ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

作戦会議

2012-06-08 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
頭突きを喰らって、義隆「くぅ~ッ」頭を抱えた。
池田「誰に対する申し立てか…」
その節操の無い口の利き方を注意するため、
義隆「ヴぇ゛い゛ヴぇい゛ッ(痛いたい)!!」
池田「問答無用」米神をぐりぃぐりぃと、ぐぅで潰した。
斎藤「電気痙攣療法で…急所の一つ」骨の一番薄い部分で「かなりイテェお仕置きだな…」
義隆「イッ…てぇッ」地べたに座り込んで「先生ッ、痛いよッ」米神を抑えた。
義経「父兄の前でも容赦のねぇ先公だな」
池田「府警(父兄)だろうが、県警だろうが悪い事は悪いでしょ」
義経「見えないとこでこっそりやれよ」
池田「露見する時はします」壁に耳あり障子に目あり。
斎藤「全く、怖ぇご時世だ」
くるくるりんと巻いて、アメをなめ…「と?」
義経「ひょいと」斎藤から、アメを引っ手繰って、
斎藤「横取りすんなッ」二人が問答している隙に、
池田「パクッ」と口の中にアメを入れて「漁夫の利です」
義経「…。兵の損失を最小限に城責め落とすタイプ…」
斎藤「知能戦略型だな」
池田「あ、閃いた」チュッパチャプスみたいに銜えながら、そこらへんに生えている草を、
ガッとむしって、草とアメをくるくるくるくるんと練り合わせて、
池田「…舐めます?」
義経「毒草じゃねぇだろうな」池田を睨んだ。
池田「安心して下さい。やる時は、姑息な手使いませんよ」ふ…、うっすら笑った。
義経「…。その笑み、信用失くすぞ」べ…と舌を出して、ペロ…と舐めたら、すぅ…とした。
斎藤「薄荷(はっか)か」ハーブをむしって、のど飴を作って「しかし、子供には強ぇな」
池田「なら、これは?」抹茶粉を合わせて、
義経「抹茶飴…」ペロッと舐めて、
斎藤「年配向きじゃねぇ?」
池田「なら…」花を摘もうとして、
斎藤「いい加減にしろ」止められた「新商品開発会議じゃねぇんだぞ。どんどこアメ作んな」