hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

ドナウ河クルーズ (16) ブダペスト前半(マーチャーシュ教会&漁夫の砦)

2015年11月12日 | 海外

 

9日目、9時にバスでハンガリーのブダ地区のマーチャーシュ教会へ向かう。

くさり橋の向こうに国会議事堂が見える。立派な建物だが夜景の衝撃はない。


マーチャーシュ教会と漁夫の砦にバスで向かう。


階段の下でバスを降りて漁夫の砦への階段を登る。


砦の前にはハンガリー初代国王・聖イシュトヴァーンの騎馬像。台座には彼の生涯が浮き彫りされている。


マチャーシュ教会は13世紀に建てられた聖母教会が、15世紀マチャーシュ王の時代の大規模に改築されてマーチャーシュ教会となった。


ジョルナイ製のカラフルなモザイク屋根


中に入ると、西ヨーロッパの教会とは装飾が異なり、イスラムの影響がある。


床、壁、天井に細かなマジャル模様が描かれている。


紋章の中央右に、ブラチスラバで見かけたスロバキアの紋章にあった複十字が描かれている。
複十字は第1回十字軍に参加したロレーヌ公ゴドフロワ=ド=ブイヨンが盾の紋章に使用し、平和のシンボルとされ、ナチスドイツに抵抗した自由フランスのシンボルや、現在では結核予防運動のシンボルマークになっている。


ステンドグラスの色が鮮明だ(写真よりずっと鮮やかなのだが)。


聖書の物語でなくやはり幾何学模様だ。


写真よりもっともっと衝撃的な色だったのだが。


マーチャーシュ1世夫妻(??)の墓


2階のステンドグラスの前のエリザベート皇妃の像


美貌で有名なエリザベート皇妃はオーストリア=ハンガリー帝国皇帝のフランツ・ヨーゼフ1世の皇后。


柱も何本もの柱が束ねられているかのような構造で独特だ。

 

漁夫の砦の階段を登り、ブダペストの街を眺める。


北側(川上)にはドナウ河の中州のマルギット島とその手前のマルギット橋が見える。


対岸のペスト地区には国会議事堂。


南側(川下)には、くさり橋。


南側には漁夫の砦が広がり、


さらに右に振ると、マーチャーシュ教会が。


逆側、北側にはホテル・ヒルトンがあり、13世紀のドミニコ会修道院の遺跡が保存されている。

次回は、その後バスで行った英雄広場や、午後のヴァーツィ通り散策のご報告。

コメント
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