元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

吉田の節分と民進党の大会   2月1日ー4日

2018年02月12日 | 日記
●2月5日(月)

 この1週間、議員団の他都市調査で2泊3日、吉田神社の節分で2日間朝から晩まで奉仕して、民進党の大会で東京日帰りのハードな日々。とりわけ節分では寒い中、胡坐で座りぱなっしだったのでギックリ腰寸前。もうくたくた。
 午前中はダウン。昼から事務所で雑務。

 夕方、神楽岡の藤村接骨院に久しぶりに行く。藤村さんは神楽岡の追儺保存会の一員で今年は赤鬼に扮していたとの事。電気治療をしてもらう。いやはや気持ちがよかった。そして腰にテーピングしてもらう。なんとかギックリ腰にならずに済んで良かった。

 夜は、サボっていた「ひとくち日記」の書き込みやFBの更新などして早々に就寝。もうすぐ市会も始まり代表質問の原稿書きも始めないといけないし体調を整えないと。

 ニュースは、韓国は平昌での冬季オリンピックを巡る北朝鮮美女軍団のこと。北朝鮮の核開発は断じて許せないが、オリンピックの政治利用と色々と批判も多いが、同じ民族として南北が共存することをぼくは願っている一人。それにしても極寒の中でのオリンピックで選手たちもたいへんや。

●2月4日(日)

       <民進党定期大会>

 2日間にわたる吉田神社の節分の奉仕で疲れ切っているが、東京へ。車中爆睡。

1時から都市センターホテルで民進党大会の大会。

 昨年の総選挙以来、苦難の道を歩んでいるが大塚代表の元での大会。会場には取材陣も多く来ていた。全国の都道府県から代議員が参加。ぼくは地方自治体議員フォーラムの代表としての参加。

司会は女性議員ネットワークの猪奥美里奈良県議と全国青年委員会委員の清水磨男那覇市議。自治体議員が司会をす
るのは初めてや。
 清水議長によると「本大会の代議員は国会議員54人、地方代議員94人の計148人。国会議員が少ないなあ。

 大塚耕平代表の挨拶要旨。
「志を同じくする仲間を糾合し、できる限り早期に、幅広い中間層から支持される中道的な『新しい党』への移行を目指す。『国民生活の向上』のために、選挙を勝ち抜き、政権を担い得る『戦う党』に『生まれ変わる』ことが必要だ」と呼びかけた。

来賓の挨拶は、連合の神津里季生会長。「来年4月には統一自治体選、そして7月には参院選が控えている。働く者本位、生活者本位の政治勢力を大きな固まりとして形成していくことが極めて重要となっている。政権を担うことを想定した政策立案を行いうる野党勢力の結集を呼び掛けられるのは民進党を置いて他にはないと言っても過言ではない。
 もうひとりの来賓はテレビでおなじみの田原総一朗さん。
 民進党の一番の欠陥は仲間内の批判が好きなこと。敵は自民党だ。このバラバラになった野党をまとめるのは民進党の役割であり、大塚代表の役割だ。安倍総理は1強多弱が続いたのでたるみ切っている。野党がどうするか今がチャンスだ」とあいさつした。

 増子輝彦幹事長は、党大会議案の報告・提案に先立ち、「国会議員の数が3分の1になってしまったため、昨年の党大会と比べ風景が大きく変わった」としつつ、「しかし、これまでと変わらないことがある。地方代議員の皆さん、都道府県連の一つも欠けることなく集まっていただいている。ここにこそ、私たち民進党再生の原動力がある」と述べた。
 そのうえで、活動方針の柱は(1)党の運営に地域主義を徹底させること、党本部の意思決定過程、政策をまとめる過程で地域の皆さんの参加を得ること(2)国会対策のみならず地方組織の在り方、選挙対策も含め、民進党出身の政党、政治家が再び結集し、安倍政権の傲慢(ごうまん)な政治に対決していくこと――の2つだと表明。具体的な取り組みとして以下の点を挙げた。
•常任幹事会等への地方自治体議員の参加・女性議員の参加を進める
•党員・サポーター制度の改革
•地方自治体議員の総支部長選任や地域事情を踏まえた組織の活性化など

 党大会議案の報告・提案に続いて、党の基本政策検討本部検討会の共同座長を務める田辺一城全国青年委員会委員長(福岡県議)岡野朱里子女性議員ネットワーク会議世話人(香川県議)同検討会メンバーの平賀貴幸網走市議、戸倉多香子山口県議、近藤里美福岡市議登壇し、綱領の再検討について答申のプレゼンテーションを行った。
 この答申は、民進党再生のために民進党の理念と政策をより分かりやすくするにはどうしたらいいのかを議論すべきとの意見が全国幹事会等の中で出たことを受け、検討が開始され、自治体議員3組織(自治体議員フォーラム・政令市政策協議会、全国青年委員会、女性議員ネットワーク会議)役員を中心に意見を募り、検討会が議論しまとめたもの。
 田辺共同座長は、「これは2千人近い仲間の皆さんと一緒に綱領を国民の皆さんに発信して行くための土台。1歩目、半歩目として、もし党のために貢献できていれば大変うれしい」と語った。
 
 すべての議題が終了したところで党役員、大会実行委員や自治体議員団等役員らが登壇し、鈴木正穂地方自治体議員フォーラム世話人代表=京都市会議員の発声でガンバロウ3唱を行い、大会を締めくくった。
以上、民進党のHPにそれぞれの報告が掲載されている。

 さて、過日、自治体議員の代表として最後の締めをしてほしいと言われていたので、辞退をしようと思っていたが、再度お願いしますとまた言われたのでやるしかない。

 で、吉田神社の追儺の矢を持って壇上に。いささか緊張しました。吉田神社の追儺の矢を3本披露して、内ゲバはやめる。足の引っ張り合いはしない、明るくおおらかにしたたかにしなやかにガンバローコールをしたのです。なお民進党のHPから当日の模様の動画が見れるので、ぼくの挨拶のところだけでも興味があったら見てください!
 まだまだ先行きの見えない漂流中の民進党だけれど、もう少し乗船しておこうと思っている。それが今日のぼくの想い。
 帰途、スタッフの一人と有楽町のガード下でホッピー飲んで打ち上げ。

2月3日(土)
 
  <吉田神社 節分祭 当日祭>

 吉田神社の節分祭の2日目で当日祭。9時過ぎから昨日に続いて「御神楽・追儺の矢」の受付に座る。今日もおだやかな天候。10時を過ぎると参拝客も多くなる。
午後になると、昨日に続いて聖護院八ッ橋の鈴鹿可奈子さんに案内されて上七軒や祇園や先斗町の舞妓さんたちが、色々と扮装を凝らして登場。「おばけ」です。いつもながら賑やかです。また鬼が福鬼になって境内を歩き子どもたちに福を授ける。
 千客万来、小学校時代の友人らフェイスブック友達らが声をかけてくれる。夜8時頃には、左京消防団と左京消防署長らも激励に、浄楽消防分団のみなさんも一緒に無火災を祈願。2日間に渡って受付で座っていると、小中高の同級生らと久しぶりに顔を合わせ、色々なところで出会った人らが、手を振ってくれる。これもぼくの楽しみ。差し入れをいただくこともあり感謝。土曜日でもあり、福豆が飛ぶように売れて7時過ぎには完売したそうだ。

 そして午後11時、火炉祭。昨年再開されたが、今年は同志社の留学生が持ち込まれるお札さんなどを吟味して、包まれてきた紙袋なども持ち帰ってもらう。いままでの5分の一ほどの量になった。火炉祭が復活して、良かった!良かった!これも時代の流れ。
 12時前に御神楽の舞を閉じて、散会。ちょっと腰が痛くてぎっくり腰になりかけ。気を付けないと。その後、警備に当たっていた今宮会のメンバーらと打ち上げをして帰宅したのは午前1時前か。心地よい疲れ。節分が終わって、もうすぐ春だよ!

●2月2日(金)
 
 <吉田神社 節分祭 前日祭>
 
 今日からわが地元吉田の一大イベント、吉田神社の節分祭。朝、6時過ぎ起床。カミサンも福豆売りの奉仕で行くことになるので朝から我が家は着物の着付けと紋付着るのにテンヤワンヤ。
 いつものように朝8時前に白袴に羽織を着て、本殿から全国の八百万の神を祀っている大元宮に。聖護院八ッ橋の鈴鹿克久さんが責任役員、前原議員も参拝。およそ1時間の神事。寒さは少しましかな。大元講社の役員さんらに挨拶して、本殿に戻りる。
 
 9時半頃から、本宮社殿の横の「御神楽・追儺の矢」の受付に福井さん、藤沢さんのいつもの3人のメンバーで座る。どんよりした天気だが、雨も雪も降らず、風も吹かずに暖かいなあ。
 
 午前10時前には、石清水八幡神社からいつもの可愛い巫女さんや雅楽のメンバーが揃う。ピーヒャラ、ピーヒャラと笛が響き、鉦がなり巫女さんがお神楽を舞い、厄払いや家内安全など諸事の願い事を祈願。いつものようにぼくは受付に座り時には追儺の矢を渡す役。
 秋の神幸祭のときに寄付をされた地元吉田の人たちを中心に家族そろって次々と参拝に来られる。吉田以外の人も毎年参拝に来られる方は顔見知りだ。今年もようこそお参りいただきましたと挨拶して、追儺の矢を渡す。午後には、祇園や先斗町の綺麗どころが鈴鹿可奈子さんの引率で仮装して参拝に。これをオバケというのです。華やかになり、参拝客は写真撮影。いつもありがとうございます。
 
 夕方6時からの「鬼やらい」といわれる追儺式を目当てに4時過ぎからは境内は人並みでいつものように埋まり始める。境内は超満員。6時前にはホラ貝が響く中、神楽岡町の保存会の人たちが扮した赤、黄、青の鬼が登場、「その儀式は、大舎人が黄金四つ目の仮面を被り、玄衣朱裳を着装し、盾矛をとりて方相氏となり、・子(しんし※人偏に辰)という小童を多数従え、陰陽師が祭文を奏し終えれば方相氏大声を発し盾を打つこと3度、群臣呼応して舞殿を巡ります。最後に上卿以下殿上人が桃弓で葦矢を放ち、疫鬼を追い払います。 平安京鎮護の神として、また全国の神を祀る社として、鬼すなわち悪神を追い払い諸人の不幸を除いて、人々の幸福と平和な生活を願います。」という儀式。
 午後10時ごろまで多くの参拝客で賑わいました。ありがとうございました。今年は金曜日で天気も良くて参拝客は去年より多かったかな。そしてご朱印をもらう人が長蛇の列。今までなかった傾向。流行しているのですな。
 
 午後10時には仕舞神楽で無事に一日目を終わり、帰途タコとケンタローに立ち寄り、タコ焼きの恵方巻きなるものを頂戴したよ。ケンタロ-君はアイデアマンや。明日も朝早いから早々に寝た。

●2月1日(木)

 今日から2月。明日から始める吉田神社の節分祭。参道や京大前には露店が並び始めた。

 午前中、京都を3日間留守にしていたので郵便物の整理やメールを見て返信などの雑務。

   <知事候補 西脇隆俊さん>

 午後議員団室に。知事候補の西脇隆俊氏がご挨拶に。西脇さんは大先輩の元市会議員の西脇尚一さんの御子息で洛星高校出身、東京大法学部卒。1979年に建設省に入省し、総合政策局長や官房長、国土交通審議官を経て、2016年6月から復興庁事務次官を務めた。昨年7月に退任し、同庁顧問の経歴。62歳。
 高校時代は野球部で鳴らしたという。また京都マラソンにも出ているスポーツマン。初対面だが小柄で温厚そうな感じで好印象。自民、公明、民進3党での選挙戦をすることになる。対立候補の名前はまだ上がっていないなあ。がんばりましょう!

   <18年度予算内示>

 その後、市長応接室で民進党議員団として、予算の内示ということで市長から2018年度の当初予算の概要説明、編成の思いを聴き、岡田副市長から説明。

 「現下の課題にしっかりと対応しつつ「未来を展望し挑戦する予算」を編成したとのこと。各項目のキャッチフレーズは、1、日本の“こころの創生”を牽引する「世界の文化首都・京都」の実現、2 京都の強みを最大限に活かした地域経済の更なる活性化、3市民のいのちと暮らしを守り,子育て・教育環境を一層の充実、4 参加と協働による地域の個性と活力あふれるまちづくり。

 また特徴は、明治150年ということで関連事業を展開したり、宿泊税を財源として充実・強化する取組などの説明も。一般会計の予算規模は7845億円。公営企業や特別会計を合計すると1兆7155億円。
 2月9日に議案が発送されて16日の本会議で提案説明されてここから審議が始まる。ぼくも23日の代表質問で質疑をする。
 
 夕方、福祉工房P&Pキャッチアップの新宮君が議員レポート早春号の印刷が上がったので持ってきてくれる。昨年一年間の市会の動きや日々の活動報告など8ページ。まあまあの出来でしょうか。ありがとう。これから発送作業を始めることに。
 
 夜はFBの書き込みなど。

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