ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

酒拷問

2010-09-23 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
向こう岬から松尾を背負った弁慶と河合を背負った富樫が旅館に戻ってきた。朝帰りか。
義経「二人を潰したな、恐るべし酒拷問…」なんか吐いたか?とそこへ、
義隆「おはようございます」とやはり背中のあせもを掻きながら起きて来た。
義経「おっ、おはよう。背中掻くな。忍耐でかゆいの耐えろ!」飛び火するぞ。
義隆「とびひ?」
義経「かゆい所が広がるんだ」痒いからって、掻き回すと、まるで火の粉が舞うようにあちこちに広がる。正式には伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)というが、そこまで子供に説明したら余計な質問が飛んでくるから「後から瑠璃たちに天瓜粉付けてもらえ」と告げた。
義隆「うん」
義経「義隆の着物もクリーニングに出してもらえばよかったな」汗が沁み込んで、治るものの治らん…。そこへ、かちゃっと部屋の戸が開いて、ぐってんぐってんの松尾とでろんでろんの河合が到着し、でーん、どーんと床に放置された。もう投げ落とされても痛くも痒くも無い泥酔状態で、
志鷹「え!?何?」どうしたの?地震?と反ボケ状態で、
海尊「…あ、おかえり」と目が覚めて、
義経「で、おやすみ、だ…」
弁慶&富樫「ぐあーぐあー」と寝てしまった。
ごそごそもそもそと隣の間で物音が聞こえ、すーっと戸が開いて、
瑠璃姫「おはよう」とお面付きで、
冷泉院「おはよう…」と顔を出した。
義経「…おっす」って、ん?より一層白くねぇ、今日の冷?って男鹿温泉の効果か?
志鷹「おはよ、俺ら、朝風呂入ってくっちゃ~!」とタオルを片手に、海尊&義隆連れ立って行ってしまったから、
義経「おい待てよ。俺も行くって!風呂どこけ?」昨日風呂入り損ねた…。
義隆「鹿の湯だって!」鹿角君がいっぱい入っているわけじゃないよ。
志鷹「いっぱいって?分かってるって。男湯『錦(にしき)』こっち…」
海尊「♪恋におぼれて、未練に負けちゃ、男一代、名が廃る♪(男の錦より)」と陽気に仲良く男4人で風呂に入って寛いだ後、女二人を誘ってAM7時旅館のラウンジに行った。ら!?
[火星人 御一行様]と予約済席が用意されていた。巨大な熊の熊鍋の激励と感謝の意らしい。
朝食パワーUpメニューは、珈琲・紅茶&ジュース、サラダ&フルーツてんこ盛りバイキング、


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