hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

更科本店でランチ

2022年09月27日 | 食べ物

 

麻生十番には、「更科」の名前を持つ紛らわしい蕎麦屋が3軒あり、かって壮絶な本家争いを繰り広げた

更科堀井」、「永坂更科 布屋太兵衛」と、「麻布永坂 更科本店」だ。

 

 

更科堀井」は、寛政元年(1789年)麻布永坂に「信州更科蕎麦処 布屋太兵衛」を創業。布屋太兵衛の本名は堀井清右衛門。「更科」とは、信州そばの集散地だった更級の「級」の音に保科家から許された「科」の字を当てたものと伝えられる。

しかし、1941年に廃業となり、「永坂更科」や「布屋太兵衛」の登録商標は堀井家の手を離れた。昭和59年(1984年)8代目当主の堀井良造さんが麻布十番大通りの奥に「総本家更科堀井」を開店し、支店3店舗を持つ。

我家の墓参りの帰りに時々寄る

 

 

永坂更科 布屋太兵衛」も、寛政のはじめの創業と掲げ、麻布十番大通り中ほどに店を構え、全国に15支店を展開している。看板には「総本家 永坂更科 布屋太兵衛」と書いてある。

我家の墓参りの帰りに寄ることが多い

 

 

麻布永坂 更科本店

1950年に「永坂更科」の商標を取得した料理店が蕎麦屋「麻布永坂更科本店」を設立した。ホームページでは新参者らしく、「かつて、料理屋にて起業した」とだけあり、歴史には触れてない。

今回墓参りの帰りにランチしたのはこの店。

 

 

お寺を出て、環状3号線を歩いて来て、新一の橋の交差点の手前、道路の向こう側に「乃が美の麻布十番店」が見えた。

2019年3月には行列に並んで食パンを買った店だ。

 

今や、続々高級パンの店はつぶれる昨今、ちょうど11時だが、誰も並んでおらず、一斤486円と高価な買い物をする。40分も並んだのが夢のよう。

 

 

環状3号線と麻布通りの交差点・新一の橋に行き、11時の開店と同時に「麻布永坂 更科本店」に入る。

 

店によってはときどき置いてあるらしいマスクを置く紙。

 

会席は6千円~11千円と高いのでパス。以下の平日ランチを選択。メニューを見ると、我々には結構高めで高級店のようだ。

 

私は、そば付カレー御飯。特製の和風カレー餡の丼ぶりと、冷たいお蕎麦のセット。

 

蕎麦屋でカレーは邪道かとも思ったが、単品を頼むのも面倒で、他の選択肢がなかった。カレーは多くの具が入っていて、結構イケた。蕎麦は腰があるというより固めだが、これも美味しい。

 

 

相方は、土用・寒そばセット。温かいそばと冷たいそばの両方と、出汁巻きと、とろろが付く。

 

凄くというほどではないが、美味しかったとのこと。

 

 

コメント (2)
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