散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20171013最近読んだ本

2017年10月13日 23時59分12秒 | 読書
■「銀河の死なない子供たちへ 上」施川ユウキ
これまで読んだものの中で、不老不死を最も良く表現しているような気がする作品。下巻が待ち遠しい。

■「鍵の掛かった男」有栖川有栖
長年ホテルの一室に住んでいた男が縊死を遂げた。警察の判断は自殺だったが、それを信じられない周囲の人間から、主人公に調査の依頼が来る。過去を明らかにしなかった男が死んだ理由とは? 先日行ったばかりの、大阪・中之島が舞台だったので、その辺も楽しめた理由の一つ。

■「JR北海道の危機」佐藤信之
ほとんどすべてが「危機」の説明で、将来への提言はわずかに4ページ。ま、普通に考えるとどうしようもないのだが…。道新に掲載されていた、ヨーロッパ鉄道の例をもとに、対策を考えるとか、道庁やJR北海道はやらないものかね。

■「致死線の彼方 ペリーローダン554」マール、フォルツ
四面楚歌だったテラナーだが、危機的状況においてシグリド人との共通理解が生まれるか?

■「吉田類の思い出酒場 路地裏の味編」吉田類、井上眞改
再読。

■「私の本当の子どもたち」ジョー・ウォルトン
20世紀を生きた一人の、いやある種二人の女性の物語。これはなかなか読ませる。

■「日本の宝」京都国立博物館
国宝(および皇室の宝)紹介本だが、なかなか見ることのできないものを多く紹介している。

急激に忙しくなった

2017年10月13日 19時30分31秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は午前中にいくつか打ち合わせがあった後、午後は自由になる予定(打ち合わせが無いだけで、仕事はある)だったのだが、急遽飛び込みの依頼がいくつもあり、時間一杯手を動かしたり、応答に追われてしまった。なんか、思っていた流れと全然違うよ。

ということで、今日は札幌駅から地下鉄に乗り、すすきののバー「N」へ。1杯目はジンソニックでスタート。



ああ、今週も何とか週末までたどり着いたな。明日は会合があるし、その2週間後には合宿があるし、自分で予定を入れておきながら、少々憂鬱になっている私なのである。

2杯目はボウモア12+GET31+グランマニエ+ビターズのカクテル。甘さとミントの2重構造に、最後にウイスキーの風味が沸き上がって来る。かなり強いはずだが、そういう気がしない危険な仕上がりだ。



3杯目はこれを楽しみにしていたというシングルモルト宮城峡モスカテルウッドフィニッシュ。さて、味はどうか。



なるほど、これは幸福感あふれる華やかな味わいだ。どうもウイスキー好きは、宮城峡より余市の方が美味いと短絡的に思いがちなのだが、味の傾向が違うのだから、両方楽しむのが正解だな。余市の少しくすんだような重厚な味もいいが、宮城峡の明さはもっと評価すべきだと思った。

途中、少し加水してみたが、最適な量が入り、さらに甘みのある味が良く分かった。前回、余市に加水した時は、ウイスキーを減らしすぎていて、ちょっと水が多めになってしまったんだよね。

ニッカもぜひ年に1度はこういう力作を作ってほしいものだと思う。今日はここで終了。早めに帰る。