散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

なぜか大阪 まとめ

2017年09月17日 23時59分59秒 | 旅日記
今年の旅行記「なぜか大阪」のまとめ記事を作成した。私のこの手の記事はあまり評判が良くないのだが(アップしたとたんにアクセス数が落ちる)、しばらくまとめ記事がトップに来るよう、日付を未来日にしておく。

なぜか大阪(1)出発から昼食まで
なぜか大阪(2)バベル
なぜか大阪(3)東洋陶磁
なぜか大阪(4)おでん
なぜか大阪(5)バー1
なぜか大阪(6)朝食1
なぜか大阪(7)万博公園
なぜか大阪(8)シーボルト
なぜか大阪(9)みんぱく
なぜか大阪(10)ドイツ
なぜか大阪(11)EXPO
なぜか大阪(12)迷宮駅前ビル
なぜか大阪(13)バー2
なぜか大阪(14)朝食2
なぜか大阪(15)山崎
なぜか大阪(16)立ち飲み
なぜか大阪(17)外れ
なぜか大阪(18)くわ焼き
なぜか大阪(19)バー3
なぜか大阪(20)朝食3
なぜか大阪(21)四天王寺・大阪市立美術館
なぜか大阪(22)串かつ
なぜか大阪(23)通天閣
なぜか大阪(24)西大寺
なぜか大阪(25)明治
なぜか大阪(26)喫茶1
なぜか大阪(27)喫茶2
なぜか大阪(28)朝食4
なぜか大阪(29)怖い絵
なぜか大阪(30)昼食、そして帰宅

大阪の感想を列挙しておこう(後日、追加の可能性あり)
・サービス業の人は総じて親切
・しかし、道を歩く人はかなり周りに無頓着で、え、そんな歩き方する? という人も目立つ
・とにかく外国の人(アジア人に限らず)が多い印象
・バリバリの関西弁の人は少ない。たまに大声のオッサンがいるが、ソフトな喋り方の人が多い
・今年は意外と暑くなかったはずだが、何もしなくてもじんわり汗がでるのは北海道人
・ビールのシェアは圧倒的にアサヒが締めているように感じる
・大阪駅前ビルは素晴らしい。いつかは再開発で無くなるのか…
・美術館などは思ったより立派だが、あべのハルカス美術館を除いて、建物は老朽化しつつある
・その反面、展覧会に来る人は少ないように思う

今後、アート系の写真、街写真を適宜アップするようにしたい。

大阪のアート1日目
大阪のアート2日目
大阪のアート4日目
神戸のアート5日目
面白い(かもしれない)写真館

20170917最近読んだ本

2017年09月17日 23時14分18秒 | 読書
■「偽アルマディスト ペリーローダン552」ヴィンター、エーヴェルス

■「お人好しの放課後」阿藤玲

■「O.tone vol.107」
今月は焼酎特集。創作の庭では、現在札幌国際芸術祭で展示されている、端聡「The Hills of Kotanbetsu」が掲載。

■「ゼロの日に叫ぶ」似鳥鶏
中学生の風貌で、優れた頭脳は杉下右京ばり。しかしそれ以外はダメ人間のため「戦力外」通告をいつもされる主人公。サイバー犯罪と恐るべき殺し屋と対決することになる。

■「すごい古書店変な図書館」井上理津子

■「ゴールデンコンビ」加藤実秋
発言の随所に無神経さが出る、婚活刑事と日本的常識を弁えない通訳コンビが連続殺人の謎を追う。

■「虹の歯ブラシ」早坂吝

■「機功のイヴ」乾緑郎

通り道にあるからだ

2017年09月17日 15時59分47秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
いや、芸術の森では本当に疲れた。帰りは公共交通機関で帰ることにして、すすきの駅で下車。ラフィラ地下にある「HD」に立ち寄る。中途半端な時間だが、この時間帯はカウンターで酒を飲む人が多めか。

まずはハイボールとポテトサラダ。このポテトサラダ、ジャガイモの皮も残ったワイルド系だが、ゴマの風味と辛子で食べるのは悪くない。



2品目は絹ごし豆腐の揚げ出しだ。しっかり表面が揚がっており、良いんじゃないか? そんなに空腹でないところには、ちょうどいいつまみだ。



酒は東川米(北の誉なんだな)に切り替える。やっぱり少しは酔った方が楽しいからね。



良し、これでちょうど良いだろう。日曜日にも開いているし、2杯2品で千円かからないというのは、気軽に立ち寄りやすいところである。


札幌市立大学「札幌国際芸術祭2017 そよぎまたはエコー」

2017年09月17日 15時32分55秒 | ART
芸術の森美術館を出て、札幌市立大学方面へと向かう。



途中には熊よけの電気柵があり、注意を促す表示がある。全くシャレにならないぜ。



芸術の森から札幌市立大学への道は正直なところ分かりにくい。この写真の前方には2人の人がいるのだが、このまま進んで良いのか分からず戻ってきてしまった。私自身も地図を見ても自信がなく(「地図を読めない男」なのだ)、何とも声をかけることはできず、一人そのまま進む。



そして、しばらく進んでやっと入口を見つけたよ。但し、この左側のドアからは入場できず(何の注意書きもない)、看板の右側から入るのだ。しかし、本当に芸術祭全体として、案内が行き届いていない感が強い。



■札幌市立大学「札幌国際芸術祭2017 毛利悠子 そよぎまたはエコー」。

学内のスカイウェイに展示された作品である。入口側にはピアノが2台あり、自動演奏されている。



ピアノの他にも鈴や小さなベル(写真の物体では釣ってある小さな金属の棒が、下の傘を叩き音がでる)が、かすかな音を立てている中、通路を進む。



音以外に特徴的な展示物はライトだろう。これはいわゆる街路灯の本物だろうか?



そしてスカイウェイの端に到達すると、ここにもピアノが置いてあった。



全体的に静かな、しかし奇妙な雰囲気を漂わせる作品展示で、周囲の明るさや人の多さにも影響を受けるのではあるまいか。今日は札幌市立大学の学校祭ということもあり、雰囲気が全体的に落ち着かない感じがあったため、完全にこの作品の良さを感じきれなかったように思う。

ちなみに今回、札幌駅発11:45分の連絡バスに乗り、12時半ころ到着。そして、帰りは通常のバスに15時半頃乗り込んだが、人によってはもっと時間を見ても良いかもしれない(いや、これらをつまらないと思う人は、もっとあっという間に見終わるのかも)。

帰りがけに石山緑地を通った訳だが、どうもパフォーマンスを見る気がせず(しかも1時間半後)、迷いながらも通過してしまった。ま、こんな程度の芸術好きで、申し訳ない。

札幌芸術の森美術館「札幌国際芸術祭2017 リプレイのない展覧会」

2017年09月17日 14時51分12秒 | ART
■札幌芸術の森美術館「札幌国際芸術祭2017 クリスチャン・マークレー リプレイのない展覧会」。
「Recycling Circle」:今どき誰も使わないようなブラウン管モニター12台を円形に並べ、ブラウン管をリサイクルする映像を流している作品。モニターの緑画面(懐かしい)の光が美しい。
「Laptop Players(Duet)」:これはラップトップパソコンのリサイクル映像。普段仕事道具として使っているものだけに、何とも微妙な気持ちになる。
「Chewing Gum」:地面にへばりついたガムの写真を連続的に映す動画作品。円形(ガム)が大きくなったり小さくなったり、二つの円が合体しては分かれていくアニメーションのようになっている。

「Lids and Straus(One Minute)」:路上に落ちているストローとカップの上蓋を撮影した写真を、ストローが時計回りに回転して見えるように連続的に流す動画作品。これ、目が離せないくらい面白い。
「携帯電話 Cell Phones」:小さな携帯電話5台の画面に、携帯電話がリサイクルされる映像を流している作品。私は結局、自分の携帯電話というものを持ったことがないので、そんな理由であっても感情移入がしづらい。
「Cotton buds」:同傾向の作品で、ストロー、煙草、ペットボトルのキャップはあちこちに落ちているのが当然という気がするが、綿棒というものはそんなに落ちているのだろうか? これだけは非常に不思議に思った。

「Ascension(昇天/上昇)」:リサイクルされた金属がモニターの下の画面から上の画面へと落ちる(昇天する)映像。落ちる際には金属音がするのだが、映像を細かく繰り返すことで、リズム感を生み出し、明らかにある種の音楽として成立する作品としている。

なかなか目がチカチカするような映像と、ノイズミュージックと呼んでよいような音ばかりだったが、実は私はこの展示を非常に素晴らしいものだと感じた。パソコンや携帯電話、また路上で見かけるゴミも、ごく身近にあるものとして、いわゆる「花鳥風月」よりよっぽどリアリティを感じられるのかもしれない。

展示室への渡り廊下に例のプレイヤーがあった。



そして中庭には耳マークだ。



やはり見る人によっては、理解しがたいという意見もでるのかな?

札幌芸術の森工芸館「札幌国際芸術祭2017 ドッカイドー/・海・」

2017年09月17日 14時15分01秒 | ART
次は工芸館会場へ。ここの展示は1時間おきにクローズするということで、到着したのは次の開場の15分前。中途半端で困ったなあと思ったが、実は目を慣らすためにはちょうど良い到着時間だったらしい。会場案内の人に従い、サングラスをかけて待つ。



そして暗幕から入場。

こういう時、本当に周囲が見えなくて困惑することも多いのだが、今回は事前準備のせいか中に入っても比較的円滑に行動ができた。写真撮影は不可だったのだが、中には床から壁にかけて、一面の蛍のような粒状の光が見える。ある部分は単なる点描のようだし、ある部分は遺跡に描かれているシンボルのようにも見える。そして壁にある数か所のポイントでは、祭壇を思わせるものにも見える。

開場にはスリッパを履いて入っているし、また床の一部に盛り上がったクッション状のところがあるため、様子が分かってきた人の中には寝転んで光を鑑賞する人もいる。私は部屋全体を見たく、一番隅っこでしゃがんで見ていたところ、不用意に歩いてきた子供に激突されてしまった。君は前を見ていないのかね!

実は光が天井まであればいいなとちょっと思ったのは否定できないが、それはそれで安易に星空や宇宙を想起させてしまうのかもしれない。この展示会場は少し面倒でも、ぜひ見るべきだと言っておこう。

入場時に履き替えるスリッパにも、光る点が付いていたのには、途中で気がついた。自分も作品の一部として参加しているようで、嬉しい仕掛けだ。


札幌芸術の森屋外美術館「札幌国際芸術祭2017 点音、CELL」

2017年09月17日 13時40分13秒 | ART
本日はやっと時間が取れて、芸術の森に行くことにした。普段の土曜日はギャラリー巡りをせねばならず、日曜日は休養にあてているのだが、今週は3連休なのである。もっと早めにスタートすべきかと思ったが、札幌駅からの連絡バスに乗ることにし、札幌駅へ。

東コンコースに大風呂敷プロジェクトの展示がある。意識的に見たのは初めてかな?

 

その後、北口に移動し、乗車整理券を受け取り、バスを待つ。



この日、バスに乗ったのは約30名か。3連休の中日だが、明日は北海道に台風が来ることが予想されているので、少し多めだったのかもしれない。バスは創成川沿いを走り南下するが、昼食時にワインを飲んだ私は意識が遠のき、気がつくと札幌市立大学前のバス停であった。



札幌市立大前で5分の2、芸術の森入口で5分の2の乗客が降り、芸術の森センターまで最初に行く人間が一番少なかった。何となく嵐の予感がする中、屋外美術館へ。

■札幌芸術の森屋外美術館 鈴木昭男「点音」。点音とかいて「おとだて」。うーん、「おとだて」なら「音点」だろうと思うが(「野点」という言葉もある)、作者の造語か。これは「聴く」ことに重点を置いた展覧会らしい。元々屋外美術館に設置されている彫刻との関係性も考慮しながら、耳マークの足乗せ台に乗り、周囲の音を聞く。まずは、井上武吉「マイスカイホール85.7」へ

 

残念ながら、本日は風が強く、どこに行ってもほぼ同じ音しかしない。本当はそれぞれの場所でそれぞれの音に耳をすましたいところだった。また、一見して山の中に見える場所でも、遠くから自動車の(しかも暴走音のような)音がするのは興ざめだ。

いい具合に朽ちてきた、砂澤ビッキ「四つの風」。



まるで絵画作品の額か、タイムトンネルに対峙するかのようだ。



アントニー・ゴームリー「シャフトII」。一瞬、誰か人がいるのかと思った。そういえば、天候が怪しいせいか、ほとんど誰ともすれ違わない状況である。



李禹煥「関係項」。耳マークには彫刻作品と遠い所もあるため、要注意だ。



ホルスト・アンテス「人物1000」。



ダニ・カラヴァン「隠された庭への道」。ここでやっと風以外の音がした。



そして、ちょうど屋外美術館を周ってきたところで、日が差してきた。



ところで、途中には藤田陽介「CELL」が展示されている。これは土中で飼育・繁殖するアブの幼虫の音を聞くという作品。写真には幼虫を写したものもあるのだが、思った以上にグロい写真なので、ここでは伏せておこう。

 

芸術の森センターに入ると、顔出しパネルがあった。これ、昔からあったかな?


少食になるんだよ

2017年09月17日 11時21分00秒 | 食べ歩き
今日は中途半端な時間に出発し、早めの昼食。いくつか候補は思い浮かんだものの、結局のところ「SZ」に来てみた。

注文はいつもの赤ワイン。前回来たときは困ったバイト氏がいたのだが、今回のバイト氏は円滑に注文を聞いてくれた。



つまみはあまり変わり映え無く、真イカのパプリカソースとやわらかチキンサラダ。もちろん、品数を絞り込むことで低コストを実現しているのは良く分かっているが、つまみにもう一工夫欲しい。季節限定で2~3品入れ替えてくれるだけでも良いと思う。





久しぶりの真イカは意外と良かった。これで勘定をしようと思ったが、テーブルにレシートがない。多分、後でピザかパスタを注文するという予測をしていたのかもしれないが、もうこの年になると本当に少食になるんだよね。これだけで結構満腹なんだよ、オジサンは。

勘定カウンターに行き、レシートが来ていないことを告げて勘定をする。まあ、この程度なら文句はない。

神戸のアート5日目

2017年09月17日 07時47分54秒 | ART
最終日は神戸に移動して、アート作品をお届けしよう。

兵庫県立美術館に向かう路上で、椿昇「PEASE CRACKER」。サヤエンドウをイメージした作品だとか。



確か姫路で見たことがある、和田三造「朝鮮総督府壁画画稿(三幅対)」。



神戸出身のためコレクションがあった、金山平三「メリケン波止場(神戸)」。



言わずと知れた、小磯良平「斉唱」。



ジョージ・シーガル「ラッシュ・アワー」。こんな人たちが向こうから来たら怖い。



佐藤忠良「若い女」。



静岡で作品を見たことがある(我ながら良く覚えている)、青木千絵「BODY 16-1」。



兵庫県立美術館の庭に出て、セザール「エッフェル塔-板状」。エッフェル塔の廃材を使い、「再生」をテーマにした作品。



岩屋駅に戻り、松永勉「風舞」。



三宮にて、掛井五郎「長い午後」。



病院の壁にいる「龍」。風水的なことなのだろうか。



これも三宮、流政之「MEDETAI」。三ノ宮駅周辺は「花と彫刻の道」になっており、三十数体の彫刻があるらしい。いやー、ほとんど気がつかなかったよ。まだまだ修行が足りないね。


大阪のアート4日目

2017年09月17日 07時36分00秒 | ART
3日目は京都に行ったところ、あまりアートに関する写真がなく、4日目に飛ぶ。

一心寺仁王門、神戸峰男「阿形像・吽形像」。現代彫刻の仁王様は珍しいかも。



作者不明「3・11を忘れない」。ある事件を月日で呼ぶというのは、どこまで通用するものか。2・26、5・15はすでに覚えている人の方が少数派だろう。9・11も果たしてどうか。



通天閣地下にあった、ビリケン vs エイリアン。何だこれ?



いずれにせよ、今日もあまりアート系のものに出会わなかった。