散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

立ち飲み屋の新店

2010年02月20日 17時07分28秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
新しい立ち飲み屋さんができたので、札幌駅方面へ。ちょっと予想していないこともなかったのだが、以前あった立ち飲み「味の笛」(閉店と思われるため、名前を出す)の場所にその「TK」があった。結局、札幌の立ち飲み屋は増えてないじゃないか!

まずは晩酌セット。本醸造を燗してもらい(少し熱かった)、通し3点セット。厚揚げとナスの煮物、こんにゃく鱈子和え、ニシン煮と、味が同傾向なのが惜しい。





次に樽酒(純米吟醸)とさつま揚げを追加。樽酒は樽香は強くなく、純吟の良い香り。さつま揚げは外側パリッと、中身はふわふわの揚げたて。これは美味しい。



16時過ぎなのに、客は5人くらいいたかなあ。先日発売された女性誌にも紹介されていたし、今日も女性の一人客がいた。どの程度流行るだろうか。


20100220ギャラリー巡り

2010年02月20日 16時30分12秒 | ART
本日は札幌市資料館→市民ギャラリー→紀伊国屋→JR ART-BOX→富士フィルムフォトサロン→たぴお→時計台→大通→CAI02→らいらっく→三越→さいとう→ARTスペース201→趣味の郷の14か所。

■札幌市資料館「北海道教育大学芸術課程美術コース 空間造形研究室第1回卒業制作展」。
ギャラリー2 三上詩織「NO ANSWER」:天井から数百個の鍵がつりさげられ、その下のモニターでは南京錠を開けようと、次々に鍵を試す画像が流れている。なるほど、中々答えは見つからない訳である。

ギャラリー3 小林香苗「How Should Live In This World?」:竹やりとさらしが床に大量に置かれている。さらに黒焦げのさらしが、盥の水につけられ、干されている。決して美的ではないが、何かが伝わってくる。

ギャラリー4 中川彩加「柔らかな不快とともに」:ガラス瓶を積み上げ、その中に電球を配置。幾つかの電球が光っている。あまり不快な感じはしない。

ギャラリー5 高杉良介「遺跡」:入口から全体像が見えないよう、縦並びに合板パネル、ブロックと障子、フラミンゴの画が並べられている。未来の遺跡と言う感じか? 材質に遺跡性が感じられない。

ギャラリー6 大塚由夏「始まりの記憶」:しわ加工された紙で作られた空間に入ることができる作品。小部屋に入り「始まりの記憶」を感じるのは、何となくありきたりな感じもするが、紙による手触り・音はそのイメージとは違うものを感じさせる。

■市民ギャラリー「道都大学卒業制作展」。
石井誠「無限景-vector river」:さいとうギャラリーで展示したものより、さらにスケールアップした作品。
折笠友美、杉原友紀:第1室の奥の壁に合わせて9点の染色作品。スケール大きい。
阿部拡「月に棲む」「春水川」:草木染めの作品。プリントパターンっぽくない。

川口巧「部屋」:繭玉が小部屋に配置された作品。「清らか」:小さく可憐な草花。メゾチントの特性がでた、素敵な作品が多い。
大泉力也「ここからでは2人が何をしているか見えない」「違っていれば形にならない」:どこかダリの風景画を思わせるような、微妙な色合い。

「日・韓・中 墨の文化交流展」。韓国大田市美術協会の作品がバラエティがあって一番おもしろい。やっぱり日本の水墨画って、行き詰ってないか?

■富士フィルムフォトサロン「相原正明写真展「SPIRIT オーストラリア植物物語」」。オーストラリア、タスマニアの写真はスケール大で面白い。なお3月3日でフォトサロンは一旦終了し、移転する模様。

■ギャラリーたぴお「PHOTOGRAPH EXHIBITION MOVE 3 part1」。
北原陽念「197X/広間」:意匠の刻まれた床面、卓球台。不思議な光景。
山岸せいじ「hitobito6」:人々が足早に歩き、全体として弧を描いているような写真。
藤川弘毅「(無題)」:ワインを飲む女性。テーブルクロス上でワインの色を見るシーンなど、いいポイントを撮影している。

■時計台ギャラリー「北海道教育大学芸術課程美術コース第1回卒業制作展」。
湯田慶子「物語の余白-採掘場」:顔の見えない女性から、本に向かって紐が伸びている。全体に緑の色彩を使った、不思議な作品。
桂下いづみ「fortune's favorite」:白い下地にほんわりとした色を散らしている。
高橋あおば「*image*」:落ち着いた風景画。妙に良い。

中西愛子「ものいうかめ」:ちょっと賑々しい竹藪の前に、紫色の川が流れ、亀が1匹。センスいい。
戸澤逸美「銀河鉄道の夜」:落ち着いた深い色(元の作品を読んだことが無いので、ストーリーは不明)。
辻有希「konoji chair」:大きく、体を包み込まれるような気持ちの良い椅子。

■三越「片桐聖子展」:この人の作品はちょっと好きなのだ。静物画よりも人物画の方が面白い。子供の描き方がポイントのような気がする。

■さいとうギャラリー「渡辺良一展」:主に版画作品か? モノクロ、カラー、具象、抽象とバラエティ豊富。何か気になる。

■ARTスペース201「第23回白土会展」:風景画ばかりの中に、平井久美子「創世記」が目を引く。宇宙的スケールの作品である。

鉄板焼きランチ

2010年02月20日 13時10分34秒 | 食べ歩き
約1か月前に、すすきの方面のステーキハウスでハンバーグを食べたのだが、今度は札幌駅北口の「I」でハンバーグランチを食べよう。

まずはサラダが到着し、ハンバーグが焼き上がるのを待ちつつ食べる。次にご飯、味噌汁、漬物のセットが到着し、ハンバーグが焼き上がる。早速食べよう。



写真で見ると凄く大きく見えるかもしれないが、まあそこそこサイズ。とは言え、食後にはちゃんと満腹になる。肉は結構歯ごたえありで、ソースとの一体感がある。チーズが載っているのだが、これはしつこくない感じ。噛んでいると最後にチーズ風味がふわっとくる位だ。

サラダも新鮮野菜でパリパリだったが、味噌汁の出汁の香り、ご飯、漬物(浅漬けは柚の香りがする)と全て旨い。付け合わせのヤキソバも食べて満足。

前回店は中央部をレアにしたハンバーグの肉っぽさが主に感じられたが、この店のハンバーグはソースと一体化した味わいであった。どちらかに軍配を上げるのは難しい。

20100219最近読んだ本

2010年02月19日 06時00分29秒 | 読書
■「理想主義者」三沢光晴
あまり普段多くを語らなかった作者だが、プロレスに関する考え方をいろいろ書き残して欲しかったと思う。

■「ゆとりを愉しむ至福のBAR」たまさぶろ
札幌でもバーはどんどんできている(残るのは多くはない)くらいなので、東京にも新しいバーが増えているようだ。もちろん安い店も沢山あるのだが、結構1杯1700円くらいの店が多いような気がする。紹介120軒の中で、私が行ったことがあるのは10軒だった。

■「Self-Reference ENGINE」円城塔
前半は少々観念的すぎのような気がする。後半はスケール大のSFとして楽しめる。

■「ラギッド・ガール」飛浩隆
ああ、サイバーパンクのダメな香りがする。これは私がもう年老いて、ジャンルについて行けなくなってきたということなのだろうか。

■「変わり種食紀行」桜井友里
まだ日本には知られざるローカル食がある。

■「泣き婆伝説」梶尾真治
選挙演説中に現れて握手をすると、その人は必ず落選してしまうという伝説の「泣き婆」。金も地盤もなく立候補してしまった男の前に、現れるのか?(再読)。

以下、図書館の2冊。
■「へんな数式美術館」竹内薫
私は数学科出身なのだが、さっぱりわからんなあ。これにも一種のトレーニングが必要なのである。

■「学問、楽しくなくちゃ」益川敏英
自分のことを思うと、もっとも役に立った勉強は、国語というか読書である。本を速く読めるということは、スポーツ選手の足が速いのと同じで、その種目の決定打にはならないかもしれないが、非常に役に立つ特殊技能なのである。

今週の飲み会(3)

2010年02月18日 21時05分52秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は同僚のT君、M君、Y君、Yさんとちょっとした飲み会。大通を西側に移動し、ビルの地下にある何とも昭和な店「T」へとやってきた。壁にかかる山の版画がいい感じだ。

食べ物は、ジンギスカン、レバニラ炒め、焼うどん等。
飲み物は、ビール、日本酒(冷)大量。

次の日、全員調子が悪い。

今週の飲み会(2)

2010年02月17日 21時59分29秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈

今日は恒例カクテルの会。いつものように飲んだものは以下。

1杯目:ラムソーダ割り
2杯目:キールロワイヤル
3杯目:ベリーニ
4杯目:ドライマンハッタン(と言ったのに、マティーニだった)
5杯目:オールドパル
6杯目:ブラッド&サンド
7杯目:ジャックローズ
8杯目:シャンゼリゼ
9杯目:ギムレット

料理は、以下のあたりが美味しかった。

百合根と高菜とモッツァレラチーズのフレンチトーストスタイル
→不思議な味付け

根菜とスモークサーモンの四川風ライスバーガー
→四川風のちょっとピリ辛味がいい

蕪とアンコウのフリットサラダ
→アンコウが美味しい

鶏肉と根菜の柚子味噌クリームパスタ
→味噌の濃厚さを柚子のさっぱり感が旨くフォロー

根菜と高野豆腐のオニオングラタン仕立て(冒頭写真)
→熱々でスープ部分がいい。やっぱりホテル製のコンソメは良くできてる

今日は私以外のメンバーが結構やられ気味。翌日様子を聞くと、無事帰れたようではある。

今週の飲み会(1)

2010年02月16日 21時53分14秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日はお客さんとの飲み会で、創成川東の居酒屋「J」へ。刺身にコショウ鯛、ひげ鱈、ホッケ等珍しいものが出た。殻付きホタテもかなり旨い。メインは鶏鍋、薩摩地鶏焼など。飲み物は柚ハイボールを飲む。

チームで仕事をしているお客さんと初めて飲むのだが、お互い年齢を知らなかったので、その話題で結構盛り上がる。日本人は結構年齢で相手との距離感を決めるところがあるよね。

2軒目は一人、バー「R」へ。

1杯目はアイリッシュウィスキー+オレンジ+レモンのカクテルで少し落ち着く。2杯目にアクアビット+アードベッグ10の強力なやつでガツンと効かせて帰る。

カレーラーメン

2010年02月14日 13時11分37秒 | 食べ歩き

昨日飲み過ぎたので、やや胃もたれ中。図書館に行く途中、山の手の「N」でカレーラーメンを食べることにした。

前回食べた時より、やや甘味とコクが増加したような気がする。スープカレーラーメンから日本的カレーラーメンにシフトしたようで。私の好みには今回の方が合う。

TVで女子モーグルをやっていたが、優勝した人のスピードが異常だった。しかし、上村選手だって世界4位なのだから、これは凄い成績なのである。

20100214最近読んだ本

2010年02月14日 05時42分13秒 | 読書
今週は忙しかったため、週末になってからの遡り更新である。土曜日の今日、なぜか調子がよく、5時に目が覚める。

■「ホワイトクロウ」加藤実秋
TV化されたんだっけ? ホスト探偵団の3作目。今回も好調である。「ホスト探偵」という響きが気に食わない向きもあるかと思うが、なかなか好感のもてる作品。

■「新本格もどき」霧舎巧
事件の謎を聞き、カレーを食べると名探偵に変身して謎解き開始。日本の新本格に登場する探偵になりきる登場人物と、タイトルのらしさにも笑いがこみ上げる。

■「天才たちの値段」門井慶喜
天才美術コンサルタントによる美術謎解きもの。ボッティチェリの「秋」は真作なのか、涅槃図に描かれた釈迦の謎のポーズには理由があるのか。まずまずの出来ではないだろうか。

■「放火魔」折原一
叙述トリックの多い作者。この本は短編集なので、程よく謎めいて分かりやすく読める。

以下、図書館の4冊。
■「<悪口>という文化」山本幸司
面白い。世界各国に「悪口罪」のような法律があるのだ。

■「信じぬ者は救われる」香山リカ、菊池誠
スピリチュアルやニセ科学にはまる人への警鐘本。

■「なぜ僕は理科を好きになったのだろう?」柳田理科雄
この人、本名がこれだというのがすごいよな。私が思うに理科の知識は人間の貴重な武器になる。しかし理科だけではそれを十分に発揮できないような気がする。

話は変わるが、私はまあ理科好きだったと言ってよいと思うが、生物と地学はどうも興味が薄い。好きな分野は物理、化学(受験勉強中に突然分りだした)、天文である。天文専攻の大学があれば、そこに行ったかもしれない。

■「たべる旅北海道野菜料理編」リクルート北海道じゃらん
私のたまに行くビストロでは、野菜の付け合わせが旨い。付け合わせとは思えなくなることがしばしばある。

雪あかりの小樽(4)

2010年02月13日 20時51分02秒 | 飲み歩き・北海道内
焼鳥を食べた後は、いつものバー「A」だ。まずはジンフィズから。そして今日ぜひマスターにお願いしたかったのが、店にあるジュークボックスで、持ち込んだEPレコードをかけてもらうことだ。

マスターから快くOKが出て、かけさせて頂けたのが、これだ。



30年前に買ったレコードを良く持っているよなあ。我々の世代にとっては、何といってもレコードは宝物という感覚が強い。以前、「エコ」と称して、レコードを花瓶敷き等に再利用している展示があったが、ああいうのは許せないよなあ(感覚的に)。

カクテルの2杯目はマッカラン12年を使ったマンハッタン。マスターに「味の分かる方に飲んで頂けると嬉しいです」と御世辞を言われるが、このカクテルが600円で出されているのは驚異的な安価だ。

3杯目もマッカラン12+ドライベルモット+レモン+オレンジキュラソーのカクテル。やや甘味があるが、マッカランの味が全体を支配している。

4杯目はブランデーに切り替え、シャンゼリゼ。最後にマティーニで、もうこれ以上飲めません状態になった。といいつつ、隣席の客が持ってきた沖縄のラム酒をちょっと味見させてもらったりする。



ついでにジュークボックスでは「飛んでイスタンブール」「メリージェーン」等を選曲したりして、堪能。小樽駅前からバスで帰宅する。帰り道の記憶は怪しい。

雪あかりの小樽(3)

2010年02月13日 18時00分13秒 | 食べ歩き
小樽の通りにはロウソクや灯篭に火がともされているのだが、盛大に燃えさかっているのを発見。これは灯篭の木枠に火がついてしまったもの(事故)のようだ。



1軒目は初めての来店となる、焼鳥「K」へ。何が名物か分らないが、ビール小ともつ、かしわを注文。まずはもつ。写真の見た目ほど黒こげというわけではない。



続いて、かしわ。実はネギが美味しい。



うーむ、あまりピンとこないなあ。周りの客(いつの間にか7人もいる)の注文傾向から、次はガツをタレ味でたのんでみよう。



成程、これは独特のタレだ。続いてつくね(写真が激しくボケた)。つくねは軟骨入りで、コリコリした歯触り。かなり美味しい。小樽で食べる刺身は、どの店でも札幌より新鮮な感じがするのだが、焼鳥については札幌に軍配を上げたい気がする。

しかし、どうやらこの店、タレ味が真髄であることと、小樽に根付いた味という意味では、私の評価とは違う評価があって当然だろう。4人組の家族が来ていたのだが、注文のほとんどがタレ味であり、ご飯も頼んで焼肉的な食べ方をしていた。一般に焼鳥屋さんでご飯を注文することは少ないと思う。これはこれで、ありなのだろう。

雪あかりの小樽(2)

2010年02月13日 16時22分33秒 | ART
昼食後、いつもの古本屋さんに立ち寄ってから、美術館・文学館方面へ。



金融資料館に立ち寄ってから(しまった! 何もやっていないと思ったら、アートプロジェクトは旧三井銀行か!)、市立小樽美術館へ。常設展は「個人所蔵者寄託作品による「中村善策風景画展」」。他に客はいない。

2階では「写真と絵画による小樽今昔物語」。まずは絵画コーナーから見ていこう。
宮川魏「みち潮」:微妙な色合いとタッチで海を表現した作品。
伊藤正「岩山(小樽赤岩)」:ダイナミックな黒の曲線で岩場の感じを出している。
白江正夫「稲穂1丁目」:強い黒の線でスクエアな表現。稲穂湯が描かれている。
佐藤善勇「冬の街」:足元ぐじゃぐじゃな北海道の冬。

途中から写真コーナーに変わるが、割と小樽のイメージそのままのようなものが多かった。もう一捻り欲しい気がする。市民ギャラリー「第93回白潮会展」を見てから、小樽文学館へ。

小樽文学館の1つ目の展示は「写真展 手宮線のある風景」。考えてみると、あの線路を電車が走っていた上に、文学館の横に駅があったんだものなあ。

もう一つの展示は「小林豊絵本原画展」。絵本なんてなあと思っていたが、これがなかなか感動的な作品である。小さな兄弟が戦争のため疎開する物語は、悲しくも、けなげに頑張る2人に少し感動である。また、マンガコーナーにあった「YAWARA」を久しぶりに読んだら、こっちも感動的だった。



コーヒーを飲んだりゆるゆるしながら、16時半ころ夜の街へ。

雪あかりの小樽(1)

2010年02月13日 13時11分59秒 | 食べ歩き
去年の11月以来、久々の小樽である。ちなみに「雪あかりの路」には何の興味もない。まずは昼食だ。実は行ってみたい店があったのだが、大混雑で断念。何度か訪れたことのある中華食堂「K」へ。



もっともオーソドックスな醤油ラーメンを注文。通常でも野菜多めで、豚バラと合わせて、甘みが良く出ている。麺は柔らかめだが、そこは追及するまい。


20100213最近読んだ本

2010年02月13日 11時26分13秒 | 読書
■「有機戦士バイオム」梶尾真治
特に短い作品が多く、ショートショート集と言えるかな。最近のSF界で短篇、ショートショートを主に書いている人はいるのだろうか。草上仁は活動しているのだろうか(再読)。

■「恐竜ラウレンティスの幻視」梶尾真治
知能を獲得した恐竜が1億年の歴史に見るものは何か? 壮大なアイディアをコンパクトに収めた名作である(再読)。

■「未踏惑星キーラーゴ」梶尾真治
惑星の鑑定ミスのため、植民惑星が破壊され1億2千万人の移民が死んでしまう。鑑定をした主人公は失意と共に一人、未開発の惑星にたどり着くが…(再読)。

■「楽園 上下」宮部みゆき
交通事故で死んだ少年は、過去の事件を透視したかのような画を残していた。その事件に深く関わっていた主人公は、少年が実際に透視能力があるのかどうか背景を探る。登場人物が完全な悪とも善とも言いきれない、難しい話(実際の世界はこうなのだろうが)である。

以下、図書館の2冊。
■「スーパーマンからバットマンまで科学すると」ロイス・グレッシュ、ロバート・ワインバーグ
やはりどこの国でも同じようなアイディアの本は生まれるものだ。内容に関しては、日本の方がはるかに深い(というか細かい)。

■「お江戸でござる」杉浦日向子、深笛義也
意外と住みやすそうな江戸中期以降。貸本屋に浮世絵、居酒屋もあるしなあ。

会議疲れ

2010年02月12日 19時15分22秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は会議で大ハッタリをかまして疲れた。帰りがけに創成川東のバー「R」へ。今日の1杯目は角ハイ。

2杯目は竹鶴12年+アプリコットリキュール+チェリーヒーリング+レモンの甘くてほろ苦い味。名前はレッドシャドウらしい。

3杯目はアクアビット+カンパリ+チンザノロッソ+ビタースという大人味のカクテル。アクアビット味が少々負けっぽかったが、これも苦い味で良かった。