポーツ新聞に掲載され、これ以上ない破壊的インパクトをファンに与えたものだった。あの一件後、しばらくはサンミュージックの前に花束がたむけらえていたものだった。実はファン同志の友人と連れ添って花束をそっと道端に置いた、そんなセピア色の思いでも。
帰り道、四谷三丁目の午後の蒸し暑いアスファルトのうえで、全く脈絡はないが、「破壊的」という言葉そのもので、ふたつの破壊的なる出来事について思いをはせた。
なんと本を一抱えもいただいてしまい、書物フリークとしては、うれしいやら、恐縮やら。あのクリステンセンの「イノベーションのジレンマ」もいただいた。翔泳社は、ビジネス分野においても実力派であると再認識した次第。さて、やはり英文の原著より早くよめるのは自分の限界を正直に感じるとともに、日本語を母語に持つ身としてはうれしいものだ。
この本のテーゼは一言で言うと、「偉大な企業はすべてを正しく行うがゆえに失敗する」自戒を込めて言い直せば「平凡は企業はすべてを正しく行わないがゆえに成功しない」とでもなるか。破壊的イノベーションをあつかったクリステンセンには、ぜひオープンソース分野の破壊的イノベーションを研究素材にして欲しいものだ。
さて、僕は今でも四谷三丁目のサンミュージックと聞くと、岡田有希子を思い出す。1986年に起きた現役アイドルの衝撃の飛び降り自殺。その遺骸を収めた写真は、写真週刊誌やスポーツ新聞に掲載され、これ以上ない破壊的インパクトをファンに与えたものだった。あの一件後、しばらくはサンミュージックの前に花束がたむけらえていたものだった。実はファン同志の友人と連れ添って花束をそっと道端に置いた、そんなセピア色の思いでも。
帰り道、四谷三丁目の午後の蒸し暑いアスファルトのうえで、全く脈絡はないが、「破壊的」という言葉そのもので、ふたつの破壊的なる出来事について思いをはせた。