hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

久しぶりの墓参り

2022年09月25日 | 日記

 

我家のお寺は麻布十番にある。

息子が代わりにお参りしてくれているが、我々は3年以上ご無沙汰だ。

毎度書いているのだが、入口の坂は、子供の頃は見上げるような厳しい坂で、大きくなるとこんな大したことない坂だったかと思い、年とった今、再び厳しい坂になった。

 

今回は右側の階段が通れなくて、工事中。

ここもマンションが建つらしい。お寺の向こう側に景観を台無しにする頭でっかちの「元麻布ヒルズフォレストタワー」が南西方向に見える。

 

800mほど北北西には六本木ヒルズ。まったく昔の荘厳な雰囲気はぶち壊しだ。

 

賢崇寺は小さな山の上にあって、佐賀藩主鍋島家の菩提寺だ。立ち入り禁止の境内の中心には歴代藩主の五輪塔が並ぶ。

 

二・二六事件でクーデターに参加し後に処刑され、遺体の引渡しすらできなかった「二十二士」を、当時の29代住職・藤田俊訓が奔走し、墓を建立したことで知られた。

 

入口の坂を登り切って左側に新しい墓地がある。

遠くからしゃれた帽子があると、近づいてみると、鎧塚なお美(川島なお美)の墓だった。ワイン、グラス、ダックスフントの絵など華やかなお墓だ。54歳と刻んであった。

 

 

変わったお墓を探していたら、「ムッシュかまやつ」のお墓があった。

楽譜は「きみとあった その日かーらー なんとなーく しあわせ」とある。釜萢家の墓で、日系アメリカ人でジャズミュージシャンのお父さんのティーブ・釜萢ほか、皆さんの名がアルファベットで刻まれていた。

 

富士山の形のお墓もあって、最近は自由な形で、好きな言葉を刻んだり、くつろいで見て歩ける。

 

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