散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100220最近読んだ本

2010年02月20日 21時44分21秒 | 読書
■「ちほう・の・じだい」梶尾真治
突然、ほぼ全ての人間の知能や記憶が失われる事態が発生。なぜか正気で取り残された主人公は、自分の妻の元に戻る。そんな中、動物の知能が急上昇し、人類の行く末はどうなるのか(再読)。

■「ジョン&マリーふたりは賞金稼ぎ」枡田省治
貧乏剣士と良い家系のお嬢様が出会う、ファンタジーラブコメ。小説としては日本的ではないが、ゲームってこういう系統のものが多いのかな。

■「dancyu3月号」
今月は日本酒特集。ずっと日本酒離れが進んでいると思うが、今の日本酒は本当に美味しいものができていると思う。旅行して、その地方の地酒を飲むと、まあまあ確実に美味しいもの。昔のダメな日本酒をイメージしている人は、ぜひ良い店で試して欲しいと思う。

■「にせ≪マルコポーロ≫」エーヴェルス、ダールトン
銀河系側ではアトランがラール人の企みを打ち破る。ローダンの銀河系への帰還はまだだ。

以下、図書館の4冊。
■「日本のはてな」はてな委員会
それなりに、知らないことを教えてくれる。

■「魅了する無限」藤田博司
”無限”への入門書。まあ、ついて行ける。

■「燃えつきた反宇宙」広瀬立成
現代の宇宙論というか、素粒子論というか。どこまでが本当なのかついて行けない。

■「化学の疑問」左巻健男
身の回りの現象には、多く化学的な理由があるものだ。

立ち飲み屋の新店

2010年02月20日 17時07分28秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
新しい立ち飲み屋さんができたので、札幌駅方面へ。ちょっと予想していないこともなかったのだが、以前あった立ち飲み「味の笛」(閉店と思われるため、名前を出す)の場所にその「TK」があった。結局、札幌の立ち飲み屋は増えてないじゃないか!

まずは晩酌セット。本醸造を燗してもらい(少し熱かった)、通し3点セット。厚揚げとナスの煮物、こんにゃく鱈子和え、ニシン煮と、味が同傾向なのが惜しい。





次に樽酒(純米吟醸)とさつま揚げを追加。樽酒は樽香は強くなく、純吟の良い香り。さつま揚げは外側パリッと、中身はふわふわの揚げたて。これは美味しい。



16時過ぎなのに、客は5人くらいいたかなあ。先日発売された女性誌にも紹介されていたし、今日も女性の一人客がいた。どの程度流行るだろうか。


20100220ギャラリー巡り

2010年02月20日 16時30分12秒 | ART
本日は札幌市資料館→市民ギャラリー→紀伊国屋→JR ART-BOX→富士フィルムフォトサロン→たぴお→時計台→大通→CAI02→らいらっく→三越→さいとう→ARTスペース201→趣味の郷の14か所。

■札幌市資料館「北海道教育大学芸術課程美術コース 空間造形研究室第1回卒業制作展」。
ギャラリー2 三上詩織「NO ANSWER」:天井から数百個の鍵がつりさげられ、その下のモニターでは南京錠を開けようと、次々に鍵を試す画像が流れている。なるほど、中々答えは見つからない訳である。

ギャラリー3 小林香苗「How Should Live In This World?」:竹やりとさらしが床に大量に置かれている。さらに黒焦げのさらしが、盥の水につけられ、干されている。決して美的ではないが、何かが伝わってくる。

ギャラリー4 中川彩加「柔らかな不快とともに」:ガラス瓶を積み上げ、その中に電球を配置。幾つかの電球が光っている。あまり不快な感じはしない。

ギャラリー5 高杉良介「遺跡」:入口から全体像が見えないよう、縦並びに合板パネル、ブロックと障子、フラミンゴの画が並べられている。未来の遺跡と言う感じか? 材質に遺跡性が感じられない。

ギャラリー6 大塚由夏「始まりの記憶」:しわ加工された紙で作られた空間に入ることができる作品。小部屋に入り「始まりの記憶」を感じるのは、何となくありきたりな感じもするが、紙による手触り・音はそのイメージとは違うものを感じさせる。

■市民ギャラリー「道都大学卒業制作展」。
石井誠「無限景-vector river」:さいとうギャラリーで展示したものより、さらにスケールアップした作品。
折笠友美、杉原友紀:第1室の奥の壁に合わせて9点の染色作品。スケール大きい。
阿部拡「月に棲む」「春水川」:草木染めの作品。プリントパターンっぽくない。

川口巧「部屋」:繭玉が小部屋に配置された作品。「清らか」:小さく可憐な草花。メゾチントの特性がでた、素敵な作品が多い。
大泉力也「ここからでは2人が何をしているか見えない」「違っていれば形にならない」:どこかダリの風景画を思わせるような、微妙な色合い。

「日・韓・中 墨の文化交流展」。韓国大田市美術協会の作品がバラエティがあって一番おもしろい。やっぱり日本の水墨画って、行き詰ってないか?

■富士フィルムフォトサロン「相原正明写真展「SPIRIT オーストラリア植物物語」」。オーストラリア、タスマニアの写真はスケール大で面白い。なお3月3日でフォトサロンは一旦終了し、移転する模様。

■ギャラリーたぴお「PHOTOGRAPH EXHIBITION MOVE 3 part1」。
北原陽念「197X/広間」:意匠の刻まれた床面、卓球台。不思議な光景。
山岸せいじ「hitobito6」:人々が足早に歩き、全体として弧を描いているような写真。
藤川弘毅「(無題)」:ワインを飲む女性。テーブルクロス上でワインの色を見るシーンなど、いいポイントを撮影している。

■時計台ギャラリー「北海道教育大学芸術課程美術コース第1回卒業制作展」。
湯田慶子「物語の余白-採掘場」:顔の見えない女性から、本に向かって紐が伸びている。全体に緑の色彩を使った、不思議な作品。
桂下いづみ「fortune's favorite」:白い下地にほんわりとした色を散らしている。
高橋あおば「*image*」:落ち着いた風景画。妙に良い。

中西愛子「ものいうかめ」:ちょっと賑々しい竹藪の前に、紫色の川が流れ、亀が1匹。センスいい。
戸澤逸美「銀河鉄道の夜」:落ち着いた深い色(元の作品を読んだことが無いので、ストーリーは不明)。
辻有希「konoji chair」:大きく、体を包み込まれるような気持ちの良い椅子。

■三越「片桐聖子展」:この人の作品はちょっと好きなのだ。静物画よりも人物画の方が面白い。子供の描き方がポイントのような気がする。

■さいとうギャラリー「渡辺良一展」:主に版画作品か? モノクロ、カラー、具象、抽象とバラエティ豊富。何か気になる。

■ARTスペース201「第23回白土会展」:風景画ばかりの中に、平井久美子「創世記」が目を引く。宇宙的スケールの作品である。

鉄板焼きランチ

2010年02月20日 13時10分34秒 | 食べ歩き
約1か月前に、すすきの方面のステーキハウスでハンバーグを食べたのだが、今度は札幌駅北口の「I」でハンバーグランチを食べよう。

まずはサラダが到着し、ハンバーグが焼き上がるのを待ちつつ食べる。次にご飯、味噌汁、漬物のセットが到着し、ハンバーグが焼き上がる。早速食べよう。



写真で見ると凄く大きく見えるかもしれないが、まあそこそこサイズ。とは言え、食後にはちゃんと満腹になる。肉は結構歯ごたえありで、ソースとの一体感がある。チーズが載っているのだが、これはしつこくない感じ。噛んでいると最後にチーズ風味がふわっとくる位だ。

サラダも新鮮野菜でパリパリだったが、味噌汁の出汁の香り、ご飯、漬物(浅漬けは柚の香りがする)と全て旨い。付け合わせのヤキソバも食べて満足。

前回店は中央部をレアにしたハンバーグの肉っぽさが主に感じられたが、この店のハンバーグはソースと一体化した味わいであった。どちらかに軍配を上げるのは難しい。