HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

車中は読書

2008年08月30日 | Weblog
8月30日(土)

昨日は日帰りで岡山に出張。
4時30分にタクシーに乗った時、既に小金井公園と新青梅街道の交差点は水没
していて、何台もの車が止まってしまっていました、と運転手さんが言っていた。
中央線も少し遅れていたが、6時発の新幹線には間に合った。既に愛知県ではすごい事になっていたが無事に通過。で、岡山。駅に着いたらザンザン降り。在来線は途中から運転を止めていて、もう東京には帰れないかと思ったけれどどうにか無事に戻ってまいりました。

出張続きの一週間。
火・水の1泊2日の出張で、重松清の小説を3冊読んだ。
若干の決意を持って、読んだ。で、読めました。

今まで重松清という作家の小説やエッセイものはいろいろ読んできたが、この3冊は敢えて読まなかった。最初にその代表作の1冊を借りて読もうとした時に、拒絶感があって。自分の中にある「人に知られたくなかったり見せたくないような、外に見せたくない感情や、嫌なことは知りたくない、という思い」・・・そういったものが、正面切って書かれていて、一行読む度にその嫌な自分が詰まっている「私の内面」と向き合わなくてはいけなかったから。大げさと笑われるかもしれないけど、正直な気持ちです。

私と同じ世代の人は、深く感じる何かがある、そう思います。自分の気持ちを整理して代弁してくれているようで、そういった意味では読後感は悪くありません。でも、子供が親の知らない別の世界で戦い始め、大人は大人で見えない荷物をいくつも抱えて・・・・・、みんな頑張ってるんだ、俺も頑張ろうって、そう改めて思いました。

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1 コメント

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Unknown (K1)
2008-09-01 15:58:59
内面と向き合えることが、文学のもつ力ですね。親となって現代を歩むわが子が、どんな歩みをしているのか、彼の心情、価値観などを想像しながら、子育て中。
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