散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100222最近読んだ本

2010年02月22日 19時30分01秒 | 読書
■「リックの量子世界」デイヴィッド・アンブローズ
交通事故をきっかけに別世界の自分の中に入り込んでしまった男の物語。果たして真実なのか、妄想なのか。極力理知的であろうとする、P・K・ディックという感じで、なかなか楽しめる話であった。

■「小説ワンダフルライフ」是枝裕和
死んでから成仏するまでの間、自分の人生のベストシーンを選び、再度見せてくれるという話。果たして今回到着した人たちは、素直にベストシーンを選べるのだろうか(再読)。

以下、図書館の6冊。
■「温泉の底力」小池静一
まあ、オーソドックスな本。

■「科学バカ人生!」柳田理科雄
無駄話が良いね(再読)。

■「食ショック」読売新聞「食ショック」取材班
この問題は食の問題だけを追っても何の解決にもならないと思う。そもそも社会構造や、価値観が先にあって、そのために食へのしわ寄せがきているのだよね。それはさておき、賞味期限の切れた缶詰を食べるテストは興味深い結果であった。

■「アルコール依存の人はなぜ大事な時に飲んでしまうのか」仮屋暢聡
いきなり中川昭一ストーリーから開始するが、この時はまだお亡くなりになってなかったのね。依存症になると、解決策としては完全なる禁酒しかないという恐ろしい話。私も結構依存気味ではあるが、大事な時に飲んでしまうほどではない。

■「トコトンやさしい味の本」中村弘
味に関する入門書。しかし、日本人は箸を使うので技術力が高く、先割れスプーンを使うようになってから低迷している、等の根拠のない論が多い。

■「二重洗脳」磯村毅
宗教系の話ではなく、依存症に関する話。私はかつて煙草を数年間吸っていたのだが、一発禁煙で、それ以降15年以上一度も吸っていないのだ。何故かは知らないが、簡単にやめられるのだよ。