1月13日(水)の朝日新聞朝刊に「人々つなく1本のロウバイ」という記事が載った。
織物工房の城さんは移転先を探していて、玉川上水脇の遊歩道に面して、5メートルを超すロウバイだけが前の家主に要望で切られずに残っている更地を見つけた。散歩で通る人々が楽しみにしているのだと聞いて、城さんはもちろん残そうと思ったという。
グーグルマップで場所を探して、散歩の足をのばして見にいくことにした。まずは井の頭公園の弁財天へ。
南側の急な階段を登ると、駐車場に弁財天に移されたの宇賀神像の跡がある。「井之頭弁財天石鳥居講中」「明和四年?」とある。」
そのまま南へ進むと、黒門がある。江戸時代にはこの道が井の頭弁財天への参詣道だったと聞いた。
傍らには道しるべがある。1745年に、弁財天に参詣する人が多くなり、江戸から甲州街道、高井戸、久我山を通る道沿いの各所に石の道標が建てられたと看板に書いてあった。
玉川上水に至り、付近をウロウロして、グーグルマップのナビに救われてようやく瀟洒な建物の織物工房と、
その脇のロウバイの大きな木を見つけた。
小さいが目立つ黄色い花、確かに切らないでいただいて、ありがたいことだ。
蠟梅と書き、花を見ると梅の一種かと思ったが、バラ科で梅とは遠いという。
帰りは井の頭公園の西薗をのんびり歩く。武蔵野という感じがしてさわやかな気分だ。
いろいろ寄り道して帰宅したら1万歩を超えていた。3日分のノルマ達成。明日からゴロゴロできる??