HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

ハイキングクラブ 自分で自分を褒めてあげたい(笑)

2008年08月16日 | ハイキングクラブ
・・・最初はなだらかな登り道ですが、山頂に近づくにつれて滑落しそうな斜面とクサリのかかった岩場が増え、緊張を強いられましたが、山荘から1時間程で漸く登頂。帰りの時間の事も考えて、頂上にはあまりゆっくりいられませんでしたが、それでも十分達成感はありました。2814m、日本百名山の五竜岳登頂。

登りが怖いんですから、下りも十分怖かったのですが慎重に五竜山荘まで下り、漸く昼ごはんにありつけたのでした。コッヘルでお湯を沸かし、カップラーメン。ご褒美に山荘で買ったコーラがなぜか妙に美味しかったァ。M先生の調べに拠ると、山渓編集部の標準タイムを大きく短縮しているとの事。うちのパーティー、みんな強いなあ。牛首の上りも無事に越え、唐松頂上山荘に到着するなり、キンキンに凍ったグラスに注がれた生ビールをグビグビと飲み干したのでした。いやーっ、美味いねえ。何でこんなに美味しいんだろ。

その日の夜も、豪勢なおかずを食べさせて戴きながら、遠くに広がる剣、立山連峰のパノラマとその左手前にそびえる五竜岳、右手を見上げるとまだ昇っていない唐松岳に続く稜線。日常のせせこましい世界を離れて、こういうところに身を置いていると、体の中の奥にある「心の平衡感覚」のズレが、元に戻るような気がします。昨日今日のたった2日間が、とてつもなく長い時間に思えてきました。この時間のゆったりした流れがこういう場所にいるととてつもなく心地いい。でも、もしかしたら人は日頃「時間に追われている」と思うことで、都会での心の平衡感覚を保っているのかも知れないとさえ、思いました。下界はゆっくりとした時間を満喫できるようなところではないのです。

M先生は「来年は剣だ!」と言っています。今日のこのパフォーマンスは合格点だそうです。来年に向けてのテストに合格してしまった(笑)。

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