最近市民センターでの講座や講習には、よく出かけるようになった。
毎月第3水曜日は、お一人様食事会、24日の土曜日は折り紙講座。
日曜日は消防署の救急隊員に寄る、AEDを使っての訓練だった。
2班に分かれて行われたが、回覧板回すとき正直私は迷った。
単独生活で、AEDを使って人を助ける立場ではない。
下手をすると、私がAEDに助けられる立場になるかもしれない。
だが組長が回って来て、町内や地域の取り組みに知らんふりはできないだろう。
参加した。
上半身だけのモデル人形で、どの人も 「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と肩を叩きながら声掛け、
胸元を10数えるくらい、呼吸を感じ取れるか目視して、なければ心肺蘇生のための心臓マッサージをしながら、
「貴方119番通報してください」と指さし、貴方はAEDを持ってきてくださいと指さす。
3人一組で練習があった。
心臓マッサージは30回行い、快復が見られないときは口呼吸を行う。
昔 職場で行ったときはマウスピースなる携帯用を全員にいただいたことを、思い出した。
ここでは、消毒済のカット綿や濡れティッシュで人体モデルの口を拭いて、自力で呼吸できるように
息を吹き込む練習があった。
皆口々に、ふき取るものなんか普通は持っていないとか、AEDが近くにない時はどうするんか?
とか言っていた。
私は、知らぬ人が目の前で倒れたとき、とても口呼吸なんてできないというと、
倒れている人が口から血が出ているとかだったら、しないで下さい。
血が出てなくても口呼吸などできない。 終わって隊長みたいな人に、どんな病気持っているか分からない人に、
そんなことできませんよ。というと、心臓マッサージだけでいいです、と答えた。
テレビで虫歯菌の話があったとき、これは口からも移るそうで、
虫歯菌を持った母親が自分の口から出したものを、
子供に与えると、子供も虫歯になると言っていた。
だからである。
講習を受けに来た人たちは、皆家族が倒れたときのを想定して参加していたようである。
誰かが、AEDを家で準備していたらいいかも、というと、救急隊員はとても個人で買えるような
値段ではないようですよと言う。
それにAEDは2種類あって、心臓のプルプルするような症状には使えないが、電源入れたら
機械が教えてくれますとも言っていた。
人が倒れるような場面に出会わないように祈るばかりである。
いつだったか、酔っ払いの倒れたのにはびっくりしたが。
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