散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

今日は琴似で

2017年10月21日 20時34分24秒 | 飲み歩き・琴似界隈
すすきのを18時過ぎに離脱して、琴似に到着。ローカルながらも飲食店街はそれなりに充実している琴似である。



今日は久しぶりのバー「D」へ。1杯目はベンリアック・バーニーモス・ヘビーピーテッドを注文。



驚くほどヘビーではないが、程よくピート香が効いている。そして後味がすごくクリアーでさっぱりしている。ベンリアックはたまにこの手のウイスキーを出荷するよね。

2杯目はこれも避けては通れない、ペールレーゼコルドンブルー20年(カルヴァドス)。最近マスターが購入したという、底が一番広がっているグラスで出してもらう。おお、鼻を近づけた瞬間の香りの分かりやすさがすごいね。グラスのせいなのか、カルヴァドスのせいなのか。実は別のグラスで試してくださいと言われて、香りをかいでみたのだが、広がり方が格段に違う。グラス効果がかなり影響しているようなのだ。



そしてフィニッシュへと行こうとしたら、辰巳蒸溜所のクラフトジンが出てきてしまった。これは飲むしかあるまい。



印象はとにかく「緑」。植物由来のエキスが効いている。飲みながらも時間が経過するにしたがって、ジンというよりはアブサンに近づいて行くようにも感じられる(実は同じ蒸溜所でクラフトアブサンというのもある)。

本当の最後は、これまた何ということでしょう。イチローズモルト秩父IPAカスクフィニッシュ2017で締める。



これはIPA(インディアン・ペール・エール)というホップの効いた苦いビール樽に、モルトを入れて熟成の仕上げをしたものである。ところが味は甘味と花のような香りがするのだ。これ、ホップ由来の香りなのかなあ…(味音痴のため不明)。

実はビール業界でもイチローズモルトの樽で寝かせるものがあるらしい。盤渓のクラフトビールイベントでも大人気だそうだが「イチローズモルトって何だか分かります?」と聞いたら、良く分かっていない人が多かったらしい。いくらビールファンでも、そりゃ不勉強ではあるまいか。

そのうち、イチローズモルトのIPAカスクフィニッシュ樽を使ったIPAが登場したりして。などと、下らないことを言いながらこれにて終了。1日でこんなものを飲んで良いのか、という今日の締めであった。



バーの隣は不動産業だったような気がするが、現在工事中で回転火鍋の店ができるらしい。具材が回転しているのだろうから、一人でも行けそうな店なのかな。ちょっと気になるのであった。


→キッチュなデザインだ…

定番の焼肉

2017年10月21日 18時14分26秒 | 食べ歩き
今日の夕食は焼肉にしよう。実は1軒行ってみたい店があったのだが(酔って行ったことがあり、感じが良かった)、出かける前に調べてみると、何と土曜日が休み…。時々、土曜休みの店ってあるのだが、どういう理由でそうするのだろうか。

会社帰りの人が中心だから、月~金は営業して、日曜日は穴場的に営業するため、結果として土曜日休みなのか。それとも自分の休みは、日曜日は他の店も開いていないし、土曜日だったらいいなあ、というのが先にあるのか。もし、後者だったら、それはそれでいいじゃないかと思える。

ま、それはさておき、いつもの「K」へ一番乗り。レモンサワー、上ホルモン、牛血管でスタート。





上ホルモンはいつもの味。牛血管は結構な量があり、とにかくスルメを食べ続けるくらいの顎力が必要だ。



第二シリーズは燗酒とサガリ、鶏もも。これも私の定番注文だ。



焼いたり飲んだり食べたりの多角経営をこなして、夕食終了。噛みごたえのあるもので満腹感もかなりのものだ。


20171021ギャラリー巡り

2017年10月21日 16時37分23秒 | ART
本日は市民→エッセ→大丸画廊→大丸ホール→チカホ→STV北1条→STV北2条→道新→大通→富士フイルム→アリアンス→SYMBIOSIS→さいとう→スカイホール→三越→らいらっくの16か所。

■市民ギャラリー「第92回道展」。あまり力を入れずに見る。作品名の記録が面倒だったので、お名前で。
伊藤英二:蕗を描いた作品だが、明暗のコントラストがちょうど良かった。
伊藤貴美子:光と闇のバランス、静的というよりは動的な感じで、エネルギーを感じる。花束のようにも星雲のようにも見える作品。
今泉心:暗い森へと続く道を描いた、細密すぎるような作品。

大泉力也:大胆な余白に真っ赤な太陽。さすがのセンス。
折目桃子:ブロックのような建物が集まる浮遊する住宅街。
酒井しのぶ:水中にいるペンギンと女の子を描いた作品。水の揺らぎ表現が素晴らしい。

佐藤綾香:今回はかなりキラキラの強い作品。独自の作風のまま、新会員になった模様。
嶋崎由真:女性の口が蛇口に代わっている画。画面全体にゆらぎの感じがあり、いろいろ思い乱れているのだろう。
城下八重子:体に緑色や植物をまとった3人。不思議な作品。

土谷悦子:みっちりと三階の滝を描いている。
浩而魅諭:樹木と動物と昆虫を描いた、細やかな作品。
本庄世奈:パンと赤ワインの晩餐を行う5人。間違いなくこの後、誰かひとり死にそうな、不吉な予感。

■ギャラリーエッセ「増田寿志展」。
「朝の湖畔オンネトー」:水辺の緑の風景を描いた作品。動物画の素晴らしさはもちろんだが、この風景画も良かった。もっと描くものを広げる余地は相当にありそうだ。

■大丸ホール「サプール写真展「平和をまとった紳士たち」」。ファッションをとことん楽しむためには、平和じゃなきゃダメだぜ。というのは分からなくもないが、ファッションそのものに興味がないため、全く何も感じない展覧会。あまりにも何も感じないので、逆に面白くさえ思える。

■SYMBIOSIS「久野志野×小森愛 島の結晶学」。作家二人で、結晶学者が島を訪れるという物語を共有したうえで、それぞれ個別に作品制作をしたのだそうだ。「油彩の絵具も鉱物や植物からできているので、そんなことも考えました」とのこと。久野志野の一番大きな作品が良かった。

この他、さいとうギャラリー「尾形香三夫 陶芸展」、スカイホール「第33回 北海道テキスタイル協会作品展」なども良かった。

日中はそこそこ暖かかったが、夕方になり大通公園のベンチに座っていたら寒くなってきた。慌てて地下へ。


緊張感抜けて

2017年10月21日 12時54分19秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は、ほぼ仕事の用事で某所に行く予定だったのだが、施設の改修工事で閉鎖されたいたため、用事が流れてしまった。緊張感が一気に抜け、腹も減ってきたので、札幌駅北口の蕎麦屋さん「S」へ。

ちょうど12時台だったので、かなり混雑気味。まじめに昼食を食べているおとっつあん達の間に座り、小声で「酒とさつま揚げ、ニシンの甘露煮」を注文する。周りは「こいつ飲む気かよ~」と思っているに違いない(←被害妄想?)。



ニシンの甘露煮は蕎麦に入れると力を発揮するのかもしれないが、そのまま食べると少し骨の感じがあるね。まあ、あまり煮込み過ぎて味が分からないというのも問題あるしなあ。

周りの客が減ってきたところで、ちょっと落ち着いて蕎麦焼酎とつくねを追加。蕎麦焼酎は卓上のポットに入っている蕎麦湯で割って飲む。温かい飲み物が嬉しかったりする。つくねは温泉卵が別添えでついてくるのをからめて食べる。



この店、卓上の薬味軍団が非常に豊富であるため、海苔つくねを自作するという遊びも入れていこう。



と、この辺でかなり収まりがついてきて、最後は悩んだ挙句に結局もりそば。これをわさび、海苔、揚げ玉、つくねについてきた温泉卵などで次々にアレンジしながら食べる。ちょい飲みセットについてくるもりそばよりも、量は多いのかな。



かなり腹一杯になり、蕎麦湯で止めをさして終了。これから街中を歩いて回らなければならんのだが、ほろ酔い、満腹である。


閉店240

2017年10月21日 10時17分03秒 | 写真館
山の手の居酒屋「O」が1か月ほど前に閉店していた。17年間営業していたそうなので、2000年開業ということか。私は10回ほど伺ったことがあるのだが、なかなかいい店だったように思う。問題があるとすれば、住宅街の中にあって駐車場がないことなのか。または、琴似にもチェーン店が増えてきて、客単価が下がってきたことかもしれない。