9階でランチ処を探し、「神田まつや」は人が並んでいるので、空いていそうな「梅の花」に向かった。今年3月以来だ。
靴を脱ぐのが面倒だが、個室に案内された。4人席に互い違いに座る。間に仕切り版がないだけましか。
私は「彩ランチ」
まずは、茶碗蒸し、豆腐、湯葉、豆腐サラダなど。
煮物? 豆腐しゅうまい
生麩田楽(なまふでんがく)
湯豆腐、湯葉揚げ。
給仕してくれた女性は、「彩ランチの品ですが」と小声で云いながら相方の前のIHに私が食べる湯豆腐をセットした。私は、「若い女性でもまだ、当然女性が給仕するっていう感覚なの?」と思ったが、若者夫婦にはそんなことしないのかも。そういえば、お茶を私が要求したのに、ポットは相方の前に置かれたのだ。
松茸の炊き込みご飯、香の物、湯葉吸い物
デザートと、追加したコーヒー。〇〇作と銘のある華やかなカップ。趣味じゃないけど。
相方は「梅ランチ」
茶碗蒸し、ごま豆腐 豆腐サラダ
煮物?
生麩田楽
湯葉吸い物、香の物、松茸の炊き込みご飯
デザート
二人で5千円ちょっとなら、たまには「良いじゃない」。
食事が終わって靴を履いていると、音楽が。
ガラスの中の「からくりモニュメント」がちょうど動いている。
まず、右の女性が扇を動かしながら顔を上下させてご挨拶。
真中の引き出しの上の小さな女の子がハンドルを回すと、左の女の子が扇を持ったまま箱の中から立ち上がってくる。
ぼーっと見ていると、あら不思議。一瞬の間に左の女の子が老婆に変わっていた。(写真撮り忘れ)
「千代の絵草子」という「からくりモニュメント」で、夢童(むどう)由里子さんの2001年の作。各地に作品が残っているが、惜しむらくは2015年他界された。
演技時間は上の写真のように掲載されていたが、実際には15分ほど早く始まっていた。