散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20131103最近読んだ本

2013年11月03日 21時04分45秒 | 読書
■「隅の風景」恩田陸
総じて、酒飲み旅。

■「戦いの虚空 老人と宇宙5」ジョン・スコルジー
オムニバス短編集。なかなか良かった。

■「食の軍師3」泉昌之
浅草のKバー、赤羽のM屋など、私も行ったことのある超有名店に突入する軍師。それにしてもちょっとライバルの影におびえすぎではあるまいか。

■「飲めば都」北村薫
皆が酒好きな文芸出版会社の物語。アクアビットまで出てくる。

■「あがり」松崎有理
仙台の東北大学をモデルにした、研究者たちの登場するSF(SFらしくない話もある)。身の回り作品が多いが、表題作は全人類の存在にかかわるスケール感である。

■「灰色の虹」貫井徳郎
刑事、裁判官、弁護士が連続死。ある事件で犯人にされた(冤罪?)男の復讐なのか。殺された側の人生も描かれているし、いずれにせよ冤罪事件の話は辛い。

■「たらふくホルモン」今柊二
2006年に出た元本があると書いてあるのに気がつかなかったのでがっかりしたが、2013年の新作もあり、もともと再読に耐える作家でもあり、問題はなかった。

20131103ギャラリー巡り

2013年11月03日 15時16分39秒 | ART
本日はラフィラ→HOKUBU記念絵画館→法邑→資料館→教育文化会館の5か所。



■HOKUBU記念絵画館「木版画の変遷 通から粋へ」。2階は歌川国貞の浮世絵、3階は喜多川歌麿、東洲斎写楽の復刻浮世絵が展示されている。めったに見ない写楽の作品を見ると、女形は完璧に男顔になっている。そりゃ役者はムッとしただろうね、という感じだ。その後、「会田誠展:天才でごめんなさい」の図録を見たりして少しくつろぐ。

HOKUBU記念絵画館前の大量うさちゃん。



■茶廊法邑「松原成樹展 測りあえるほどに」。石の箱と卵を思わせる作品がメイン。生と死のようでもあり、頭と胴体のようでもある。箱の上には1本のすじが引かれており、再生のイメージでもあるかもしれない。

他には手の上に小鳥がのった形の陶芸作品。手の形もなんとなくあいまいで、鳥との境目も明確ではない。一体化した生物のようでもある。

満足すべき昼食

2013年11月03日 12時55分38秒 | 食べ歩き
今日の昼はやや少し胃が重い感じ。少々迷いつつ、ラフィラの8階で昼食を取ろう。胃の不調と腹の減り具合を勘案して、薬膳美食中華ダイニング「MM」という店を選択。昼から薬膳火鍋定食というのを選択する。

内容はご飯、ゴマだれ、豚肉と野菜(本来きくらげが入るそうなのだが、なぜか品切れで野菜3種になった)、ザーサイ、杏仁豆腐というもの。



そして主役はこのスープである。確か4種類の味が選べるのだが、やっぱり辛い麻辣味にしてみた。スープには棗、クコの実、葱、生姜、ニンニク、唐辛子が入っていて、期待大である。



最初に野菜を入れろということで、野菜を投入し沸騰を待つ。簡易コンロのような火元だったが、ロウみたいな固形燃料ではなかったので、火の強さに不安はなかった。やがて煮立ってきたところで、豚肉も投入して食べる。うーん、辛くて旨い!

いい辛さ(もっと辛くもできるということだった)で、野菜も旨いし肉も旨い。タレはゴマ風味と酸味のある味で、これに野菜と肉をつけると、一層味が複雑になる感じだ。こりゃご飯も進むよね。最後にご飯を少量残してそこにスープをかけて食べたが、それでも手が止まらず、スープだけを結構飲んでしまった。

さらにだ、お客さん!(←誰?)。これに100円プラスでビール、サワーが付けられるのだ。あまり調子の良くなかった私も、明日も休みだ。これは飲まずにいられようか。ということで、そんなに甘くない柚子サワーにしてみた。かなり嬉しい。



今日の昼食は会心の出来だった。この店も再訪したいし、このフロアの店はすすきのなので飲めるのが前提のところが多い。やはり順次試していきたいところだ。