向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929(昭和4)年東京生れ。
実践女子専門学校国文科卒業。秘書、「映画ストーリー」編集者を経て、脚本・エッセイ・小説家。
1952年「映画ストーリーズ」編集部へ
1962年「森繁の重役読本」脚本
「七人の孫」(1964年)「時間ですよ」(1970年)「寺内貫太郎一家」(1974年)「阿修羅のごとく」(1979年)などTVドラマ脚本
1975年 乳がん
1980年 短編連作小説「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で直木賞受賞
その他、『寺内貫太郎一家』『父の詫び状』『眠る盃』『無名仮名人名簿』『思い出トランプ』『あ・うん』『霊長類ヒト科動物図鑑』『隣の女』『女の人差し指』『家族熱』『蛇蠍のごとく』
1981年8月22日、台湾旅行中、飛行機事故で死去(享年51歳)。
向田邦子さんのお墓には森繁久彌さんの挽歌「花ひらき はな香る 花こぼれ なほ薫る」が刻まれている。
特集、『向田邦子ふたたび』『KAWADE夢ムック 文藝別冊 向田邦子』『少しぐらいの嘘は大目に 向田邦子の言葉』