散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

恒例の後志(2) 倶知安散歩からの超濃厚ドリンク

2013年11月23日 23時53分50秒 | 旅日記
昼食の後は、倶知安を歩く。天気は小雨まじりで時々虹がでる。羊蹄山も山頂は雲の中だ。

 

まず第一の目的地は小川原脩記念美術館。久々に行ったので、道を間違えてしまった。展覧会についてはART系の別項で紹介する。



歩いて街中に戻りしばし飲食店街を散策。外国の方も多く来るせいか、最近の都会の流れなのか、バーやバールのような店(「バールのようなもの」ではない)が新たにできている。

 



越線橋を渡り、集合場所へ。そこから温泉へと移動し、まずは入浴。



その後、3年連続となるらしい、怪しいカフェ&バー「S」で1次会の開催だ。

 

まずはビール。その後、ハイボールを頼むが、炭酸感が感じられないほど濃い。これはウイスキーストレートの方が自分でコントロールが効くだろうと注文すると、そうさなあ、フォーフィンガーというところかな。猛烈なのがやってきた。



食べたものは、まずはサーモンとアボカドのカルパッチョ。



続いてミニグラタン。



シーフードのバジルパスタ。



ビーフシチュー、チーズトースト添え。



じゃこピザ。



ミカンのゼリー。



寒い中、グラタンとビーフシチューが嬉しかった。量的にもかなり満腹である。

飲み物は何とかウイスキーストレートをこなしたが、その後、弱ってしまいティフィンミルクという薄い紅茶牛乳のようなカクテルに逃避する。



知人の知り合いがアルバイトをしているので、アルコールの量もご好意なのだろうが、いや、今回も大変だった。

この後、コテージに戻り2次会。あまり飲まないように、ややセーブする。

恒例の後志(1) 純粋カツ丼

2013年11月23日 13時50分09秒 | 食べ歩き
今日はそそくさと札幌のギャラリー巡りを済ませる。さいとうギャラリーに行こうとすると、ビルの新店オープンで大変な騒ぎに。どうやら南口からは、店の中を通らないとエレベータまでたどりつけないみたいだ。



今にして思うと、他の人が行列して入店を待つ中、私は店に突入してエレベータに乗ってしまったようだ。混乱していたので、誰にも止められなかったが、この先はビルの東側入口からじゃないと入りにくいなあ。

ということで、その後、札幌駅に移動。小樽を経由して倶知安に到着する。倶知安は残雪もあり、札幌より一段階寒い。駅前の彫刻にも雪囲いが準備されつつあった。



 

13時半なので非常に腹が減った。いつもは蕎麦を食べていくところなのだが、今日は珍しく駅前すぐにある「A」食堂に立ち寄ってみよう。



厳選されたメニューの中からカツ丼を選択。カツカレーやラーメンも興味のあるところだが…



カツの肉を叩く音、揚げる音がしてカツ丼登場。ついてきたのはニシン漬け(のような漬物。ニシンは入ってない)、味噌汁である。さて、早速、カツ丼を食べてみよう。



おお、肉が柔らかい。そして特筆すべきは、この丼の上にはカツを卵でとじたもの(+海苔)しか載っていないのだ。私はどうも玉ねぎや長ねぎが多すぎる丼ものがあまり好きではないので、この潔い純粋さが非常に嬉しかった。

卵はふわっとしているし、少し濃いめ甘辛目の味付けも申し分ない。

ほぼ常連さんしか来ないであろう店のおばちゃんに「いや、旨かったです」というと、「どちらから来たの」「札幌から、知人に会いに来ました」「また、機会があったらよってね」と、ささやかな交流がされたのであった。

札幌ではいわゆる大衆食堂が非常に少なくなっているなか、こういう店は楽しいものがある。